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高視聴率をずっとキープし続けるNHK大河ドラマ「篤姫」。
きっと私が毎週欠かさず見ているからだ(笑)。
このドラマの原作という宮尾登美子著の「天璋院篤姫」は、昨年の暮れにすでに読んでいるけれど、かなり原作とドラマでは違っている。
ドラマの篤姫は、とってもけなげで素敵すぎる!
家定との心温まるやり取りは、恋愛ドラマそのもの。
それに毎回篤姫が身につける豪華な衣装も、優雅な大奥の世界を想像させ、目を楽しませてくれる。
このままの雰囲気で行っちゃうのだろうか?
ここまで高視聴率だと引くに引けないかも(と、心配になってくる・・苦笑)。
さて、最近ぼちぼち読み進めているのが、島崎藤村の「夜明け前」。
いつも寝る前の5〜10分間で、すぐ眠くなってしまうので、なかなかはかどらないのだが。
これは「篤姫」とほぼ同時代の明治維新前後(嘉永元年から明治19年までの大変革期)の物語。
(ちなみに篤姫は嘉永元年に14歳、明治16年没)
「篤姫」は言うまでもなく、支配者層のトップ達の物語だけれど、「夜明け前」は、当時の庶民の立場から明治維新という動乱期を描いている。
主人公青山半蔵は、木曽街道の宿場町馬籠の本陣庄屋問屋に生きる庶民だ(しかし、庶民とはいえ、農民ではなく村の小役人のような立場)。
大奥からでなく、木曾街道から描く明治維新動乱期に興味が湧き読み始めたが、案の定、描く視点が違うと同じ歴史でもまったく別世界だ。
「夜明け前」の方が先に話が進んでいる。
ペリーの来航や江戸の大地震が街道に沿って伝わってきたり、幕府の改革で、参勤交代をやめると街道筋にどんな影響が出るか?話題になったり。
家茂の御台所となる和宮のお輿入れ大行列で、木曽の宿場町もてんてこ舞い。
世の中の動乱期に生きる主人公半蔵の苦悩は、これから始まるようだ。
ドラマに合わせて、年末までに読み終えるつもりで、あせらずじっくりと読んでいこう。
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