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鹿島アントラーズが夢スコアで松本山雅を粉砕した。 |
仕事
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Iam not what I used to be.
中学生の頃に習ったと記憶している。 日本語訳は「私は以前の私ではない」。 だけど、実際の私は以前と何も変わっていない。 潮目と風向きが変わっただけ。 周りの見方が変わったに過ぎない。 かのマラドーナも、バルサでは雌伏の時を過ごした。 ミランで輝きを失いかけたR.バッジョは、ボローニャで蘇った。 神の化身とされるメッシでさえ、アルゼンチン代表ではパッとしない。 日ハム移籍でブレイクした大田泰示があのまま巨人に残っていたら、昨年オフあたりに戦力外通告を受けていたかもしれない。 この4月、私は新しいセクションに配属となった。 併せて、班長に昇格した。 私が新たに所属するセクションには、他に2人の班長がいる。 遅ればせながら、管理職の肩書きが付いた。 先日、3月まで所属していたセクションの観桜会兼歓送迎会に招かれた。 仮に「セクションA」としよう。 セクションAと業務上関係が深い団体の会員も出席していた。 「Aliveは、セクションAにきてから一皮向けたって評判だぞ」 団体の会長さんが言った。 謙遜が過ぎると場をシラけさせるので、次のように答えた。 「確かに、潮目は変わったかもしれませんね」 これが本当のところだ。 セクションAの前に所属していたセクションB時代と、私は何も変わっちゃいない。 環境が変わっただけ。 環境が変わると、同じようにやっているはずなのに、結果が変わる。 先述した4選手も、環境が結果を変えた。 どちらの環境においても、やっていることは同じだったに違いない。 にもかかわらず、結果には雲泥の差が生じる。 あのままセクションBに残っていたら、今回の昇格はなかったであろう。 人を評価することは難しい。 セクションBでは燻っていても、新天地では輝きを放つかもしれないし、その逆も考えられる。 環境は結果を大きく左右する。 結果が変わると、周囲の見方が変わる。 私自身はちっとも変わっていないにもかかわらず。 |
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「ダウンジャケット30%引き」の張り紙に釣られて、店内を覗いた。 少し遅めの昼食を摂った。 |
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会計を務める私に欠席の選択肢は用意されていなかった。 |
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今度の土曜日には、職場の親睦旅行が計画されている。
私は幹事の一人になっており、金曜日の夜も旅行の準備で残業どころではないだろう。 だからこそ、今日が頑張りどころだった。 なのに私は、当初の予定よりも3時間早く切り上げてしまった。 決して吉と出ないことは分かっていながら、先送りを選択した。 2月13日の会議で用いる資料の作成は、どうにか間に合った。 今度は、その資料に掲載したデータを元に、顧客へ通知を送る作業が控えている。 通知の発送は3月の上旬を予定している。 残された時間は約半月。 ただし、2月は短いから安穏としてはいられない。 私は今日も職場へと向かった。 休日出勤はもはや慣れっこだ。 通知発送にあたって、最も高い障害として立ちはだかっていたのは、複雑な差し込み印刷だった。 エクセルで作成したデータを、ワードの指定した位置に差し込んで印刷する。 単純な差し込み印刷のやり方は知っているが、一枚の通知に同じ種類のレコードを複数貼り付けるのは初めてだった。 「そんなことが本当にできるのか」 データを作成しているときから、悩んでいた。 このミッションの可否は、複数レコードの差し込みができるか否かにかかっていた。 私が所属するセクションが居を構えるフロアはガランとしていた。 遠くにGクンの姿が見えたけれど、集中しているようだったので、口の動きだけで「お疲れ」と声をかけた。 シーンと静まり返ったフロアに、パソコンのモーター音が響いた。 「ワード エクセル 差し込み印刷 複数」でググると、答えはいとも簡単に見つかった。 顧客に通知を送る目処が立った。 そう思った途端、ヤル気スイッチが完全に切れた。 何回押しても、どうにもならなかった。 3月上旬という、漠然とした締め切りも、悪い方に作用した。 「3月の10日頃までに送ればいいじゃないの」 私の中に巣食う悪魔が囁いた。 悪魔に同調はしなかったが、いくら気合いを入れ直そうとしても、一度下がったモチベーションは一向に上昇する気配を見せなかった。 一番の難関を突破する目処が立ったことで、私は安心してしまった。 17時までのつもりが、14時過ぎには職場を後にしていた。 |





