はんのき日記 PART2

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世論調査などによれば、天皇制を支持する人が約8割だそうです。
マスコミはもちろん世間でも、天皇制批判はずっとタブー。

私は個人的には、明仁さん、美智子さんの誠実そうな人柄を好ましいと
は思ってます。でも、だからといって象徴天皇制という日本と米国の
支配層にとって好都合なシステムを良しとすることはできません。
天皇制は、米国による日本への“間接統治”の便利な道具立て(モノ)です。
天皇家の人々に、人権はありません(特権はある)。
「モノ」とは、人間扱いされていないということです。
天皇制を支持する人たちは、いつまで天皇家の人々をモノ(人形)扱い
していくのでしょうか???
天皇・皇后の「個人的な人柄」と天皇制という「間接統治の仕組み」とを
混同してはいけないでしょう。

天皇や皇后の、最近の度重なる真摯な護憲発言は、憲法を土足で
踏みつける安倍首相の言動に危機感を抱いてのことです。
戦争放棄(武装放棄)とひきかえに天皇制は残されました(国体の護持)。
天皇家の人々にとっては、日本国憲法の平和主義(戦争放棄)は、
自らの生存基盤そのものなのです。

先日の日米トップ4人(2プラス2)による合意で、
もはや日米安全保障条約も、平和憲法も、実質的に改定(白紙に?)
されてしまったようなものです。
今後、米国はシームレスに日本を“直接統治”していくのでしょうか。
その場合、米国にとり、天皇制という道具は、もはやどうでもよい「モノ」
なのかもしれません。米国の一存でどうにでもなる天皇家は、
日本一の親米家(従米家)でもあるわけです。

逆に、先日の拙記事 http://blogs.yahoo.co.jp/ff6988m/63798292.html
の中で記した、天皇や皇室の人たちへの忖度が引き起こすことの危険性は、
支配層の思惑により、今後ますます大きなものとなっていくかもしれません。
どちらに転んでも、天皇家は八方塞がりです。


以下は、天木直人氏のメルマガ2015年5月7日号より

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「米国に利用された象徴天皇制」をバラした毎日新聞の真意は何か
===========================================================

5月4日の毎日新聞が、特集連載「日本国憲法 制定過程をたどる」の
2回目の記事の中で、昭和天皇はマッカーサーの米国によって戦争責任
を無罪放免された、という昭和史の秘話を書いた。

この事は、いまや知る人は知っているが、それでもまだ多くの国民は
知らないタブーである。
一昔前なら、決して新聞などで明かされるような話ではない。

私が昭和天皇とマッカーサーの関係の「不都合な事実」をはじめて詳
しく知ったのは、豊下楢彦氏の秀作「安保条約の成立過程ー吉田外交と
天皇外交」(岩波新書)だった。
ちなみにその著書には、東京裁判を乗り切った昭和天皇は、その直後
にもうひとつの恐怖、つまりスターリンの共産主義革命の恐怖に襲わ
れ、この恐怖から逃れるために昭和天皇はマッカーサーに在日米軍によ
る防衛を乞うたという、もう一つの「不都合な真実」が語られている
が、さすがに毎日新聞はそのことには触れていない。

いずれにしても、毎日新聞が、戦争放棄と象徴天皇制がセットになって
GHQによって昭和憲法に盛り込まれた事を、このタイミングで書い
た事に私は驚いた。
そして思った。なぜこんな事を書いたのかと。
ひょっとして、このような米国による押しつけ憲法だから、我々は自
らの手で憲法を書き直すべきだと言いたかったのか。

あるいはそれとは真逆で、天皇制を守るために実は日本の当時の指導
者もそれを喜んで受け入れた、そんな日本にとっても都合のいい憲法を
変えるべきではない、と言いたかったのか。

実は、私が憲法を一字一句変えてはいけないと考え始めた大きな理由
の一つがここにある。
つまり、我々日本国民は、平和憲法の成立過程について知らない事が
多すぎるのだ。
そして、いまではかなりのことが明らかにされたが、それでもまだ隠
されている事は多く残っている。
なによりも、日本国民はほとんどそれらの歴史を知らないままだ。
そのような状態の中で憲法を変えて歴史の真実を消し去ってはいけない。

私は憲法を未来永劫変えるなというつもりはない。
しかし、少なくとも日本国民が憲法の成立過程と米国の関与を十分知
るようになるまでは、そして平和の大切さについて意識を成熟させるま
では、憲法を変えてはいけないと思う。

もし憲法を一事でも変えてしまったら、その時点で憲法は新しい憲法
となり、次々と変えられて行くことになる。
そしてそのような修正と共に、我々がもっともっと知らなくてはなら
ない昭和の歴史が葬り去られていく。
そうあってはならないと思うからだ。
昭和憲法は、我々の意識がもっともっと成熟しないうちは一字一句変
えてはいけないのである(了)

転載元転載元: はんのき日記 PART2

今さら私などが指摘するまでもないことですが、
元号は、権力者が人々のその時間をも支配する巧妙なシステムです。
テレビをつけると「平成最後の〜〜」のオンパレードで、
本当に気分が悪くなりますょ・・・。
5月1日以降は、「令和最初の〜〜」があちこちで聞かれることでしょう。
それにしても、「令和」がまさに、安倍の一声で、3月27日に提案され、
ドタバタでチャッチャと決まったとは・・・。何という軽さ。
あまりにも馬鹿馬鹿しい〜!
(もちろん重ければ良いということではなく)

以下は、本日の天木直人氏のメルマガです。

【「令和」は安倍首相と中西進氏の合作だったことを認めた読売】 

私が元号「令和」について書くのはこれが最後だ。
読売新聞が令和決定の背景についての特集記事を三回に分けて連載を始めた。
その第一回である「令和改元 上」がきのう4月27日に掲載された。
そこには、今年3月の時点で、安倍首相が、古谷一之官房副長官補が
挙げてきた新元号案のリストを見た上で、「ほかにも元号案を出して
もらえないか」と難色を示したと書かれている。

新元号決定日が4月1日と差し迫った中で、古谷官房副長官補が
土壇場で頼ったのが万葉集研究の第一人者として知られる中西進国際
日本文化研究センター名誉教授だったと書かれている。

そして、3月27日に新元号についての極秘会議が首相、菅官房長官、
杉田和博官房副長官らの出席のもとに開かれ、古谷官房副長官が新た
に取りまとめた案が説明され、その中に中西進氏が政府の追加依頼に
応じて考案した「令和」があったという。

かくて「令和」4月は1日の懇談会に示された6案の一つとなり、
懇談会ではほぼ全員が令和を推して決まったのだ。
読売新聞が4月1日2日に行った世論調査で、62%が令和に
「好感を持っている」と答えた事を知った安倍首相は、
「大成功だ」と手放しで喜んだという。

以上が、読売新聞の令和決定に至る検証記事の概要である。

これを要するに、令和は安倍首相と中西進氏の合作であり、
発表された4月1日のわずか3日前に安倍首相の一声で決まった
ということである。
これがすべてだ。
それにしても、ここまで詳しく読売新聞が令和決定の経緯を公開して憚らない。
誰もそれを批判しない。
驚くべきことである(了)

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