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昨晩、9時からのNHKスペシャル『急増“働く貧困層”』は、「他人事ではないぞ」と本当に思いました。
高校生の息子がそばにいたので、「しっかり見ときな!明日は我が身だぞ」と、10時15分まで付き合わせました。
まじめに働いても働いても、貧しさから抜けられず、その日その日を不安を抱えつつ生きる人達が急増しています。
怠けているわけでも、けっして能力がないわけでもないのに、貧しさから抜け出せない・・・どころか、ますます貧しくなっていく・・・。
本人の努力不足だとか、自己責任だとか、そういう「突き放し方」ですむ問題ではないのです。
今後の日本社会の有り様にまで関わっていく問題・・・【ワーキングプアの急増】。
こういう番組を制作するのは、NHKならではでしょう。
NHKの問題はいろいろありますが、民放ではこういう番組は作らない(作れない)と思います(スポンサーに気兼ねして)。
それにしても、なぜこんな風になってしまっているんだろう??
その背景については、残念ながら、NHKの突っ込みは、弱かったように思います・・。
今さら私が指摘するまでもなく、これは、企業(経済界)の意図的な作戦だったわけです。
★1995年に日本経団連は、「新時代の日本的経営」という報告書を出しています。
その中で、「日本経済が不振に陥った原因は、国内の人件費が高いため」としています。
そして、今後は、雇用の形態を、以下の3パターンに分けると報告しました(つまり11年前に!!)。
(1)長期能力蓄積型・・・正社員(企業のリーダー)として終身雇用、十二分な待遇(社会保障充実)
ただし、ごく一握りの人数でよい
(2)高度専門能力活用型・・・スペシャリスト集団、プロ野球選手やプロゴルファーや芸術家のような働き方
(3)雇用柔軟型・・・派遣、アルバイト、パートなど、短期雇用、社会保障軽視(無し)
(企業からすると使い捨て感覚で)多くの人々をこれに充てる
11年経って、その通りに進んでいるではありませんか!!!
大企業は、景気が回復したそうです!!!
企業のモラルって何でしょう?
企業に誇りはあるんでしょうか?
企業の社会的責任って???
問うだけ無駄か・・・・。
400万世帯が、生活保護水準以下で暮らす今の日本の現状は、絶対おかしい!!
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