はんのき日記 PART2

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グリーンピースの鯨騒ぎについては、JanJan Newsでも「何らかの政治的圧力で大捜査に」と題して、取り上げられていましたので、以下に転載します(遅ればせながら〜トホホ)。


          http://www.news.janjan.jp/living/0806/0806200117/1.php

約40名もの捜査員を動員し、10時間にもおよぶ強制捜査の翌21日、星川淳(グリーンピース・ジャパン事務局長)氏、海渡雄一弁護士(東京共同法律事務所)はグリーンピース・ジャパン事務所で記者会見し、一連の経緯などを明らかにした。

そもそも逮捕された佐藤潤一さんと鈴木徹さんは、6月5日に東京地検と青森県警に上申書を提出し、窃盗容疑について詳細を明らかにしていた。
「証拠品」もすでに東京地検に提出している。船員たちの横領問題についても、担当検事は立件に前向きで熱心だった。

ところが何らかの大きな政治的圧力がかかり、横領問題は不起訴、グリーンピースは公安による<嫌がらせ>家宅捜索を10時間にもわたって受け、2人は出頭直前に逮捕された。
家宅捜査には3人のスタッフがなかば強制的に立ち合わされ、グリーンピースが20日に予定していた記者会見は中止を余儀なくされた。

合同捜査本部は6台のパソコンと80点の書類を押収、窃盗などの容疑と直接関係しない物まで持っていった。
東京地検に2人が提出した横領問題の告発状や、東京地検と青森県警に出した上申書まで持って行った。
すでに出しているものを押収してどうする。

海渡弁護士が21日に語ったように、2人の逮捕や、グリーンピース・ジャパン事務所、スタッフ自宅の家宅捜査などはその必要性が疑わしい。
2人に逃亡や証拠隠滅の恐れもない。
横領鯨肉<プレミアくじら>を売って儲けたわけでもなく、窃盗罪が成立するかどうかも疑わしい(将来、いわゆる不当判決は出るのかもしれないので私も気が抜けない)。

より問題なのは横領鯨肉<プレミアくじら>の方だ。
グリーンピース・ジャパンが証拠品を確保するまで、水産庁は「お土産」の慣行すら把握していなかった。
問題発覚後も、水産庁、日本鯨類研究所、共同船舶の説明は2転3転する。3者の方に家宅捜索・強制捜査が必要だったと思うのは筆者だけだろうか。

問題発覚以後、さまざまな圧力にも関わらず、グリーンピース・ジャパンへの情報提供(内部告発)はつづいている。
日本の調査捕鯨は、南氷洋に鯨肉を捨て、クジラの病変をロクに調べず、クジラの解体スタッフは横領鯨肉<プレミアくじら>で御殿を建てるという。
問題の幕引きを許してはならない。

今回のグリーンピース・ジャパンの“鯨さわぎ”(笑)は、私にとっては‘たかが鯨、されど鯨’という感じで、どうにも気になります。
捕鯨問題についてこれまでまったく無知でしたが、少し調べただけでも、これはやっぱり匂いますね〜。

世間一般には、この事件は「段ボール一箱を盗んだ、けしからん、窃盗罪に当たる」ということです。
・・・であるなら、逆になぜここまでの「大捜査」になるのでしょうか?
捜査は治安を担当する公安部が中心となり、陣容も青森県警と警視庁の合同捜査本部という大規模なのです。
段ボールを盗んだ二人のメンバーは、証拠隠滅や逃亡の恐れがないにもかかわらず、書類送検ではなく、逮捕されました。
やはり匂いすぎるのです。


それで、7月6日に天木直人氏が「グリーンピース鯨肉事件を幕引きさせるな」というタイトルで、ブログに載せていましたので、以下に転載します。

           http://www.amakiblog.com/archives/2008/07/06/

・・・特に今回グリーンピースのメンバーがとった行為は、たとえそれが、彼らの言う「大きな正義」を追及するための「小悪」だとしても、やはりまずかったと思う。
権力の怖さを甘く見てはいけない。
世論をなめてはいけない。
グリーンピース鯨肉事件は、すべてはグリーンピースの窃盗行為が悪い、という形で幕引きが図られてしまった。
そう思っていた。

  ところが、7月7日の日刊ゲンダイは、次のような大きなニュースを流した。

  ・・・鯨肉は本当に土産用のものだったのか。どうやらそればかりではなさそうだ。その量が土産用にしては多すぎる。その上、長期保存用の仕様は、明らかに闇市場での販売を目的にしたものの疑い濃厚だ・・・
というのである。
しかもこの問題は、7月2日に都内で行われた公開討論会で取り上げられ、保坂展人議員(社民党)や谷岡郁子議員(民主党)が、「国政調査権を発動してでも徹底的に真相を解明すべき」だと語ったという。

私は、もっぱら、調査捕鯨と偽って商業捕鯨をしていた水産庁の国際法違反疑惑を追及してきた。
しかし、この事件で浮上してきたのは、公共財産の着服、横領疑惑である。
それが事実であれば大問題だ。
天下り機関の横領、着服がいたるところで問題になっている御時世である。
もし一人でも鯨肉横流しで売上金を私物、私用している者がいたとしたら、大事件となる。
この疑惑が明らかにされた以上、そして日刊ゲンダイがすでに報じた以上、大手新聞がこの問題を調査、報道しなければウソである。

さもなければ、単なる怠慢か、水産庁とデキている、ということだ。
どうやら私の指摘したように、水産庁は危険な賭けに出てしまった。

そしてそれに負ける危険性が出てきた。

グリーンピース鯨肉事件を幕引きさせてはならない。

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