はんのき日記 PART2

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先日、オランダで暮らす息子からびっくりするエピソードを聞きました。
さすが“talk and talk and talk ”(熟議)の国、オランダです。
学生である息子は、オランダ北部の田舎町で4人定員の
格安シェアハウスに住んでいます。
大学から近く、光熱費とWi-Fi込みで、家賃は日本円にして約3万円。
その一部屋に空きができたそうで、オーナーによると、その部屋に60人
のネット申し込みがあったといいます。
大学の先生でもあるオーナーは、まずネット上で60人から10人に絞りました。
そしてここからが驚きなのですが、オーナーの提案により、その10人を
5人ずつ二晩かけてシェアハウスに招いたそうです。
息子達3人は、彼らと顔をつき合わせて話し合いました。
長時間の熟議(面談)の結果、息子達は1人を選出しオーナーに報告しました。
引っ越してきた新メンバーは、息子達とスムーズに暮らし始めているそうです。
ちなみに日本人は息子1人で、他の3人はオランダ人です。
息子がいるときは、皆が英語で話してくれるそうです。

さらについ最近、洗濯機が故障したそうで、それを修理に出すか、
新品または中古を買うか、その費用はオーナーも含めて割り勘に
するかどうかで熟議中だそうです。
「この間ずっと話し合いを続けているよ。実家が近い子は実家で洗濯してくる。
皆が納得するまで話し合うんだよ。多数決なんか取らないね。
でも手洗いするのが大変なのでそろそろ決めたいね」
と、息子が苦笑いしながらスカイプで話していました。

「多数決なんか取らない」・・これが象徴的です。
ひるがえって日本は、悲しいかな〜【民主主義=多数決】という間違った
思い込みに支配されています。
本来は、【民主主義=熟議=合意形成】のはずなのに。
日本の国会は、とくに安倍政権は、政府側が論議を軽視・無視して、数に
まかせて熟議に至らないまま、多数決で物事を決めています。
しかも強権的な意味合いの強い法案ほど、強行採決という熟議(=民主主義)
に反する手法を使って成立させています。

多数決とは、熟議の末どうしても決まらないとき、そのままでは物事が
前に進まないので、便宜上こうしようという“仮決め”でしかないのです。
多数決で決まったことが絶対に正しいということはありません。
つまり、100人のうち99人が賛成したことでも、反対した1人の意見
がじつは正しいこともありえるのです!!
だから多数派はとくに『謙虚さ』が大切なのです。
誰も完ぺきな人間はいません。相手の意見を聞いて、自らの考えの間違い
に気づき、考えが変容することもあるのです。
ですからこの一人ひとりの変容を認めない「党議拘束」は、もってのほかです。

長くなりそうなので、今日はここまでにします〜。

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