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昨日から今日にかけてのテレビの異様な改元報道に、気が滅いります。
前記事につづき、以下も、2006年2月の記事からです。
☆ ☆ ☆
きこさんが、第三子を妊娠されたとのこと、おめでとうございます。
小泉首相は、このタイミングで皇室典範改正を断念したようですが、
うーん残念・・・。
女系天皇を認めるか認めないか、と言う大きな分かれ道でしたが、
とりあえず今のままと言うことでしょう。
象徴天皇制は、再確認しますが、一夫一婦制で「理想の家庭」と
いうことが大前提にあります。
「男系男子による万世一系」にこだわるのであれば、
たとえ理想の家庭像は崩壊しても、一夫一婦多妾制と華族制度の復活が
必要となるのです。
この“大いなる矛盾”をとりあえず先延ばししようということでしょう。
さて、あまりマスコミでは取り上げていない宮中祭祀の問題。
宮中祭祀とは、主に皇居内の宮中三殿(賢所、皇霊殿、神殿)
で行われる天皇家の祭りのことです。
天皇が出席するものだけでも、年に25回以上あるそうです
・・私たち下々の者には知らされていませんが。
このうち天皇が自ら行う祭祀は、13個です。
新嘗祭、神嘗祭をはじめとして、元始祭、紀元節祭、神武天皇祭、
春秋二季の神殿祭、皇霊祭・・などなど(皇霊祭などは一般で言うところの
法事みたいなものか?)。
特に11月23日の新嘗祭は、最も重要で、女性は出席できません。
(大嘗祭は、天皇の代替わりの時に行われる即位してはじめての新嘗祭)
秋に収穫した穀物を皇祖神に供えて、一緒に食べるというこの祭祀では、
穀霊が女性とされています。
生産する力、生殖する力をそなえた女性の霊格とされるそうで、
だから、その祭祀を執り行う天皇は、男性でなくてはならないというわけです。
また、女性は汚らわしく、祭祀を執り行えないという価値観が宮中では
今なおあります。女性は、生理中(8日間)は宮中三殿に上がることはできません。
皇后は生理になると、どんな祭祀でも出席しないそうです。
こう見てくると、やはり女系は無理そうですね。
でも、もう一歩論を進めると、これら数々の祭祀のほとんどは、
明治になってから創られたという事実を私たちは、きちんと知るべきです。
天皇が自ら執り行う祭祀13個のうち、新嘗祭と神嘗祭以外の11個は、
明治期に新しく創られた!!(発明された)のです。
だから、女系・女性天皇に合わせて、また新しく“古式ゆかしい伝統”
を創ればいいのではないでしょうか。
皇室典範論議を先送りせず、女系をこの際、認めちゃいましょう。
そのほうが、まさこさんも踏ん切りがつくと思います。
女性皇族は、生理中は宮中祭祀に出席できない・・・これは、
女性を不浄のものと見なす価値観です。
宮中内では、今なおこういう価値観が、はびこっているようです。
天皇家では、女性が生理の場合、「汚らわしい」と、
お風呂は最後にされてしまうのかな?
我が家では、全く気にしないというか、生理なんだから、
なるべくきれいなお風呂がいいという考えです!
だから「一番風呂」にどんどん入ります!
「汚らわしい」なんて言わせません!!
さて、現天皇は1989年の即位の時に、「朝見の儀」において、
日本国憲法の遵守を誓いました。
この発言に、戦前のような天皇制の復活を望む人々は、がっかりしたそうです。
日本国憲法の遵守・・・つまり「国民主権の下での象徴天皇制」
を遵守するということです。
現天皇は、国民の意のままに従いますと、言っているのです。
皇室に対して、“理想の家庭像”を望む国民の声が、
圧倒的に多いわけですから、当然“理想の家庭像”優先で行くべきです。
「男系・男子・万世一系」優先は、“理想の家庭像”を崩壊させます。
まさこさんは、この「両立が超困難なこと」を求められ続けててきたわけで、
体調を崩してしまったのは、当然といえば当然です。
まさこさんは、もともとは健全でまっとうな価値観を持っていたと言うことでしょう。
天皇家に嫁ぐにあたっての読みは、残念ながら甘かったとしか言いようがありません。
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