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生きていると時に不愉快な思いをすることがあります。
そんなとき、あなたはどのタイプですか?
【暴君型】
殿様「予は不愉快じゃ、三太夫、なんとかしろ」
家老・三太夫「ははっ」
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三太夫「殿様はご不興だ、何か思い当たる節はないか?」
食事係「食事はすべてご機嫌で召し上がられましたが。そういえば途中で3度ほど箸をお止めになり…」
衣装係「気候に合った衣装を用意して、あっ、着せて差し上げた時にかすかに眉を御ひそめになったような」
気晴らし係「そういえば普段より3分ほど早く運動をおやめになったのが気になっておりました」
三太夫「うむ、お前達全員首じゃ」
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三太夫「ご不興とのこと、スタッフ全員入れ替えました」
殿様「何、あの衣装係は気に入っておったのにやめさせたとは許せん、三太夫責任を取って腹を召せ!」
かくして家老・三太夫もいなくなった
《教訓》ただ闇雲に不快を訴えるだけですと、かえって余計な不愉快を生むことがあります
【幼君型】
殿様「今日の天気は不愉快だのう」
家老・三太夫「ははっ」
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三太夫「殿様は天気が不快とおっしゃってる.何とかならないか」
衣装係「今の気温と湿度に最適な衣装ですが、暑いのか、寒いのか、それとも…」
気晴らし係「脇でたまたま聞いておりましたが、お殿様は今日はことのほか激しい運動をなさっていましたから」
三太夫「それじゃ! 諜者を呼べ!」
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(1時間後)
諜者「望遠鏡で観察しましたところ、確かにお殿様は汗をおかきでした」
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(1時間10分後)
衣装係「汗を拭くタオルとお召し替えをお持ちしました」
殿様「グシュン、遅い、何をしておった、寒気がとまらんぞ」
かくして殿様は風邪で3日寝込んだ
《教訓》不愉快の内容を正しく伝えないと解決に時間がかかるばかりでなく、思わぬ副作用も発生します
【凡君型】
殿様「今日の飯は少しまずかったな」
家老・三太夫「ははっ」
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三太夫「殿様は食事にご不満だ。どうなっている」
食事係「一流シェフの料理だからまずいはずが…今日の魚料理がお口に合わなかったのかも」
三太夫「では明日は肉料理に」
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翌日
三太夫「今日もご不満だった」
食事係「では明日は野菜料理に」
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3日目
三太夫「今日もご不満だった」
食事係「では、明日は中華風の味付けで」
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9日目
三太夫「今日もご不満だ、あとは味付けの濃さぐらいしか思いつかないが」
食事係「それです、きっと、明日は薄味にしてみましょう」
かくして殿様はようやく10日目に、自分好みの薄味の料理を食べることができた
《教訓》不満だけを訴えても満足に至るまでには時間がかかります
【名君型】
殿様「今日の朝食に出た塩鮭、少し塩気が強すぎた、焼き過ぎだったしな。予はどちらかというと鮭よりあじの干物が好きじゃ」
家老・三太夫「ははっ」
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三太夫「殿は、薄塩のあじの干物をご所望じゃ。焼きすぎないようにな」
食料係「ははっ」
かくして翌日、お殿様は軽くあぶった薄塩のアジの一夜干しで朝食を召し上がり、ご機嫌であった。メデタシ、メデタシ
《教訓》不満の内容を具体的に言うだけでなく何を望んでいるかもいうと解決は早まります
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ハートの女王「なに、またあのウサギめが、わけの分からぬ長ったらしい手紙を送りつけてきたとな。首をちょん切っておしまい!」
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