かつては、出勤の支度をしつつ情報番組をながら見するのが日課だった。
そして、番組最後のコーナーを見届けてから、出掛けていた。
だけど今は、朝の情報番組とは無縁の生活を送っている。
私の生活パターンが変わったわけではない。
ネットの普及により、テレビとは疎遠になったが、全く見ないわけでもない。
朝っぱらから、「今日の双子座の運勢は最悪です」なんて言われたら、ブルーな気分のまま1日を過ごすことになる。
つまり、星占いの結果に1日の出鼻を挫かれることもある。
今はどうか知らないが、かつて朝の情報番組には星占いが付きものだった。
大抵の場合、番組の最後にコーナーが設けられていた。
1日の始まりからブルーになるのがイヤで、朝の情報番組を敬遠するようになった。
10連休の後半に突入した今日、令和になって初めての買い物をした。
正確に言うと、昨夜のネットショッピングが令和初になるのだが、店舗を訪れての買い物はこれが初めてだった。
ゴールデンウィークということで、何かしらのキャンペーンが実施されていた。
「このスクラッチを削ってみてください」
当たりの3文字が銀紙の下から現れた。
「おめでとうございます。景品はキティちゃんのランチボックスです」
アラフィフにキティちゃんは似つかわしくないが、悪い気はしなかった。
朝っぱらから悪く占われるのとは、真逆の気分だ。
令和となって初めてのクジ引きで、アタリが出た。
こいつは初っ端から縁起がいい。
幸先のいいスタートを切れた。
クジの結果が今後を保証するものではないと分かっていても、私にとって令和は最高の時代になるような気がしてならない。
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