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「政府案のように教育基本法を変えると、日本の教育はよくなると思いますか?」 |

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こんにちは、ゲストさん
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「政府案のように教育基本法を変えると、日本の教育はよくなると思いますか?」 |
「艱難に勝る教育なし」-----ギリシャの箴言と記憶している。 教育は観念ではない。頭脳だけでもない。実践であり正義である。「人格の向上」と「社会の繁栄」と「世界の平和」の源泉こそ、教育の本義であると私は思う。 かつて内村鑑三は、近代日本の教育が”艱難を避ける方法”を授け、才子ばかりをつくっていると嘆いた。本来、教育は”艱難に打ち勝つ力”を育むものでなければならない。 昨今、教育改革が政治日程に上るなか、小泉政権の下でも「教育基本法」の見直しが論議されている。 私自身は、拙速は慎むべきであると考える。基本法の眼目である「人格の完成」など、そこに掲げられた普遍的な理念は、教育の本義に則ったものであり、新しい世紀にも、十分、通用するからだ。 たしかに、基本法がうたう「人格」や「個性」は抽象的だという指摘もある。しかし、憲法に準ずる基本法の性格を考えれば、抽象性ゆえの普遍性は、むしろメリットとして、大いに生かせるのではなかろうか。 第一に、「グローバリゼーション(地球一体化)」は、とどめようのない時流である。そこでは、国益と同時に人類益への目配りが欠かせない。普遍的かつ世界市民的な視野を養うことが、ますます重要になる。 第二に、「教育勅語」に盛られたような具体的な徳目は、基本法の性格になじまないと思う。法文化されれば、必然的に権威主義的な色彩を帯びてしまうからだ。 現代は、あらゆる既成の権威が色あせ、家族という人類最古の共同体までも”ゆらぎ”に直面してい る。その底流を直視せずに、教訓的な徳目を並べても、復古調の押しつけとして反発されるだけだ。 もとより私は、日本の歴史や伝統文化を軽んずるのではない。逆である。 軍部権力と対決して獄死した、ある卓越した教育者は「慈愛、好意、友誼、親切、真摯、質朴等の高尚なる心情の涵養は、郷里を外にして容易に得ることはできない」と述べた。地域や郷土に根ざした固有の文化や伝統を尊重してこそ、豊かな人格の土台も築かれる。 ただ、そうした心情の涵養、人格の形成は、外からの「押しつけ」ではなく、徹して「内発的」に成されるべきである。 周知のように、基本法は、アメリカのデューイの教育哲学と親近している。デューイも内発的な精神性を重視し、それを引き出すものこそ教育であり、「人間は、教育によって人間となる」と断じた。「内発」こそキーワードでなければなるまい。 私自身、教育を生涯の事業として取り組んできた。すべての子どもの生命にある「伸びゆく力」と「想像力」を開花させるのは、やはり教育の現場、また家庭や地域における、人格と人格の触発以外にない。 目指すべきは「教育のための社会」である。社会のために教育があるのではない。教育のために社会があり、国家がある。発想を大きく転換して、21世紀こそ、子どもたちが「生きる歓び」に輝く世紀としていきたい。 大胆に改革を提唱する小泉純一郎首相も、教育に関する発言は、まだ少ないのではないかという印象を国民は受けている。 未来のために最も重要であり、世界の平和と文化の創造の根本であり、人間が人間として幸福になるための真髄である教育を、ぜひ、忘れないでいただきたい。
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日本全国津々浦々の小中学校に配布されている「心のノート」( http://blogs.yahoo.co.jp/ff6988m/41542379.html を参照)。 |
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★ 娘さんが定時制高校に通っている友人からのお便りを紹介します。★ |
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"愛国心"とは、こんな卑劣な"心"なのでしょうか。「教育基本法」改正案について、札幌の中学生が安倍総理に、「反対の声明文」を送ったところ、「匿名の大人」から「抗議文」が届きました。15歳の"自由な意見"に"脅迫"ともとれる批判でした。
http://www.stv.ne.jp/news/streamingWM/item/20061117182019/index.html (衆院議長)「賛成の諸君の起立を求めます。賛成多数。よって、この法案は可決されました」 自民・公明与党だけの出席で衆議院を通過した「教育基本法」。ポイントのひとつは、初めて文言になる「愛国心」。賛否が分かれる問題です。 この「改正教育基本法」について札幌の中学校では、女子生徒たちが自ら勉強して、「愛国心を国民に強制するものだ」との結論に至りました。そして、この法案に反対する声明文を安倍晋三総理大臣あてにおととい送ったのです。 (女子生徒)「自分の国を大切にというのはいいが、間違った方向に進んでいるんじゃないか」「反対の人はしょうがないと思っている。動かないとこのままですよね」 こう話してくれた中学生。実は、きのうの約束では、普通にインタビューさせてもらう予定でした。なぜ、取材が匿名になったのか。 (抗議のメール)「安倍首相の送った中学生の意見書は何だ?お前ら、学校で何を教えているんだ」 この彼女たちの行動を知った一部の大人が、彼女たちに対する脅迫ともとれるメールを匿名で送りつけてきたのです。 (教頭)「生徒が自分で関心を持って意見を表明したのは素晴らしい。いろいろな意見を封じ込める残念な反響だ」 この学校では、生徒それぞれが意見を書いたカードを送る準備もしています。生徒たちが自分で考えて「押し付けだ」と感じた教育基本法改正案。「愛国心の強制」どころか、「言論の自由」さえも封殺しようという大人の行為に、15歳の心は深く傷つきました。 法案についての「賛成」「反対」があるのは当然だと思います。15歳の彼女たちは自分たちで考えて、著名もつけて安倍総理に反対の意思を表明しました。ところが、それを知った一部の大人は「匿名」で彼女たちを批判した。あまりにも卑劣ではないでしょうか。 (2006年11月17日(金)「どさんこワイド180」)
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