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11月17日付けの伊吹文科相の 「文部科学大臣からのお願い/未来ある君たちへ」 なる呼びかけをしらけて聞いていた人も多いのではないだろうか。 今国会では、権力を握っていれば、多数でありさえすれば何やってもよいとばかりに、与党が教育基本法改定案の採決を強行した。学校現場では、教育委員会や校長が懲戒権や職務命令権を振りかざして、「日の丸・君が代」を教員や生徒に強要している。 そうした中で、担当大臣である伊吹文科相は「弱いたちばの友だちや同級生をいじめるのは、はずかしいこと。仲間といっしょに友だちをいじめるのは、ひきょうなこと」などと呼びかけているのだ。 子どもたちの社会は大人たちの社会を反映するという。伊吹文科相は、えらそうに子どもたちに説教する前に、まず自らの行動を反省すべきだろう。 そもそも、いじめ問題で子どもたちに「いじめをやめろ」などと訴えても無意味だ。学校現場の抑圧的性格が子どもたちを追いつめ、その中のより弱い子どもたちに矛盾が集中しているのだから、まずそれをなくさなければならない。
新たな教育基本法の施行で、日の丸・君が代のいっそうの強制で、文科省や教育委員会の統制強化で、いじめはいっそう激しくなるだろう。 酷な言い方だが、子どもたちを死に追いやっているのは親たちなのだ。私たち一人一人は、自分の子どもを殺さないためになにをしたのか、学校現場での抑圧を軽減・解消するためになにをしたのか、自問しなければならない。それをせずに自分の子どもに自殺されたとしても自業自得なのだ。 |

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