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私は、今まで「国」という言葉を、その中身をあいまいにしたまま、なんとなく使ってきてしまいました。
それで、英語を手がかりに、とりあえず以下の4つに「国」の中身を整理したわけです。(2/22、語ろう憲法【5】より)。
government,state・・・国家権力、統治(権)、政治、政府、内閣、統治のシステム
nation・・・・・・・・ひとまとまりの政治的統一体、国民、国家(とくに近代以降)
country・・・・・・・故郷、祖国、いなか、人々(家族)
land・・・・・・・・・国土(日本列島)、自然環境
ここで確認しますが、「国を愛する」といった時の「国」とは何でしょう?
それは、landであり、 countryであり、 nationなのだと思います。
governmentや stateは、愛情の対象にはなりえません。
つまり、たとえば政府与党の政策を愛する(愛さない)、小泉首相を愛する(愛さない)とは、普通言わないわけで・・・。
政府与党の政策を支持する(支持しない)、小泉首相を支持する(支持しない)と、私たちは普通言っていますよね(もちろん小泉首相を愛してもいいわけで・・人それぞれですから)。
そして、もし政府のやっていることに、納得がいかない時は、異議申し立てをするのは当然です。
極めつけは、国のやっていることにどうしても納得がいかないで、「国」を相手どって裁判を起こす人もいることです。
モチ!彼らに、国を愛しているかどうかを問うなんて・・・ナンセンス!!
さて「日の丸」「君が代」のことなんですけど・・・やっぱり・・・
(愛情の対象にはなりえない)governmentや stateへの、『帰属心・忠誠心を涵養するのための道具立て』だと思います。
とくに学校現場(卒業式や入学式など)における「日の丸」「君が代」(バックに天皇がちらつく)は、効果的な道具立てです。
だから、国家権力の出先機関である教育委員会の先生方は、国旗・国歌としての「日の丸」「君が代」をなんとしても強制したいわけで・・・愛国心にかこつけて・・・・。
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