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『いつの日か、国民が天皇制をやめることに決めてくれたら、
この人たち(皇室の方たち)は解放され、普通の人並みの人権を手にすることができよう。
海外旅行も恋愛も就職も自己主張も、好きなところで静かにくらす自由も享受できるであろう。
それを妨げているのは日本国民自身だといえる。
象徴天皇を何かというと利用している口先愛国者たちのエゴと、
皇室崇拝のあげく皇族を金縛りにしているのに気づかないマスコミや
一部国民の押しつけがましい善意と、
漠然と自分たちの安定に役立つだろうと考え、
天皇制度を黙認している国民多数の無関心のせいだと思う。』
「日の沈む国へ」(色川大吉著 小学館)P.99〜
『それにしても大変なご苦労だと思う。
民間から皇室に入るのは、ご苦労というよりも、残酷といっていいような状態だ。
美智子さまは失語症になり、雅子さまは適応障害になった。
最近の週刊誌では、「離婚」という言葉も出ている。
皇室にとっては「離婚」という言葉はタブーだ。
絶対にありえない、あってはならないという意味で、タブーだった。
しかし、少し前から、新聞記者はよく言っていた。
「雅子さまは離婚したがっている」と。
・・・「皇后になったら離婚できない。だから皇太子妃である今のうちに」と思っているらしい。
・・・実は、女帝反対論者にも、そうしてもらった方(まさこさんと皇太子の離婚)がいいと
内心思っている人がいる。
「皇室に入った女性の第一の役目は男の子を産むことだ。それが出来ないのならば去るべきだ」と言う。
でも余りに非情で、残忍な言葉だったから、活字になることはなかった。
ところが、そのタブーも解かれ、「離婚」も週刊誌では堂々と論じられている。
・・・天皇を熱烈に尊崇している右翼の先生に聞いたことがある。
「民間から皇室に入る時代になった。先生の娘さんがそうなったらどうしますか」と。
「光栄ですよ」と言うのかと思ったら、違う。
「かわいい娘をあんな不自由な所にやれるか!」と言う。
唖然とした。
・・・皇室のお仕事は大変なお仕事、残酷なお仕事だ。
それを国民は強制している。
そして、「やめないでくれ」「皇室をずっと続けてくれ」と言っている。』
「愛国者は信用できるか」(鈴木邦男著 講談社現代新書)P.175〜
そもそも!!生身の生きた人間が、一国の象徴であり続けるのには、やはり無理があります。
まさこさんが身を以て、それを訴えています。
もう何年も心の病にかかっているんですよ〜。
これがどんなに異常で残酷なことか・・・、でも、みんな「おかわいそうに」ぐらいで済ませています。
まあ本心で心配しているのは、まさこさんの両親ぐらいでしょう。
日本の象徴だったら、“富士山”とか、平和のシンボルでもある“鳩”とかでいいのではないでしょうか?
あまりに非人間的、不自然な象徴天皇制、つまり女性を傷つけ犠牲にすることを前提にしたこのシステムは、為政者にとって都合がいいから、温存されているのだと思います。
まさこさんの心の病は、今のままでは、治癒する見込みはないでしょう。
みんな、見て見ぬふり・・(皇室ブランドにあこがれる人達にしたって、他人事ですからねぇ)。
まさこさんのキャリア、ものすごかったんですよ〜、ああもったいない〜(私は、特にこの点を強調したいのです、同性として)。
私の考えを結論から言ってしまえば、天皇家は“文化法人”にでもなって、京都でのんびりと暮らしてもらえばいいな〜、ということです。
皇室御用達(皇室ブランド)商品を販売したり、2600年の伝統に惚れ込んでいる方々から寄付金を募ったりすれば、十分生計を立てられるでしょう。
そうなった場合、天皇一族の家風が、どんなに男尊女卑であろうと、神がかり的な祭祀に明け暮れようと、私はもちろん知ったこっちゃありません(プライバシーの問題ですから)。
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