ここから本文です
FDY家具デザイン研究所ブログ
背景はイギリス ハイウィカムチェアミュージャム 1996年頃

書庫全体表示

ウィンザーチェアの誕生
カントリーチェアにもう一つ独特なグループが現れました。小屋などで使用するシンプルな3本または4本脚のスツールが発展したもので、ソリッド(無垢)の座板の下から外側にコロビ(傾斜角)を付けてホゾ継ぎした脚と、上部には脚と同じようにスピンドルやスティックがホゾ継ぎされてその上にアームや笠木が加えられることによって大変貌をとげました。この工程がいつ始まったか明白ではないのですが、スティックバックチェアの原型となるものはあってもその証拠となるものはありません。最初にそれが出現した時にはその発展が明確に進んだ段階で外見上から今日言われるウィンザーチェアがすでに知られていたと言うことです。バッキンガムシャの地方で1720年〜30年ころには家具産業が定着していたということですので時代的に一致しています。トーマス・クリスピンによると、その地方にはブナの森が広がっていたし、沢山の生木が手に入りやすい状態にあったと言うことが1725年、ダニエル・ディフォーによって指摘されており、彼は‘バークシャーの森にはえた膨大なブナの森は、英国のどんなほかの地方よりもより豊かであったということを取り上げています。1666年にロンドンの大火災があり、考えるかぎりの生産が必要ななかでロンドンの代わりに生産個所が必要になっていったことが考えられます。また、ウインザーの地方が椅子の収積や船積みの基地としても便利であったということが考えられるし、テームズ川は椅子をロンドンへ運搬するための優れた運送機関として備えられていました。最初にご紹介した貴族たちのガーデンチェアは1725年にはポピュラーなガーデンチェアとして英国レファレンスに登場していたと言うことです。初期のころのウィンザーチェアがどういう形をしていたかは想像するしかありませんが、オックスフォード・ライブラリーに残る以下の椅子から想像することができます。
参照:
 
イメージ 1
ファンバック・ウィンザー・サイド・チェア
Evans G Nancy: AMERICAN WINDSOR CHAIR (HUDSON HILLS PRESS, 1996)
 
イメージ 2
ファンバック・ウィンザー・サイドチェア
Crispi Thomas: The English WINDSOR CHAIR (ALAN SUTTON, 1991)
  
イメージ 3
コム・バック ウィンザー・アームチェア
Crispi Thomas: The English WINDSOR CHAIR (ALAN SUTTON, 1991)

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事