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FDY家具デザイン研究所ブログ
背景はイギリス ハイウィカムチェアミュージャム 1996年頃

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大川家具職人塾

 この職人塾も4年を過ぎようとしています。大川に半世紀前まで存在していた職人集団の姿に近い集団が育ちつつあります。当初からのベテランの塾生を先頭に数名の塾生が次年度も続けることになります。多少大げさな表現になりますが、幕末のころの「適塾」では師匠は顔を出さなくともベテランの弟子達によってお互い切磋琢磨しあい成長していたと言われています。これまで経験者ということで募集してきましたが、来年度は若干名となりますが未経験者でも応募できるよう提案をさせていただきます。

2019年4月26日(金)締切
連絡先

〒831−0016福岡県大川市大字酒見早馬221−6
TEL:0944-86-2171
FAX:0944-88-1144
平成31年1月 年頭にあたり
 この職人塾も4年がたち各年間で一応の技術を身につけて終了していった塾生のほか当初より継続してきた塾生はベテランとして後輩の指導に携われるほどになっています。昔家具職人の町と言われた大川に存在していた職人集団に似た形ができつつあります。
 
大川家具の過去を振り返ってみますとかの太平洋戦争敗戦後急激な洋風化のもとで大川にもとから存在していた和風家具(主に婚礼家具)が姿を消して行きました。急速に洋風化して行く中央(主に東京)の市場をターゲットにした他の家具産地やメーカーから見ますと田舎風とかやぼったい家具と見なされ、欧風化の波に乗り遅れて取り残されていったと考えられます。その後バブル経済の破たん後衰退して行く家具業界の中で、大川では先人の努力によって見違えるような洗練されたデザインの家具が誕生して行きました。しかしそれは大量生産から多品種少量生産にシフトして行く商品の多様化とコストカットの競争でもありました。
 もともと大川の家具メーカー経営者には職人経験者が多く、昭和40年代ころまでの職人は立派な家具をつくるためにあることを誇りにしていました。職人にとってお金になるのは結果であって目的ではありませんでした。昔の経営者はそのことを理解しておりました。当時は作る側と売る側の分業が成り立っていたのです。だから職人はお金になることより自分の腕に誇りをもつことを優先することができたのでした。しかしある時期からホテルなどの大量注文が押し寄せる中で大規模経営のメーカーが誕生し、職人に代って機械が導入され大量生産のための利益追求型の企業へと変質して行きました。しかし作れば儲かる時代は過去のものとなってしまいました。高度な機械でしか表せないかっこうの良いデザインに対して機械では表せない職人の手による人間味豊かなものがあるはずです。職人の仕事はアナログでなければなりません。北欧家具のスタイルは向こうの道具と当地の広葉樹を加工した伝統的な家具を手本に考えられた工業デザインとして誕生しました。日本の家具スタイルは日本独特な引く式の道具のノコやカンナ、ノミを使い自国の木材を加工するなかからしか生まれません。その答えが職人塾に求められています。

以前,このブログで紹介したことのある民芸の創始者柳宗悦は昭和の初期に「手仕事の日本」の中ですでに次のように述べています。
西欧では機械の働きが余りに盛んで、手仕事の方は衰えてしまいました。・・・・・それで各国とも手の技を盛り返そうと努めております。
なぜ機械仕事と共に手仕事が必要なのでありましょうか。機械に依らなければ出来ない品物があると共に、機械では生まれないものが数々あるわけであります。凡てを機械に任せてしまうと、第一に国民的な特色あるものが乏しくなってきます。機械は世界のものを共通にしてしまう傾きがあります。それに残念なことに、機械はとかく利得のために用いられるので、出来る品物が粗末になりがちであります。それに人間が機械に使われてしまうためか、働く人からとかく悦びを奪ってしまいます。こういうことが禍いして、機械製品には良いものが少なくなってきました。これらの欠点を補うためには、どうしても手仕事が守られねばなりません。・・・・

      〃  民芸とは

平成30年度大川家具職人塾

第39回目、40回目
  平成30年度最終回
  第39回目
  平成31年3月23日(土
   第38回目
  平成31年3月24日(日)
   来期に向けてアームチェア、テーブルの製作に入った

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欅は堅くて重い
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アームチェア欅、背もたれの加工
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欅が堅くて重いということがあらためてわかった
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ウィンザースツールの完成
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アームチェア部品
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テーブルのはぎ合わせ
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次年度、テーブルと椅子製品模型
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平成30年度職人塾終了式
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第37回目、38回目
   第37回目
  平成31年3月9日(土
   第38回目
  平成31年3月10日(日)

 30年度職人塾も最終回に近くなり次年度の計画について話し合いを持ちました。当初始まったころは5年も続けられるものか未知の世界に挑むようなものでありました。しかし今年5年目を迎えるにあたり、いよいよ職人塾が現実を帯びて来たことを実感し確認することができました。過去4年間に磨いてきた技術を生かし作ったものをお客に買っていただけるものにしなければならないのであり、塾生自身の生活が成り立っよう援助する覚悟を持って臨むと言うことでもあります。したがって平成31年度はその最初の一歩として今年10月の大川家具の展示会に職人塾のブースを借り切り、それに向けて今まで以上にしっかりとした製品を作り、実際に販売できる製品にしていくことであります。要は、今年度平成31年度職人塾は生活をかけた真剣勝負になる覚悟をもって取り組んでいただきたいと言うことであります。
和風モダン(Japanese Modern)

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次年度製品化に向けた課題  アームチェア 1/5模型
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第35回目、36回目
  第35回目
  平成31年2月24日(土)
 第36回目
              2月24日(日


第33回目、34回目
 第33回目
  平成31年2月9日(土)
 第34回目
              2月10日(日

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ウィンザースツール脚
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カブリオール脚(猫脚)と後ろ脚
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カブリオール脚の加工
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カブリオール脚へのウィングの取り付け
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脚と貫(ストレッチャー)
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カブリオール脚(猫脚)
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 ゴールドスミスウインザーチェアシートとスティックの加工
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 第31回目、32回目
 第31回目
  平成31年1月26日(土)
 第32回目
       1月27日(日)

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ウィンザースツールカブリオール脚の加工
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旋盤によるストレッチャー(貫)の加工
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ゴールドスミスウィンザーチェアスティック削り
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 第29回目、第30回目
 第29回目
  平成31年1月12日(土)
 第30回目
       1月13日(日)

ウィンザースツール シート



ウィンザースツール クリノリンストレッチャー


ウィンザースツール カブリオール脚のフットの旋盤がけ

ゴールドスミスウィンザーチェアシート





平成30年度の平成31年1月からは制作日課の報告となっております。
制作プロセスに興味を抱かれる方は上記の
「職人塾過去作品制作プロセス記録」を参照下さい

 

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