はんのき日記 PART2

多く読み、多く見聞きし、自分で考え、少し発信します・・

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私は死刑制度には反対です。
なぜなら、人が人を裁くことに間違いがないとは言えないからです。
とくに昨今の冤罪の多さは,ますます裁判そのものへの不信感を強めます。
・・・などという理由は、まだまだ甘かった・・。

以下の週刊金曜日の記事を読んで、いよいよ死刑反対の意を強く固めました。
たとえ一人たりとも殺していなくても、「内乱罪」(政府をひっくり返したり、国家の安全を危うくした者を罰する法律)によって、死刑になりうるとは(!!)・・・恥ずかしながらこの歳まで知りませんでした。
「自分は絶対に人殺しなどの凶悪犯罪を犯さないから、死刑とは無縁。」などと呑気なことを言ってられません。  
“死刑の真の機能”は、そんな甘いものではない・・・。

               〜以下、転載〜

「・・・それにしても、かねて私が不思議でならないのは、『死刑』と『戦争』という二大国家悪をめぐり、とりわけ日本では、戦争には当然のごとく反対する人びとが、こと死刑については、雑ぱくな容認論を平然と口にし得ることなのです。」

「殺人が悪しきことであるなら、その加害者といえども、人為的に生命が奪われてよいはずなど、絶対にありません。しかも逃れようもなく周到に、死ぬことのみが『正義』であるとして。」

「むろん冤罪の可能性は常にあり、そしてまさに近代天皇制国家完成の策動としての空前のフレームアップ(政治的でっちあげ)たる『大逆事件』の例を引くまでもなく、国家が民衆を謀殺圧殺する具としてこそ、“死刑の真の機能”は存します。」

「仮に1名の死者も発生せずとも『死刑』が科せられ得【内乱罪】等の規定も明記されている現行刑法下、問題をいわゆる“凶悪犯罪”にのみ局限し、ひたすら「遺族の処罰感情」の処遇を挟んで重ねられる昨今の死刑論議の狭さ、低さに、私はこの国の特異な精神風土を見る思いがするのです。」

「私が死刑に反対するのは、・・・人命が法手続きとして断たれるという残忍と頽廃とを容認し難いためであり、国家が民の命を合法性を装って奪うという暴虐を阻止したいため・・・」

                 〜以上、転載〜 
        (週刊金曜日2008.5.16 702号「死刑制度という絶対悪、国家悪」より)


【大逆事件】:1910年、明治天皇暗殺計画を立てたということで、幸徳秋水ら12人が死刑、12人が無期懲役、数百人が逮捕された。この事件は社会主義者を一網打尽にするためのフレームアップだった。

【内乱罪】:刑法第77条。(未遂、予備も罰せられる)
  法文〜「国の統治機構を破壊し、又はその領土において国権を排除して権力を行使し、その他憲法に定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をした者は、内乱の罪とし、次の区別に従って処断する。
     一 首謀者は、死刑又は無期禁錮に処する。
     二 謀議に参与し、又は群集を指揮した者は無期又は三年以上の禁錮に処し、
       その他諸般の職務に従事した者は一年以上十年以下の禁錮に処する。」

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まったく異議ありません。

2008/7/19(土) 午後 0:33 [ yfq**494 ] 返信する

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私は死刑制度については確固とした意見は持てなかったのですが、最近の死刑の早まりとそれを支持する世論の大きさを見て恐くなっています。そこへ来てこの記事を読み、納得しました。「自分は絶対に人殺しなどの凶悪犯罪を犯さないから、死刑とは無縁。」と思っている人が圧倒的多数なんでしょう。でもその想像力の狭さ、薄さがもっと指摘されなければいけないのですね。

2008/7/20(日) 午後 11:36 gru**y_c*cli*t49 返信する

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yfq**494さん、こんにちは。権力を甘く見てはならないとあらためて肝に銘じています。

2008/7/21(月) 午前 11:19 [ どんぐり ] 返信する

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グランピーさん、こんにちは。凶悪犯罪の被害者の憤り悲しみが何度も何度もマスコミでとりあげられ、世論は・・・「凶悪犯罪、絶対に許さないぞ!」=「死刑制度必要」に方向付けられてしまっているような。
さらに国家権力が“合法性を装って”、市民の言論を封じ込めようとする動きが異様に目立つ今日この頃ですし。

2008/7/21(月) 午前 11:35 [ どんぐり ] 返信する

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こんばんは。グランピーさんも元気なんですね。マスコミの世論誘導的な報道は気になります。どこが儲かるのでしょうかね。

2008/7/21(月) 午後 10:38 tou*uhy**uchi* 返信する

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豆腐百珍さん、こんにちは。こののれん、なつかしい〜ですね。訪問いただきましてありがとうございます!
公安警察が暗躍し、事件が次々と捏造されていますし、来年から裁判員制度もスタートします。人ごとではないですね。

2008/7/23(水) 午後 10:28 [ どんぐり ] 返信する

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死刑制度の反対を述べるのなら多数の死刑制度存続派や被害者遺族が納得できる対案をもって説明してもらいたいもんです。
10人殺害した鬼畜を無期刑にして再びこの世に出すのですか?
冤罪と死刑制度の是非は別問題です。

2008/8/23(土) 午後 10:48 [ KAMESENNIN ] 返信する

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現在の裁判状況を見るにつけ、冤罪と死刑制度を別問題では考えられません。ましてや裁判員制度も始まるという中では。

2008/8/26(火) 午前 9:01 [ どんぐり ] 返信する

うーん・・・「冤罪が嫌だから死刑反対」と読み取れますね。でもこの解答では赤点です。それは、この解答の逆を返すと「冤罪の恐れがあるから犯罪者に自由を与える」となるからです。1人の冤罪者を出さない努力は買いますが、逆を返せば残り99人の犯罪者を自由にする事に繋がります。治安の面から選択したらどちらが良いでしょうか?1人の為に99人の犯罪者を野放しにするか、犯罪抑止の為の犠牲と割り切るか。無論、そんな単純な事ではないですが、極論、そこんじ辿り着く事を肝に銘じて置いて下さい。

2008/9/6(土) 午後 10:05 [ 辛抱しんちゃん ] 返信する

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間延びしたお返事で恐縮です。
「冤罪がいやだから」などという情緒的なことではなく、冤罪は絶対あってはならないのです。ましてや冤罪によって死刑になるなんて!!!「疑わしきは被告人の利益に」という根底をも覆す上記のコメント、信じられません。

2008/9/29(月) 午後 3:30 [ どんぐり ] 返信する

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