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きこさんが、第三子を妊娠されたとのこと、おめでとうございます。
小泉首相は、このタイミングで皇室典範改正を断念したようですが、うーん残念・・・。
女系天皇を認めるか認めないか、と言う大きな分かれ道でしたが、とりあえず今のままと言うことでしょう。
象徴天皇制は、再確認しますが、一夫一婦制で「理想の家庭」ということが大前提にあります。
「男系男子による万世一系」にこだわるのであれば、たとえ理想の家庭像は崩壊しても、一夫一婦多妾制と華族制度の復活が必要となるのです。
この“大いなる矛盾”をとりあえず先延ばししようということでしょう。
さて、あまりマスコミでは取り上げていない宮中祭祀の問題。
宮中祭祀とは、主に皇居内の宮中三殿(賢所、皇霊殿、神殿)で行われる天皇家の祭りのことです。
天皇が出席するものだけでも、年に25回以上あるそうです・・・私たち下々の者には知らされていませんが。
このうち天皇が自ら行う祭祀は、13個です。
新嘗祭、神嘗祭をはじめとして、元始祭、紀元節祭、神武天皇祭、春秋二季の神殿祭、皇霊祭・・などなど(皇霊祭などは一般で言うところの法事みたいなものか?)。
特に11月23日の新嘗祭は、最も重要で、女性は出席できません。
(大嘗祭は、天皇の代替わりの時に行われる即位してはじめての新嘗祭)
秋に収穫した穀物を皇祖神に供えて、一緒に食べるというこの祭祀では、穀霊が女性とされています。
生産する力、生殖する力をそなえた女性の霊格とされるそうで、だから、その祭祀を執り行う天皇は、男性でなくてはならないというわけです。
また、女性は汚らわしく、祭祀を執り行えないという価値観が宮中では今なおあります。
女性は、生理中(8日間)は宮中三殿に上がることはできません。
皇后は生理になると、どんな祭祀でも出席しないそうです。
こう見てくると、やはり女系は無理そうですね。
でも、もう一歩論を進めると、これら数々の祭祀のほとんどは、明治になってから創られたという事実を私たちは、きちんと知るべきです。
天皇が自ら執り行う祭祀13個のうち、新嘗祭と神嘗祭以外の11個は、明治期に新しく創られた!!(発明された)のです。
だから、女系・女性天皇に合わせて、また新しく“古式ゆかしい伝統”を創ればいいのではないでしょうか。
皇室典範論議を先送りせず、女系をこの際、認めちゃいましょう。
そのほうが、まさこさんも踏ん切りがつくと思います。
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