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国有地不当払い下げ事件(森友問題)では、日本の民主主義の根幹を |
北方領土問題
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以下、ツイッターから転載します。 |
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さて、ソ連ロシア側も、法的には完全なものとはなっていない、という話であるが、
その話に行く前に、まだ、前回のブログの続きで言っておきたい事があります。
多くの日本人は(ナント政治家も含めて)、「北方4島は国際法的に<固有の領土>なのだよ」と説明されると、それだけで「じゃー<日本の領土>と主張できるのではないか!」と短絡的に舞い上がって、結論付けてしまう<単純バカ>なのです。
つまり何度も言うようで申し訳ないが、「北方4島は国際法的に<日本の固有の領土>である」という言説それ自体は、確かに、国際法的な見地から言って<正しい言説>ですが、
しかしだからと言って、たった<それだけ>で直ちに<自国の領土>と断定できるワケではなく、<その領土>が直近の条約で、即ちこの場合ならサンフランシスコ講和条約という<戦後日本の領土>を規定する条項の有る条約において、
どうなっているのか、という事も、<合わせて>考える必要のある問題なのです。
この見地から、北方4島を考えてみると、歯舞、色丹は前回のブログでも述べたとおり、<固有の領土>であって、かつ<自国の領土>である事が解るが、 国後、択捉は<固有の領土>ではあるけれども<放棄した形>になっており、 <自国の領土>とは言えない状態になっているわけです。
そこで、「<日本が放棄した領土>の帰属先は、そのサ条約には一切書かれていないのに、そこをソ連ロシアが領有しているのは<不法占領>なのではないか」と、
多くの日本人は考えてしまうわけだが、ソ連ロシアが同地域を領有している<法的根拠>としているのは<サ条約>ではなく、<ヤルタ協定>であって、サ条約にはソ連ロシアは調印しておりませんから、同条約を法的根拠として領有しているワケではないのです。
つまり、<日本が放棄した地域>の帰属先が<決まっていない>という話も、
それはアクマデモ<サ条約>の見地から見た話に過ぎず、それ以上でも無ければそれ以下でもない話なのです。
だからこそ、サ条約の立場に立つ<連合国>と<ヤルタ協定>を法的根拠としているソ連ロシアとが、<日本が放棄した地域>の最終帰属先を決定しなければならない<立場>にある事は明々白々であって、
なぜなら、そもそも、そのような<領土放棄条項>の有るサ条約を、問答無用で日本に飲ませたのは<連合国>なのだから、その肝心要の<連合国>がソ連ロシアと、そういう大事な目的を持つ協議をしようとせず、いつまでも<未決定>の状態にしているのは<誤魔化し>以外の何物でもないだろう。
つまり、<連合国>は、ソ連ロシアの<ヤルタ協定>を法的根拠とする領有を
<黙認する>という形で、実は<容認している>ワケです。
それはそうです、そもそも<ヤルタ協定>で<千島列島>と<南樺太>のソ連ロシアによる領有を<認めた>のは、他ならぬ英、米の<連合国>なのだから!
つまり、この件に関しては<連合国>といえども、決して<日本側>についている国ではないのであり、本質的には<ヤルタ協定>でソ連ロシアによる領有を認めた国であって、その意味では<同じ穴のむじな>の国である事に気付いた方がいい。
しかし、<連合国>は上記に述べた<最終決定>する<責務>が有る事は明白だから、<北方4島>の帰属先を決定する、という協議も、すなわち<北方領土問題>も、本来は<連合国>とソ連ロシアとが協議し、決定しなければならない問題なのです。
一応は<放棄している立場>に立っている日本が、「そこは放棄していない、と国後、択捉に関しては、明らかに法理の通らぬ主張」、を言い張って、ソ連ロシアとその帰属先を協議している姿は、そういう<日本の法的立場>上からも
<オカシナ姿>である事は明白であろう。
そんな<当たり前な事>にも気がつかない原因は、国会議員も含めた日本人の多くが、<物事>を、その根底に遡り、そこから丁寧に<論理>を積み重ねて行く、という<思考習慣>が無く、
ただ<日本がトクする話>なら、それは<正しい話>なのではないか、<正しい話>なら、相手に要求する事は<正しい姿>であり、そういう要求を拒否する相手は<悪者>に違いない、という何とも、ただ直感で、<ソン、トク>で<正しいか否か>を考えているだけの、取るに足らない<思考展開>で判断し、行動しているだけ、だからです。
以上述べた事より、ソ連ロシア側も、法的には<完全なもの>には成っていない、というワケは、そこでの領有の根拠となっている<ヤルタ協定>が、<連合国>の明白な<裏切り言動>
(つい最近も、「ヤルタはルーズベルト個人が約束したものであって、米国として約束したものではない」などと言い出す始末。 そんな話が<成り立つ>ワケないでしょう。 ルーズベルトは当時米国大統領なのだから、その人と約束をした、文書まで交わした、となれば、<米国と約束した>ことになるのは当然でしょう。)
によって、ワザと<未承認>状態に置かれている、という事である。
また、以上述べた事より、そのような<国際会議>の結果、どんな結果になろうとも、
ポツダム宣言を、断腸極まる思い、痛切な思いで<受諾>し、<領土放棄条項>の有る<対日講和条約>(サンフランシスコ条約)に調印せざるを得なかった、
つまりは<敗戦国>という<法的立場>から、<独立国>としての戦後日本が
出発した事を考えるのなら、この<戦後日本の領土を確定する>という問題だけは
<戦勝国>同士の決定を、<甘受>しなければならない<立場>なのです。
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以下、朝日新聞(11.2.22)の『声』から。 |
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昨日(2月7日)の新聞の政府公報・内閣府(全面広告)は、税金使って偏狭で感情的な愛国心をあおっているだけのような気がします。 |




