はんのき日記 PART2

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夏の初めに、中古本屋で、それぞれ105円で買い込んだ2冊をようやく読み終えました。
ずっしりと重い2冊の本を格安で入手出来たときは、うれしくてルンルン気分!
以下の2冊、どちらも十分に読み甲斐がありました!
   ★「ネアンデルタール」 ジョン・ダーントン著 ソニー・マガジンズ  (定価1800円)
   ★「OUT」 桐野夏生 講談社  (定価2000円) 

活字中毒の私の場合、ほとんどは近所の図書館で、本を物色します。
そのとき話題になっている作品は、文庫本か新書版なら買うこともありますが、それ以上の値段の場合、ちょっと手が出ません。
なので、中古本屋のお世話にけっこうなってしまっています。

最初にとりかかったのは、「ネアンデルタール」。
すでに絶滅したというネアンデルタール人が、生きている。
私たちホモ・サピエンスは言語能力を持って、他とのコミュニケーションをはかってきた。
しかし、彼らは言語をもたない、その代わりに、他人の視覚、思いを読み取る能力がある。
殺生をしない穏やかな暮らしに生きるネアンデルタール人たちと、戦うことを覚えてしまったネアンデルタール人たち。
ホモ・サピエンスがネアンデルタールとの戦いで、勝ったのは、「欺瞞」を使いこなしたから・・。
奥深い嘘をつけるからホモ・サピエンスが、地球上の支配者となった?
いったい文明の進歩って何だろう?

途中から平行して、読み始めた「OUT」。
そういえば、私は全く知らなかったのだが、「ネアンデルタール」も「OUT」も、映画化されたそうで。
「OUT」は、真夏の怪談話か??
おばさんたちが、死体を切り刻むという「仕事」に・・。
血なまぐさい!!凄まじい話が続くのだが、なぜか後を引く。
そういえば〜、どちらの本も存分に血なまぐさい話では、ある。

結局、先に読了したのは、ぐんぐん読まずにはいられなくなった「OUT」の方。
「ネアンデルタール」も、最後の最後まで緊迫感があり、楽しめました!!

ホリエモンが「沈まぬ太陽」を読んで感動し、御巣鷹山に登ったって?!
なるほど、この本を読めば、そんな気になってもおかしくはありません。

山崎豊子の長編小説「沈まぬ太陽」は、ずっしりと深く感動できる、ズバリ!!すばらしい作品です。
まだ、お読みになっていないという方、“この機会に”(というのも変ですが・・笑)ぜひ御一読を!

私がこの本に出会ったのは、数年前、図書館です。
この本のことは、出版当初から知ってはいましたが、【重いテーマでしかも長編】です・・・・
気合い入れないと読めないかな?と思ってずっと避けていました(笑)。
でも、ある日、試しに一巻だけを借りてみました。
意外にも、出だしは、アフリカでのサファリのことからでした。
主人公恩地の生き様が、ぐいぐい描かれ、ストーリー性抜群!とにかく面白い!!
2日間ぐらいで一気に、一巻を読み終えてしまい、すぐに二巻と三巻を借りにいってしまったのを覚えています。

  一巻・・・アフリカ編 上
  二巻・・・アフリカ編 下
  三巻・・・御巣鷹山編
  四巻・・・会長室編 上
  五巻・・・会長室編 下

空の事故では、最大の被害者を出した日航機墜落事故。
それをモデルとした、ほとんどノンフィクションかと思われるほどの詳しい記述に圧倒されつつ、しかもそのストーリー性に引っ張られて、あっという間に二巻三巻も読了。
さあ、四巻五巻だー!!と気合い入れて図書館に行くと、四巻が借りられてました。
待ちきれず、四巻だけは、なんと文庫版(新潮文庫)を買ってしまいました!

安全が第一のはずの、人の生命に直結する航空会社の内情が、ここまで赤裸々に作品化されるとは・・。
作家山崎豊子は、この作品のために、アフリカにも渡り、航空機事故の被害者にも会い、様々な資料に当たったそうです(生半可ではないそのエネルギーに脱帽!!)。
経営者側の理不尽な人事に振り回されながらも、信念を貫き通す主人公恩地の生き方に、ホリエモンが
どこまで「感動」したのかなあ〜。

この本は、読書としての醍醐味も味わえ、「人としてどう生きるのか?」というテーマも、真摯に考えさせられる良書です。

追悼 茨木のり子さん

     自分の感受性くらい
   
   ぱさぱさに乾いてゆく心を
   ひとのせいにはするな
   みずから水やりを怠っておいて

   気難かしくなってきたのを
   友人のせいにはするな
   しなやかさを失ったのはどちらなのか

   苛立つのを
   近親のせいにはするな
   何もかも下手だったのはわたくし

   初心消えかかるのを
   暮しのせいにはするな
   そもそもが ひよわな志にすぎなかった
   
   駄目なことの一切を
   時代のせいにはするな
   わずかに光る尊厳の放棄

   自分の感受性ぐらい
   自分で守れ
   ばかものよ
        
              「自分の感受性ぐらい」 茨木のり子 花神社 より

先日、詩人の茨木のり子さんが亡くなられました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
この詩は、知る人ぞ知る彼女の代表作(と私は思ってます)です。
何回読んでも、そのたびに、わがままで頑固な私の心に響いてきます。
(横書きで載せてしまい、失礼なことと思っています)   

国家防衛のために、もっときちんとした軍備をしよう!と、お考えの人にこういう本を読んでもらいたーい!!
 「森と魚と激戦地」 (清水靖子著 北斗出版)

この本の内容は、前半と後半に分かれています。
前半は、第2次世界大戦中のこと。
戦場となった太平洋の島々で、日本軍が行った現地の人たちへの、残忍、残虐な行為が淡々とつづられています。
次のページをめくるのに、勇気がいるほど、日本軍の虐殺、略奪行為が私の目に飛び込んできます。
なぜ、人間は、ここまで他者に対して、残忍なことができるのか?
戦争という極限状態での為せる業なのか?
特に、日本軍の残虐性は、他の国々の軍と比べても酷すぎる。
捕虜に対しての人命尊重の教育が、日本軍には為されていなかったのでは?
(皇軍としての日本軍にその理由がありそうです)

後半は、現在のことが書かれています。
戦時中ではない!現在のこと!
これまた酷いよー!!
たとえばこんな内容・・・「かつて戦場を駆けめぐった日本の戦車が、コマツや三菱であった・・・そして、今、森を駆けめぐって、樹を伐っているブルトーザーもコマツや三菱だ」 「赤道を越えて運ばれてきた千年の生命を宿す丸太は、日本の森の木よりも安値で売られる。衣食住の糧である森を奪われた村々には、雀の涙ほどの伐採権料が落ちるか落ちないか。取り返しのつかない貧困への悪循環が進む。」
今も昔も変わらない。
太平洋の島々の人たちへのむごい仕打ち・・・今の私たちがしていること。

我が息子たちに読んでもらいたい本が、また一つ増えた・・・

2週間に1度、本を借りに通っているいつもの市立図書館で、いつものように書架を巡っている時、“この本”に出会いました。
 「ミュータント・メッセージ」(マルロ・モーガン著 角川書店)
これほどの衝撃と感動と気づきを、私に与えてくれた本は、他にはないかなー!!

  どんな内容か、紹介します・・・・
アメリカのとある女性(著者が50歳の時)が、オーストラリアで、先住民アボリジニと数ヶ月間にわたって旅をした、体験談です。
彼女は、自ら進んでアボリジニの人たちの中に入っていったのではなく、半ば強制連行されるように、あれよあれよという間に、気がついたら、彼らと旅を続けざるを得ないこととなっていました。
彼女が、体験する出来事は、どちらかというと淡々と語られていますが、その一つ一つの出来事の重みに圧倒されます。
オーストラリアの大都市は、すべて海岸沿いにあり、彼女たちが歩いて旅したのは、アウトバック(オーストラリアの内陸地で、荒涼とした荒れ地、砂漠が何千平方キロメートルも広がっている)です。
そんな広大な荒れ地を、食料を持たずに旅します。
行くところ行くところ必ず自然の恵みがありますが、それは、彼らのとびぬけた聴力、視力、嗅覚そして自然と一体であるという確固とした信念があってのことです。
とまどいと不安のあった彼女が、日一日と彼らと寝食を共にしていくうちに、「人間は、本来こんな生き方をしていたんだ。」ということに気づき、学び、成長していきます。
ミュータントとは、“異種”、つまり「本来の有様から道をはずしてしまった人々・・・文明人」をさします。
アボリジニの人々から見ると、文明というものをどっさり抱え込んでしまった私たちは、ミュータントなのです。
“世界で最も頑固な人種で未開の野蛮人”として、アボリジニは、“人類としてまぎれもなく低い位置に格付け”されてきましたが、彼らの賢く、思慮深い、そして豊かな楽しい暮らしぶりこそ、まぎれもない事実です。
「彼らが、オーストラリアに少なくとも5万年前からいることは、科学者も知っている。5万年間も彼らが、森林を滅ぼすことも、水を汚染することもなく、動物や植物の種を絶滅させることも、ゴミで汚すこともなく、その間ずっと豊かな食べ物と日陰を与えられてきたのは、驚きというほかはない。彼らは、よく笑い、泣くことはめったにない。彼らは健康で生産的な人生を長く生き、精神的な土台にも揺るぎがない。」
約200ページという、この小さな本に込められた数々のメッセージの重みに、圧倒され続けながら、私は読み進めました。
そして、この本の終末に、なぜ彼女を半ば無理やりこの旅に同行させたか、その目的が、彼らの族長より語られます。
その内容は・・・・・・是非、皆さん、この本を読んでみてください。
もったいぶった言い方ですが、この本を最初から読んでからでないと、族長のメッセージは、とても軽々しいものになってしまいそうなので・・・。
とにかく、現代社会が抱えている諸問題(環境、政治、宗教、教育、平和、健康など)の解決の糸口が見つかるような気がします。
一人でも多くの人が、このメッセージ、「ミュータント・メッセージ」を受け取っていけば、まだ間に合うかもしれません。

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