風の迷路

移転先:http://fermiumbay13.hatenablog.com/ ここはヤフーブログ終了に伴い12/15閉鎖します

全体表示

[ リスト ]

普通のサイコロを振ったら1〜6のどれかをランダムで与えることができますが、
それを使って1/7の確率を出すにはどうしたらいいか考えていました。
6面サイコロで7面サイコロと同じことをするということです。

まずは一番単純に、1/2の確率で表か裏になるコインで考えます。
1回投げるだけだと1/2の確率しか実現できないわけですが、
2回投げることにより、1/4の確率を実現できます。

(表, 表) → 1
(表, 裏) → 2
(裏, 表) → 3
(裏, 裏) → 4

それぞれは独立しているので、コインが2枚あったら同時に投げた方が効率的です。
こうすれば、表裏の2通りしかないコインで4面サイコロを実現できます。
3回投げれば8面、4回投げれば16面ですね。でも3面サイコロは実現できません。
そこで、こうすることにします。

(表, 表) → 1
(表, 裏) → 2
(裏, 表) → 3
(裏, 裏) → やりなおし

2回投げて両方とも裏だったら、やりなおすのです。
つまり、また2回投げます。これをずーっと繰り返します。
なんだか変に感じられやすいのですが、このとき例えば1になる確率は
1/4じゃなくて1/3になるのです。

じゃんけんのあいこの原理と同じですね。勝ち負けそれぞれ1/2の確率のはずなのに
実際には勝ち負けあいこの3通りだから勝つ確率は1/3じゃないか??
と思われますが、あいこになったらまた繰り返す、ということを続けるので
実際の確率は次のようになります。
1/3+2/3×1/3+(2/3)^2×1/3+…=1/2
決着がつくまであいこを繰り返すことにより、確率は上のような
無限級数の和として表現されます。これにより、勝つ確率は1/2となるのです。

上のコインも同じ理屈で、(裏, 裏)が出たらやり直すことにより、
(表, 表)が出る確率は1/3となるのです。


これをサイコロで適用しましょう。
サイコロは1〜6になるわけですが、2回振って6進数と考えれば
1〜36の数を表わすことができます。
1回目に出た目をa、2回目に出た目をbとしたとき
1+(a−1)+6(b−1)を計算したものを出た目とすりゃいいのですね。
例えば1回目に「4」、2回目に「3」が出たなら、
1+(4−1)+6(3−1)=16となるので、「16」が出たと考えればいいのです。

今回は7面サイコロを作りたいので、
このときの値が「1」〜「7」以外であればやりなおせばいいのです。
中々めんどくさいですね。
つまり「16」が出た場合はやりなおしてまた2回振るのです。
コインのときと比べて何度もやりなおすことになりますが、
あいこの原理と同じで、ちゃんと各目の出る確率は1/7になります。
これで、6面サイコロ2個を使って、7面サイコロを作ることができました。

同じような方法で、任意の面のサイコロを作ることが可能です。
例えば100面サイコロを作りたい場合は6面サイコロ2回では足らないので
3回投げるようにすればOKです。
6^3=216なので、1回目の目をa、2回目をb、3回目をcとして
1+(a−1)+6(b−1)+6^2 (c−1)を出た目と考えれば
「1」〜「216」を実現できますので、これは216面サイコロと同等になります。
216面もあったら、もう面とかないですね。ボールみたいです。
作りたいのは100面ですから、「101」以上が出たらやりなおし。
これを続けるようにすれば、100面サイコロが完成します。
各目の出る確率はちゃーんと1/100になります。

n面サイコロを作るには、c面サイコロをk=log[c](n)回(切り上げ)振り、
このときi回目に出た目をv[i]としたとき
1+Σ[i=1→k]c^(i-1)(v[i]−1)
をn面サイコロの出た目とすればよい。
もしこの値がnより大きい場合は、これをやりなおす


ですが気になるのは、やはり実用性でしょう。
6面サイコロで7面サイコロを作ることは可能ではありますが、
やりなおしがずーっと続いたら嫌になります。
そこで、だいたい何回ぐらい繰り返せばどれかの目になるのか期待値を求めます。
1×7/36+2×29/36×7/36+3×(29/36)^2×7/36+……
を計算すればいいことになりますね。
色々あってこれは36/7 回という何ともわかりやすい確率になります。
7/36の逆数ですね。平均約5.14回。多いんだが少ないんだかわかりませんね。
サイコロが2個あれば1度に2回ずつ振ればいいのでちょっとラクですが、
サイコロが1個しかない場合は倍振るので、10回ぐらい振ってやっと目が出ます。
やっぱりめんどくさいなぁ……

同じようにして6面サイコロ×3による100面サイコロの目が決まる期待値は
216/100 回≒2.16回となって、そんなに掛からないことがわかります。
直感的にも当然ですよね。7面サイコロと違ってやりなおしの幅が狭いです。

n面サイコロをc面サイコロで実現する場合、
c面サイコロをk=log[c](n)回(切り上げ)振ることになり、
このとき目が決まるまでに繰り返す試行回数は平均 c^k/n 回となる。

めんどくさいけど、実現はできるということでしょうね。
使えるのかなぁ。

追記:後でましな方法思いつきました。

閉じる コメント(2)

顔アイコン

サイコロから1/7を取りたい方へ

・サイコロを3回振る
・出目を偶数、奇数に分ける
・偶数=0、奇数=1とする
・3連続の偶数は無視して振り直す

以上で001〜111という7通りの2進数が取れます

001=1
010=2
011=3
100=4
101=5
110=6
111=7

2019/7/16(火) 午後 8:24 [ こんな古いページに今更コメントする馬鹿は俺です ]

顔アイコン

コメントありがとうございます すいません本記事、後で一般化しています:
https://blogs.yahoo.co.jp/fermiumbay2/40840499.html

6面サイコロを、奇数・偶数の2面サイコロと見立てた場合ですね。
ご提示いただいたように、3回振るのが最も効率がよいです。
2進数と見れば計算も特に要らず、扱いやすいですね。

2019/7/18(木) 午前 5:35 フェルミウム湾


.
検索 検索
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フェルミウム湾
フェルミウム湾
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事