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25万通におよぶ外交文書の公開のうち、5000通ぐらいある(?)という日本関連の内容も、近いうちに見られるのだろうと私は何となく思っていました。
でも、そういうことではないらしいです。
池田香代子さんのブログに次のような記事が・・・。
「面白いことに、ウィキリークスは内部にかつて世界の高級紙で仕事をしていたジャーナリストを擁するだけでなく、入手した情報を信頼できる外部のメディアに検証してもらってから公開するのだそうです。アメリカはニューヨークタイムス紙です。・・・イギリスはガーディアン紙」
じゃあ日本は何新聞だろう??と思ったら・・・続けて池田氏は次のように述べています。
「日本情報がまとまったかたちではなく、アメリカ情報のついでのようにしか出てこないのは、日本には検証を任せられる信頼性の高いジャーナリズムはないと、ウィキリークスが判断しているからだ、という噂には笑えません。日本には御用ジャーナリズムしかないと見られている、ということだからです。『東京新聞いかがでしょうか、琉球新報と沖縄タイムスもありますけど。ニューヨークタイムスだって地方紙でしょう』とウィキリークスに言えたらなあ・・・ウィキリークスの登場によって引導を渡されると思われていた現存ジャーナリズムですが、むしろウィキリークスは信頼できる新聞による検証なしには活動しないし、できないのだ、ウィキリークスはテレビではなくやはり新聞を選んだのだとわかって、面白いと思いました」
(http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51509391.htmlより)
この池田氏の文章を読んでから、あらためて以下の朝日新聞の社説(2010.12.9)を読むと、「ウィキに見初めてもらえるように、朝日さんがんばって〜!!」と応援したくなります(笑)。
「外交公電の大量公開では、ウィキリークスから情報提供を受けた英ガーディアンや仏ルモンドなど欧米の新聞や雑誌は、それぞれが文書の内容と信頼性を吟味したうえで報道した。原時点までこのネットとメディアの協業は、読者に公益性を感じさせ、民主主義に資する情報を流通させる役割を果たしているのではないか」
さらに、12月11日の朝日のオピニオン面では、茂木崇氏が・・
「ウィキリークスが自らのサイトで公開する生の文書を読んでも、何が重要なポイントかわからない人は多いだろう。既存メディアが情報を整理し、文脈を解き明かす作業が必要だ。NYタイムズのウィキリークス報道のように、1日2ページ以上の深い分析を連日載せ続けられるだけのたくましい知性が求められる」
・・・と、実質的に朝日を叱咤激励しています!
この間、海老蔵報道に明け暮れ、ウィキリークスどころではなかった日本のマスコミ・ジャーナリズムにつける薬はあるのでしょうか。
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