はんのき日記 PART2

多く読み、多く見聞きし、自分で考え、少し発信します・・

原子力発電

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全81ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

   ――新崎原発の事故から10年後、除染しても除染しても線量の減ら
   ない関東平野に、世界中の放射性廃棄物を貯蔵する施設が設置された。
   施設と言いながらも、コスト削減のために建屋は設けられず、野ざらし
   で、コンクリートキャストがいくつもいくつも並んでいるだけ・・・・
   首都高の高架下には、続々とキャスクが並べられていく。
   ちょうどそれは、新崎原発の事故によって急性放射性障害やその後の
   甲状腺がんなどで亡くなった者たちの墓標のようでもあった。
   
   一応、名目的には最終処分場ではなく、最終処分するまでの間の中間
   貯蔵施設ということにはなっているが、世界の原子力発電所の放射性
   廃棄物の最終処分場を、事実上、一手に引き受けている・・・・
   そんな三流国として生きていくしか、日本に道は残されていなかったのだ。
   
   日本国内の残りの原発も、引き続き次の事故を目指して稼働していた。
   日村は経済産業事務次官を経て、近畿電力の代表取締役副社長に天下って
   いた。小島は関東電力の会長に収まっていた。
   赤沢は加部のあとを継いで総理を務め、その後、政界を引退していた。
   守下は出世コースから大きく外れ、定年間際のスタッフ職として、原子力
   発電の検査官を務めていた。

   家が朽ち果ててもシロアリは生き残る。
   日本が放射能汚染にまみれても、電力マネーに群がる政治家や官僚は生き
   残る・・・・。2度の原発事故を起こしても原発推進は止まらない。
   それが「電力モンスター・システム」の復元力だった。
       
        ☆    ☆    ☆    ☆

上記は、「東京ブラックアウト」(若杉冽  講談社)の最後の一節です。
福島原発事故のあと、日本は懲りもせず再び過酷事故を起こしてしまう設定に
なっています。この本を読んで何よりゾッとしたのは、ここに描かれていること
は、けっしてフィクションではないということです!
いま再稼働にひた走る日本では、近未来、東京ブラックアウトがほぼ確実に現実
のものとなります。その“時"が、少し早いか遅いかの違いです。
地震列島上に、現在9基が稼働中です。九州4基、関西4基、四国1基。
3月15日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めた
住民たちの仮処分申し立てが却下されました。

ヒロシマ・ナガサキ〜ビキニ水爆実験〜フクシマ〜〜
何度も何度も被曝を繰り返しつづける国は、世界の中で、唯一日本だけ・・・。
やっぱり日本は、スゴイ国なのか?!

3.11から8年

再び3月11日が巡ってきます。
今日はすっきりと晴れ渡った青空でした。
そして本日も福島第一原発からは、放射性物質がダダ漏れ中です。
しかも現在、漏出量が昨年の2倍に増えているそうです。

私は20年前に、福島第二原発を見学しました。
そのとき東京電力の説明係が「5重の壁によって放射能は絶対に(!!)
外部へ漏れません」と言いました。
しかし8年前の3月11日、あっけなく5重の壁は崩壊しました。
放射性物質の存在を見て見ぬふりする「食べて応援」は、あまりにも罪深い!

あの日からもう8年が経つのですね。
津波被害に遭った方々から比べれば、たいしたことないと言われそうですが、
この8年間で我が家も一つひとつを選択しながら、大きく変わりました。
長男は関西に就職し家庭を持ちました。次男は今海外にいます。

先日、国会中継をラジオで聞いていました。
森ゆう子議員の「核のゴミの廃棄場所さえ見つからないのに、
原発再稼働を進めるのか?」の質問に対し、
安倍首相は「今後も原発を推進する」と迷うことなく答弁しました。
過酷なフクシマを経験してもなお、原発を止められない日本。
原子力発電(核の平和利用)が核兵器技術の温存(核の軍事利用)の
隠れ蓑であることは、公然の秘密でしょう。
しかし、地震が頻発する日本列島での原発再稼働は、
国民の生命・財産を確実に奪います。日本滅亡への最短コースです。

安倍の国会答弁を聞きながら、私は20年以上も前のことを思い出しました。

・・・その日は家族4人で立山連峰の3003メートルの雄山の頂上を
目指し登っていましたが、あいにくの悪天候でした。
夏山とはいえ、冷たい雨と強風にさらされながらの登山は、
大人でもきつかったのです。先を行く中学生くらいのグループの中の男子が
半分べそをかいていました。途中の山小屋で休憩したあと、再び私たちは
一歩一歩頂上を目指していましたが、寒さと視界の悪さがいよいよ増す中で、
それまで我慢強く頑張っていた5歳の次男が突然「もう、戻ろう!」と言いました。
「せっかく来たのだから登るしかない」と思い込んでいた私と夫は、
その一言でハッと我に返り、もと来た道を戻り下山したのでした。
あのまま登り続けていたらどうなっていただろうと、今でも思い出します。
生命の危険を知らせてくれた息子の言葉は忘れられません。


愚行とも言える「原発推進への道」をひた走る安倍政権。
いつまた大きな地震が起きてもおかしくない中、原発の中止を望む
のは当然です。それでなくても廃炉には時間がかかります。
多くの脱原発の声が安倍首相の耳には届かないのでしょうか。
もう間に合わないかもしれませんが、安倍には「戻る」という選択を望みます。

イメージ

「radio isotope」放射性同位元素で治療という意味でしょうか。甲状腺ガンのお子さんが「独房」のような部屋に入っていて、食事も小さな扉から入れるそうです。看護師も母親も中に入れない。

子どもはガンを叩くために、放射性同位元素を含むタブレットを飲むのだそうです。

そして、辛くて嘔吐します。

嘔吐しても、看護師が被曝するのを避けるために、子どもが自分自身で、その吐瀉物を始末するのです。

お母さんは、苦しむ我が子をガラス越しに見る。
でも、背中をさすってあげることすらできない。

この話を、いわき市から東京へ避難されたお母さんが声を震わせて話すのを聞いて涙が止まりませんでした。
私がこの話を誰かに話す時も、
また、この投稿文を書いてる今この瞬間も、涙があふれて止まりません。

この地獄を作り出したのは誰なのか。
また、繰り返すかもしれない環境を作ろうとしてるのは誰なのか。

転載元転載元: 情報収集中&放電中

2月6日、東京新聞の投稿欄に、以下の投書が掲載されました。
一読して、「いや〜な気分」にさせられました。
投稿主は「放射線災害での差別をなくすためには、放射線教育が必要」
と言っています。6年前の福島原発事故を「放射線災害」と位置づけています。
あの事故は、東京電力による「放射性物質まき散らし事件」です!!
自然災害ではないのです。津波や地震によって被害に遭われた人々は「被災者」
ですが、原発事故によりよけいな被曝をさせられた人々は、「被害者」なのです。
「放射線災害」という言い方は、東京電力や国という加害者の存在を隠します。
(投稿主が意図的に隠そうとしているのかは不明ですが)
理不尽な事件にもかかわらず、国も東京電力も誰もいまだ責任をとっていません。
加害者らは何ひとつ責任をとらずにのうのうと過ごしています。
それどころか、国は避難生活を送る人々の住居の補助を打ち切ろうとしています。
これはさらなる加害行為です。いじめですよ!差別ですよ!
投稿主の「差別をなくそう」は、この事故を引き起こした加害者にむかってこそ
言わなければなりません。話をすり替えてはいけません。
前置きが長くなりました。以下、東京新聞より転載します。     

     【復興に放射線教育を】    澤野豊明(医師)
   福島県南相馬市で医師として働きだして3年になる。
   最近、福島から避難した子どもたちが避難先の横浜や千葉で
   いじめに遭っていたというニュースを見聞きし、残念な気持ち
   になった。というのも私は横浜出身で、千葉大学を卒業後、
   被災地で医療をしたいとの思いから、地震・津波・原発事故の
   被災地にある南相馬市立総合病院で働くことを決めたからだ。
   私は、このような差別の背景には教育の不足があると考える。
   外部・内部被曝量は、それぞれ空間線量と経口摂取した食物の
   線量によって決まる。つまり、被曝した人が近くにいても、
   それが伝染することはない。正しい知識があれば「放射能・菌が
   うつる」といった発言は滑稽に聞こえる。
   原発事故当初、南相馬では被曝への恐れから過剰に水や食べ物
   を避けたり、屋外活動を避ける方が多かった。当院の坪倉正治
   医師は県内の小学生やその保護者に対する放射線教育を続けてい
   る。また除染作業員には、被曝量がほぼゼロなのに「おれは
   放射線で死ぬ」と言う人もおり、私は昨年から彼らを対象とした
   健康啓発活動を続けている。
   こうした地道な取り組みが徐々に成果を上げている。
   2012年夏から被曝検診での検出者はほぼ出なくなり、放射線
   を過剰に心配する住民や除染作業員は減少した。
   しかし、放射線災害の大半は風評被害といわれて久しいのに、
   いまだに差別はなくならない。これは、放射線に関する正しい
   知識が国民の間で共有されていないからだ。
   差別をなくすため必要なのは、十分な教育体制である。
   放射線教育なくして、福島の復興はない。
                      (転載ここまで)


投稿主は南相馬の病院に勤務する医師です。彼は国や東京電力の責任を
問わずに、話を人々の「差別問題」にすり替えています。
私は20年前に福島第二原発の建屋内部を見学し、原子炉の真上を歩きました。
東京電力の案内係は、核燃料は五重の壁に守られているから絶対に外部に
漏れず安全だとくりかえし説明しました。しかし6年前に、五重の壁は壊れ、
原子炉からは様々な種類の放射性物質が外部へ放出されました。

我が家の庭の土を土壌検査した結果、福島由来の放射性物質が確認されました。
外部に漏れ出てはいけないはずの物質が、現在も私たちが日々暮らす場所の
あちこちに、剥き出しのままに存在するのです。
原発から放出された放射性物質は、海・川・空・大地を汚染し、
人間だけでなく、そこに棲むたくさんの生き物たちも被曝させました。
上記投稿によれば、いまだに「過剰に」水や食べものを心配する私は、
風評被害をあおる差別主義者になると思います。

「3.11以前から、日常的に自然界の放射線によって被曝しながら生活して
いるのだから、福島原発から放出された放射性物質のことなど気にするな」と
いう意見もあります。しかし、病院のレントゲン室の放射線源も、宇宙と大地
からの放射線の放射線源も、剥き出しのままで存在していません。海中に存在
するウランはバラバラの状態であり、体内で集中被曝を引き起こす“微粒子”
を形成していません。バナナに含まれるカリウム40は、生物の進化の過程で、
体内で一定の濃度を保つようになっています。

「被曝検診での検出者はほぼ出なくなり」とありますが、これは人体の外に
飛び出す放射線(γ線)だけを測定するWBC(ホールボディカウンター)検査
でしょう。体内の内部被曝で問題となるβ線やα線の存在はカウントされて
いません。「被曝量がほぼゼロ」は、読者を誤誘導させます(故意か)。
放射線の線量測定のみに視点を当ててしまうと、大地・空・海・川にまき散ら
されてしまった放射性物質のリアルな存在を見落とすことになります。
「放射線教育」よりも「放射線源となる放射性物質」を学び健康被害を防ぐ
ことが、福島の復興につながると思います。

あの事故は「放射線災害」ではなく、加害者のいる事件です。
風評被害を防ぎ差別をなくすためにも、このことを確認しなければなりません。

デブリなのか?

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

    ケロ爺 ‏@kero_jiji
  東電から公表された画像が見辛いので
  見易い様に画像処理してみた
 3枚目は圧力容器の底かな…

     ↑    ↑
コメントも4枚の写真もツイッターから拝借しました。
どろどろに融け落ちてしまった核燃料(デブリ)だとすると、
映像で捉えられたのは初めてだそうですが・・。

マスコミではほとんど報じなくなってしまったので、福島原発事故はもう過去の
ことと勘違いしている人が多いけれど、実際はほとんど手つかずのままに
ただひたすら核燃料デブリがあるらしいところへ注水し、冷やし続けているだけです。
だから汚染水は、果てしなく増え続け、その保管ももう限界に近づきつつあります。
そうなれば、海へ放出するしかないのです。
すでに雨水や地下水などと混ざって、太平洋へと汚染水は出て行っていますが。
私は放射能ヒステリーなので、太平洋で採れたという魚介類を口にする勇気が
ありません。日本海側もどうやら怪しいですね・・。

全81ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
どんぐり
どんぐり
女性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

過去の記事一覧

標準グループ

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事