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戦争の原因!
戦争は誰が必要として起こすのか? 「三井物産の統計を細かく追及しているだけで戦争がなぜ起こったのかがわかる」 「天皇家は、戦争するたびにお金儲けしてきた」 《以下、「戦争案内〜映画制作現場 アジアからの報告〜」(高岩 仁著 映像文化協会)からのほぼ転載。》 フィリピンの歴史学者レナト・コンスタンティーノの指摘。 「日本の歴史書や歴史教科書をたくさん調べたが、今まで日本が行ってきたアジアに対する侵略戦争の張本人を、すべて軍人や政治家として描いている。しかし基本的に軍人や政治家は、金で操られた“操り人形”の役をしたに過ぎない。戦争を必要として計画して金で軍人や政治家を操って、莫大な利益を上げてきたのは、財閥・資本家たち。しかし、このことは日本の歴史書には書いてない。」 日本がたびたびアジアに対して起こした侵略戦争は、財閥・資本家が起こしたものであるとすれば、明治以来の財閥たちの動きを知らなければならない。 旧満州における三井物産の企業活動。 武力で植民地にした旧満州で、三井物産が我が物顔で企業活動している。 三井物産は、日本の軍隊が出かけていくずっと前から、中国に進出していて、支店網を張り巡らせ、日露戦争のときにはその支店網の情報を活用して、ロシアの軍艦の動きをキャッチして、いち早く日本軍にもたらし、日露戦争の勝利に大いに貢献している。 もちろん、日露戦争のときの武器の調達から運搬など、深く関わって利益を上げている。 (1876〜1940年の三井物産利益額の統計を見ると、戦争が起きるたびに利益がグンと跳ね上がっている) 辛亥革命の時には、政府側と革命側の両方に武器を売り込んだり、三井の大番頭といわれる森格は、革命側に武器をすべて無料で提供するから、もし革命が成功したときには、三井物産に特別の利権を保障しろと交渉していた。 明治以降の日本の政策(軍事も含めたすべての政治的な動き)は、基本的に財閥の意図のもとに動いていた・・。 ここで、明治以降の日本の歴史を大づかみに・・・。 明治維新以前、江戸時代には、士農工商という厳しい階級差別があり、大商人も社会的には低い地位に抑えられていた。 それが、明治維新によって、封建制の束縛から解放され、企業家たちは活発な企業活動を開始し、日本の経済は資本主義的に急成長する。 その中で三井物産などは、江戸時代から中国などへある程度進出していたが、基本的には国内の活動だった。 だから明治になって2〜30年もたつと、商品をつくっても国内市場ではさばけなくなってくるし、新たな投資の場も国内だけでは限りがあって、経済成長が横ばいになってきた。 さて、日本経済に発展が行き詰まっているその頃、海外視察から帰ってきた伊藤博文が、『世界の進歩と日本国民の自覚』という演題で、全国遊説している。 「今や世界各国は商工業の競争を世界的に行っており、そして最近の戦争は、単に領土を広げたり、国の名誉のためではなく、商工業の利益を世界的に拡充したり、その拡充を妨害されるのを防ぐために起こしている。日本も国内の団結を固め、世界の列強と争って商工業の発展をすることを、日本の基本方針としなければならない。そのために軍備を拡張して、商工業を中国や朝鮮、あるいは東南アジアにまで発展させなければならない。」(国会図書館に残されている原稿より) つまり、日本の経済発展のためには、戦争をして中国、朝鮮、東南アジアを植民地にし、資源と労働力と独占的な市場を獲得しなければならないということ。 この方針のとおり、日本は明治維新後着々と軍備を増強し、1894年の日清戦争以来、1904年日露戦争、1914年世界第一次大戦と、10年おきに戦争をしている。 そしてその戦争のたびに、台湾、朝鮮、満州と次々に植民地を獲得し、それをバネに経済成長している。 つづく
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