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しかし・・・これで、ほんとに改悪されてしまったら、まず現場の先生方は、ますますがんじがらめで、窒息寸前となるでしょう・・。
国が教育の隅々にまで、口を出し、評価し、人事や給料に差をつけ、教師集団も分断します。
「教師集団」という言葉が死語になる!?
たとえば、新年度のクラス編成の時、自分のクラスに、いわゆる‘問題児’を進んで引き受けようとする教師は、減ります・・自分のクラスにいじめが出たり、学級崩壊になったりしたら、大変ですから。
一人ひとりの先生が、自分のクラスを“正常に保つ”のに必死です。
学年の先生方とのチームプレイという要素は、格段に減ります。
ベテランの先生が、後輩を指導する・・などという風景も過去のことになる・・教師間も競争ですから。
日々の実践も、“目立つ”ことが優先されます。
子ども達との何気ない心の通い合いのための日記や、学級通信発行などという“地味な”取り組みは、時間の無駄です。
それよりも、市や県からの研究委嘱を受けて、どんどん学校の名を売らなければなりません。
学校予算を獲得するためにも・・・。
(実は、こういうことはすでに今もやられています)
もちろん、自分は研究主任になるのです・・大出世まちがいなし!
「心のノート」(現代版「修身」)の使用は、強制となり、指導案もきっちり書かされて、毎回授業に臨まなくてはなりません。
教基法改悪の先取りとして、すでに「心のノート」という国定教科書は、現場に下りてきています。
「我が国と郷土を愛する」は、【教育目標】として、基本法に位置づけられたのですから、評価も当然しなくてはなりません。
愛国心通知票は当たり前です。
「私は、国を愛してる」と自分は思っていても、その「愛する態度」は、国が決めたものと合致しなければ、ダメです。
★それにしても、見事なまでに、【国家主導】で教育を推し進めようという『改正』案。
時の政府(国家)が、教育の内容・方法に無制限に介入することが許される(「改正」案16条・17条)・・・これは、あまりにも危険なこと!!!!!!!
国家権力の暴走を抑止する力を、社会の中に常に持っていることが、民主主義社会の基本です。
国家が直接、教育に手を下すなんて、もってのほか!!
野蛮です!!
北朝鮮のことをもう笑うことは出来ません。
・・・もはや現場には、『思考停止に陥ったロボット教師』か、『立身出世だけを願う「エリート」教師』しかいなくなるかもしれません。
今でさえ、文部科学省を頂点とする上意下達のピラミッド構造(憲法違反!!)に辟易としているのに、改悪によって、ますますこの構造は強固なものに〜。
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