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今回のグリーンピース・ジャパンの“鯨さわぎ”(笑)は、私にとっては‘たかが鯨、されど鯨’という感じで、どうにも気になります。
捕鯨問題についてこれまでまったく無知でしたが、少し調べただけでも、これはやっぱり匂いますね〜。
世間一般には、この事件は「段ボール一箱を盗んだ、けしからん、窃盗罪に当たる」ということです。
・・・であるなら、逆になぜここまでの「大捜査」になるのでしょうか?
捜査は治安を担当する公安部が中心となり、陣容も青森県警と警視庁の合同捜査本部という大規模なのです。
段ボールを盗んだ二人のメンバーは、証拠隠滅や逃亡の恐れがないにもかかわらず、書類送検ではなく、逮捕されました。
やはり匂いすぎるのです。
それで、7月6日に天木直人氏が「グリーンピース鯨肉事件を幕引きさせるな」というタイトルで、ブログに載せていましたので、以下に転載します。
http://www.amakiblog.com/archives/2008/07/06/
・・・特に今回グリーンピースのメンバーがとった行為は、たとえそれが、彼らの言う「大きな正義」を追及するための「小悪」だとしても、やはりまずかったと思う。
権力の怖さを甘く見てはいけない。
世論をなめてはいけない。
グリーンピース鯨肉事件は、すべてはグリーンピースの窃盗行為が悪い、という形で幕引きが図られてしまった。
そう思っていた。
ところが、7月7日の日刊ゲンダイは、次のような大きなニュースを流した。
・・・鯨肉は本当に土産用のものだったのか。どうやらそればかりではなさそうだ。その量が土産用にしては多すぎる。その上、長期保存用の仕様は、明らかに闇市場での販売を目的にしたものの疑い濃厚だ・・・
というのである。
しかもこの問題は、7月2日に都内で行われた公開討論会で取り上げられ、保坂展人議員(社民党)や谷岡郁子議員(民主党)が、「国政調査権を発動してでも徹底的に真相を解明すべき」だと語ったという。
私は、もっぱら、調査捕鯨と偽って商業捕鯨をしていた水産庁の国際法違反疑惑を追及してきた。
しかし、この事件で浮上してきたのは、公共財産の着服、横領疑惑である。
それが事実であれば大問題だ。
天下り機関の横領、着服がいたるところで問題になっている御時世である。
もし一人でも鯨肉横流しで売上金を私物、私用している者がいたとしたら、大事件となる。
この疑惑が明らかにされた以上、そして日刊ゲンダイがすでに報じた以上、大手新聞がこの問題を調査、報道しなければウソである。
さもなければ、単なる怠慢か、水産庁とデキている、ということだ。
どうやら私の指摘したように、水産庁は危険な賭けに出てしまった。
そしてそれに負ける危険性が出てきた。
グリーンピース鯨肉事件を幕引きさせてはならない。
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