はんのき日記 PART2

多く読み、多く見聞きし、自分で考え、少し発信します・・

マスメディア批判

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久しぶりに夜7時のNHKニュースを最初から最後までしっかり見ました。
あらためて言うまでもないのですが、ほんとうに酷い内容でした。
まずは韓国の朴大統領、次に東京小池都知事、そして、ノーベル賞、
常磐線の開通、ロシアのドーピング、卓球、天気予報・・。
なんと、国政についてのニュースは皆無でした〜!!!!!
参議院の本会議でTPPが可決・承認されたこと、スルー。
福島原発の処理費用を国民負担にするという経済産業省の決定も、スルー。
TPPも福島原発の処理も、国民の暮らしに大きく影響する重大な深刻な
ニュースなのに、安倍政権批判に少しでもつながってしまうニュースを
NHKは徹底的に避けています。いじらしい努力ですね。
安倍政権にとって痛くもかゆくもないニュース(またはヨイショするニュース)
ばかりが、毎晩夜7時のゴールデンタイムにこうやって流されつづける・・。
(日本人のテレビへの信頼度は世界の中でも高い)
『政府の広報機関』となってしまっているNHK(←犬HK)。
いつの日か公共放送に生まれ変われる日が来るのでしょうか。

以下は、オランダの公共放送について、オランダ在住のリヒテルズ直子さん
の本「残業ゼロ 授業料ゼロで 豊かな国オランダ」から抜粋しました。
日本とはあまりにもあまりにも対照的です。
「中立とは何か?」を考えたい・・。

      【市民が作る公共放送】

   『マイノリティ集団ごとの番組制作』
 テレビの話、オランダの公共放送は、市民が作るNPO法人が、会員数の規模
に応じて時間を割り当てられ番組を制作放映できる、世界でもユニークで珍
しい放送システム。オランダの公営放送「オランダ放送財団(NOS)」は、テレ
ビ3チャンネルとラジオ5チャンネルを持つ。NOSが直接制作・放映している
のは、ニュース(子どもニュース)、スポーツ番組の一部、国会中継や国家行
事などの特別番組だけで、その他の時間は、市民の放送協会が番組を制作して
公共のチャンネルで放映している。
 公営放送の資金は、国からの補助金と、スポンサーが流すCM料、番組を作っ
ている市民団体の会費という3つの資源によって賄われている。公営放送でも
番組と番組の間にCMが入る。このCMは番組に直結したものではなく、ほかに
STERという専門の機関があり、財源確保のためにCMを一括して管理している。
 市民が作っている放送団体が、会員数5万〜15万人未満、15万〜30万
人未満、30万人以上という3つのグループに分けられ、規模に合わせて放映
時間の長短が決められる。政治番組・娯楽番組・文化番組など、放送時間の
比率も指定されている。
 代表的な放送団体に、リベラル系のAVRO、カトリック系のKRO、プロテスタン
ト系のNCRV、プロテスタントの中でも福音主義派のEC、社会主義系のVARA、
リベラル派プロテスタント系のVPRO、コメディアンが呼びかけて作った風刺の
きいた番組で若者に人気に高いBNNなどがある。
 オランダには宗教的にも政治イデオロギーの上でも、全体の過半数を占める
団体がない。それぞれ少数集団(マイノリティ)だが、市民が家庭的背景や
社会的な環境などから比較的強いアイデンティティを感じている宗教的または
非宗教的な立場のいくつかの集団がある。前記の放送協会は、それらの集団を
代表している。
 オランダでは、この放送協会に限らず、新聞、スポーツや趣味のクラブ、
慈善団体、ボランティア組織、学校などもこのマイノリティ集団の系列に
沿って作られている。
 前記のような代表的な大きな団体のほかに、会員数が少ない放送団体にも
短時間の放送時間が割り当てられ、独自の番組を作ることが認められている。
その中には、仏教系、ヒュマニズム系、ユダヤ教系、イスラム教系、ヒンズ
ー教系、などの放送団体がある。
 だから公営放送でも、しばしば宗教の紹介、宗教家の説話、宗教儀式の
放映などが行われる。会員数に従って、妥当な時間を配分することで、宗教
であれ政治イデオロギーであれ、それなりにマスメディアを使って広く広報
できるのである。こういうオランダのユニークな公営放送を見ていると、
公共とは何だろう、中立とは何だろうと考えさせられる。
 例えば、100人の群衆が集まっているところで、スピーカーを持って
みんなに話しかけることができるのは数人の限られた人たちだけだとする。
彼らは100人の中のいわゆる多数派の代表かもしれない。でも、彼らの
発言だけがスピーカーを通してみんなに聞かれるようになれば、当然、
その考えだけが他の人達に殊更大きな影響を与えることになるだろう。
そして、100人の群衆の中の1人か2人に、どんなに良い、または他の
誰も気づいていないような重要で奇抜なアイデアがあったとしても、誰も
それに気づくことも、考えてみるチャンスさえも得られないだろう。
オランダの放送制度は、そういう小さくても大事な声が風に吹き飛ばされ
てしまわないための制度である。

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■戦場で銃を持つということ
■平和憲法によって私たちは守られている

***

私は年に半分位外国で暮らすんですよね。
中東にいるんですけど、まず皆さんにお伝えしとかなければならないのは、日本は情報は溢れてません。日本は、情報は溢れてないです。私は帰国する度にここ数年、ほんっとにあの10代の頃から海外から帰ってくる時に体験してますけども、ここ数年本当に思うのは、帰ってきた瞬間に四方八方ドアがパタンパタンパタンと閉まって国際社会から隔絶される感覚というのを味わってます。

で、それは日本に長く20年、30年住んでいる、外国の方、アメリカ人イギリス人この間大阪で飲んだんですけど、みんな同じ事を感じてました。まずそれを1つ知って頂きたいというのと、それから、あの自分たちの姿っていうのが、どこの国も自分たちの国とか自分たち日本人の姿だとか、外から見られているのと多少ギャップがあるのが普通なんですけれども、最近のたぶん外とのギャップ、外から見られている姿と自分たちが認識している自分たちの姿のギャップが尋常じゃなくかけ離れている、というのがあると思います。

例えば、日本のテレビを観て、中国の軍事大国化みたいなところを怖い怖いとかそのイメージを持ったりしてますよね?、結構。で、そうなんですけれども、逆に私、ヨルダンという国であっちこっちの国のテレビを観てます。韓国にしても、CCTV中国のにしても、BBCにしてもCNNいろんなのアルジャジーラいろんなの観ます。なんだけれども、例えばCCTV中国のあれ(TV番組)を観てると、ものすごい軍の映像がバァーっと流れてるんです。どこだろ?すごい護衛艦で、もうパラシュートで降りてきて、すごい絵をやっるわけですよ。どこかな?と思ってると、自衛隊なんですよね。それが延々中国のCCTVでやってるわけですよ。で、思えば、ようするに中国のお茶の間でそれを観ている中国の一般の人たちは、それ観てわぁー日本がまた、みたいに思ってるわけですよね。みんなが中国観て、わぁー軍事大国化してるよ、と言ってることと全く同じ事を向こうも思ってるっていう事だと思います。

で、これは今CCTVとあげましたけど、最近はアルジャジーラとかそういったインターナショナル、ワールド系のアルジャジーラ・イングリッシュなんかでも、実はつい2週間位前にも、自衛隊特集をやってたんですよ。たぶん皆さん観た事ないと思います。
私は北海道なので、周りがほとんど自衛官のあれなので、迷彩服で演習のあれとか垣間見てますし、それから北海道のローカルのニュース、例えば6時の夕方のニュースで、20分なったら地方のニュースに切り替わったら、時々やっぱり在日米軍が北海道に来て演習してます、合同演習やってます、うちの隣の演習場でこういうのやってます、ベニヤで住宅街の模型を作って、そこで突入の練習をしてます、そういうのをたまに見ますけど、たぶん東京で暮らしている皆さん、そんなの観た事ないと思います。

是非、そういうのを今はホントに、スマートフォン皆さん持っていらっしゃると思いますし、インターネットを皆さん持っていると思いますので、いくらでもネットを駆使すれば観られます。私なんかは、ホントに日本に帰ってくると、あまりにも地球上で起きている事と、隔絶した中で暮らしているのが急に怖くなったりするので、スマートフォンにアプリを落として観ている位です。スマートフォンにBBCだのアルジャジーラだのいろいろ入れて、仕事しながらずっとかけっぱなしで聞いていないと、不安になる位、日本は情報がありません。その辺を是非是非意識して頂きたいなと思います。

それからもう1点加えたいのは、憲法9条というのが、私は、文言だけじゃないんだっていうことを皆さんにお伝えしたいと思います。それは海外に行ったら、結構体験できると思うので、是非とも学割のきくうちに海外旅行のチケットを使って、是非是非そういったのを体験してみてほしいです。

私は究極的に体験して、それまで私、憲法9条って全然興味もなくてイラクに行ってましたけど、人質事件で拘束された時に、私は、誘拐した犯人たちに結局私は、その人たちに政治的に利用される道具として使われてしまったんだけれども、私は最初の3日間自衛隊のスパイだと疑われたんですよ。自衛隊のスパイだ、お前はスパイだと言われ、目隠しされっぱなしでずっとそれを何回も場所を変えられて、聞かれて、説明をするってやってきたんですよ。で、すごい重武装の人たちが結局話を聞いてくれたんですけどね。

後になってね、私は日本に帰ってきてから思ったんですよ。私は一生懸命何を訴えていたかというと、私たちはイラクに来たのは、私たちは、あなたたちを敵視しているから来てるんじゃないと。戦争の為に来てるんじゃない。私たちは医療支援をしに来たんだ、緊急支援をしに来たんだとか、丸腰であるんだ、あなたたちを傷つけるようなものは、意思もなければそんなものは持ってないと。これ一番でかかったんですよ。実は私たちの事件の直後とかに、イタリア人グループだとか韓国人グループだとかバタバタ直後捕まってます。でも、みんな人道支援関係だったので、結局それで助かってるんですよ。一人だけ殺されちゃった人がいた。その人怖かったんでしょうね。ピストル持ってたからその場で結局殺されちゃうんです。戦場に行って銃を持つというのは、そういうことなんです。

ピストルとか拳銃、武器っていうのはお守りじゃないんですよね。そこで持つということは、それは撃たなきゃ撃たれるということなんですよ。銃は、撃たれる前に撃たないと意味がないんですよ。そこをお守りだと、もしかしたら勘違いしてる人がいるのかもしれない。よく言われるのは、武装してちゃんと行ってるんですか?武装してちゃんと行くってことは、戦場ではちょっと考えられないんですよ。戦場で武装するってことは、私も撃たなきゃいけないんですよ。それは、やっぱり嫌。私は、人道支援者なのでそれはないです。それは人の道に反すると、私は思っているので丸腰でやるっていうのが一番安全だと思うし、この世の中に完璧な安全管理ってないんですよ。だけど一番高い確立で命を守ってくれるのは、イラクの経験で言うと、私も含め他の人道支援者も捕まって結局解放された。殺された人もいますよ。もう10年、20年やってきた人道支援のプロでも殺された人いますよ。でも、圧倒的に解放されてるのは、みな丸腰だからです。

で、私は帰ってきてから、私は一生懸命彼らに誘拐犯に訴えてきたのは何かと言うと、私は丸腰で戦争をしない、個人的に戦争を放棄すると言うことを訴えていたと。そういうことはしないんだと。人は殺さないんだと。私は何の為にイラクに来たかというと、命を助ける、何かのほんの少し、医療者ではないけれど、助けがしたいんだと、そういうことを訴えてました。そして政治的な事は、分からないと言ったけれども、私はとにかく事実を目撃して、あなたたちが大変な目に遭っていたこと、あなたたちが本当に犠牲になっていることをこの目で見てきたんだと訴えました。

で帰って来てつくずく思ったのは、あ、私は憲法の条文だ、全文とか憲法9条のことなんか文言なんか全く知らなくたって、ちゃんとそれが言えるんだってと思って。それはつまり私は、先ほど渡辺先生が言ったように私はそれで育ってきてて、私の細胞がそれで出来てた。それでちゃんと動けた。それで相手を説得することが出来た。それがすごく私は、あっ、憲法9条というのを、で私は救われたんだなっていうふうに後から思ったんですよ。

で、これは極端な例ですけど、これはちょっと皆さん外国に行くと体験できると思います。というのは、あっちこっち世界中に親日家っていますよ。ニッポン大好きって人。必ずいますよ。で、特に中東なんかに行くと、平和な国・ジャパンて必ず言われます。ヒロシマ、ナガサキ。イラクの場合は内部被曝って共通項を持ってると思うから、ヒロシマ・ナガサキ・イラクは同じ被曝者だって必ず言われますよ。そういうこと考えると、なんとこの只の字面だと思っていた平和憲法というのが、ものすごく効果を発揮していると。ものすごく私たちはこれによって守られてる、それだけでも平和な国・ジャパンというブランドだけで、憲法も平和憲法を持っているというブランドだけで私たち守られているんだということを、ちょっとでも体験してもらえたらなと思います。ま、そんなとこですか。

転載元転載元: 情報収集中&放電中

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我が家は東京新聞。しかも朝刊のみ(税込みで3035円!)。
相変わらず、大手の新聞は、発表報道(権力側からの垂れ流し情報に依存する)
に明け暮れています。
東京新聞の素晴らしいところは、調査報道(権力者のいやがることをえぐり出す)
にこだわっているところです。
天木直人氏が本日のメールマガジンにて、
『「王様は裸だ」と言えない大手新聞』と題して、
以下のように語っています。

 ============================================================

今の大手新聞は、みな安倍首相に対して「王様は裸だ」と言えない状
態に金縛りだ。

「王様は裸だ」という言葉を「アベノミクスは失敗に終わった」とい
う言葉に置き換えてみたらいい。
「王様は裸だ」という言葉を「原発アンダーコントロールは大嘘だ」
と言う言葉に置き換えてみたらいい。
「王様は裸だ」と言う言葉を「拉致問題の解決は安倍政権では無理
だ」という言葉に置き換えてみたらいい。
「王様は裸だ」という言葉を「慰安婦問題の不可逆合意はいかさま
だ」という言葉に置き換えてみたらいい。
「王様は裸だ」という言葉を「安倍首相と習近平の日中関係は改善不
可能だ」という言葉に置き換えてみたらいい。
誰もがその通りだと思っている事が書けないのだ。

そして、今度は安倍首相の訪ロである。
安倍首相が訪ロしてプーチン大統領と会談した。
しかし、この訪ロがほとんど成果のないパフォーマンスであること
は、識者は皆知っている。
いや、外交に素人の国民でもわかる。

ところが大手新聞はどう報じたか。
すべての新聞がきょうの一面トップでこう書いている。

「プーチン氏来日合意 首相、領土問題に『手応え』」(読売)
「領土問題 交渉加速を確認 日ロ首脳11月にも会談」(朝日)
「日露首脳年内2回会談 首相 領土問題に強い意欲」(毎日)
「首相『領土発展へ手応え』 プーチン氏来日12月15日会談」(日経)
「首相『領土交渉に道筋』、日露11月に再会談」(産経)

これら一面トップの見出しはすべて首相官邸の言葉の垂れ流しだ。
王様は裸である事を知っていながらそうは書けないのだ。
真実を隠す大手新聞がこの国のメディアをリードし、国民に本当の事
を教えないのだから、日本の政治が良くなるはずがない。
そんな大手新聞の中でただ一つ、安倍首相の今度の訪ロを一面で無視
した新聞がある。
外報面で取り上げ、安倍首相とプーチン大統領の思惑のすれ違いを書
いた新聞がある。

それは東京新聞だ。
そこにかすかな救いを見る(了)


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「安倍さんが生放送の番組で不機嫌になったら、それは勲章ですよ。ニコニコ笑っていたら、ダメ。その報道番組はロクなものではない。宗派を忘れたお寺みたいなものです。例えば、宗教法人であるお寺は持続する事に使命がありますよね。廃寺になってしまえば、お墓を守る人がいなくなりますから。一方で、宗派の教えを守る事も、お寺に取って第一義的に大切な事です。民放も同じ。企業として持続する事と同時に、ニュースを伝える人間は守らなければならない矜持やルールがある。それが忘れられている」

久米宏・独占インタビュー「テレビのニュースがつまらなくなったワケ」〈週刊朝日〉朝日新聞出版 dot. 6月23日
テレビをつければ、舛添問題ばかり──。最近は「ニュース番組が面白くない!」と思っている人が多いのではないか。それもその筈、安倍政権に物申していた人らがテレビから次々と消え、活気はイマイチに。久米宏さんの目には、現状はどう映るのか。

『緊急復刊朝日ジャーナル』(6月27日発売)では、久米さんが今のマスコミに対する率直な意見を吐露。その一部を紹介する。

──今春、岸井成格さん、古舘伊知郎さん、国谷裕子さんがキャスターを辞め、夜のニュース番組が大きく変わりました。 

久米氏「4月に僕のラジオ番組で『テレビのニュース番組を斬る』という特集をやったんです。それで、普段はあまり見ない各局のニュース番組を見比べてみた。気づいたのは、番組の構成、雰囲気、言葉遣い、何から何まで似ているんですよね。昼のワイドショーは特に同じです」

──今のニュース番組の基礎は、久米さんが1985年に始めた「ニュースステーション」にあるのではないですか。 

久米氏「僕は『他の番組と違う事をやろう』としか考えていなかった。極端な話、キャスターが前を向いて話す必要もないんじゃないかとか。そういった工夫をしないと、他局に勝てなかったから。当時も次々にニュース番組が出てきましたが、ライバルが増えれば、他と違う切り口や、話し方を変えないといけない。『どうやって視聴者に伝えるか』を徹底的に考えて、他とは違う、手触り感のある番組を作ることが大切なんです。 それが今は、北朝鮮取材で平壌から中継しても、どの局も同じ場所にリポーターが立ち、同じ内容を伝える。北朝鮮当局から規制があっても、リポーターは平壌の散髪屋に行って、自分の髪を切ってもらう位の事は出来る筈です。それでテレビに映って、『これが平壌で流行の髪形です』と話せばいい。それ位の工夫をやる人がいないというのが、不思議ですよね」

──最近では、高市早苗総務相が国会で、政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、テレビ局への停波について言及するなど、テレビ報道への圧力が強まっていると言われています。 

久米氏「今はニュースの現場にいないので分かりませんが、ニュースステーションをやっていた時に、放送局に圧力があったとは聞いた事がありません。唯一、思い出せるのは、番組を始めて1年位経った時に、自民党の幹部から「毎晩見てますよ」と連絡が来た事位。その人からすると圧力なんて思ってもないかもしれませんが。
先日、元NHKの池上彰さんとニュース番組の話になりました。池上さんは、今のニュース番組に元気がないのは、テレビ局に「自粛」の空気が広がっているからだと。確かに、NHKの会長に籾井勝人さんがなって、「政府が右と言うものを左と言う訳にはいかない」と言っていますから、現場は萎縮しているのかもしれない。 ただ、もっと根源的な話をすると、放送局が持つべき「矜持」が失われているのではないかと思うんです。世の中には色んな企業があります。収益を上げて、組織を存続させる事を目的としていますが、利益以外にも、その企業が存在している理由がある筈です。 例えば、宗教法人であるお寺は持続する事に使命がありますよね。廃寺になってしまえば、お墓を守る人がいなくなりますから。一方で、宗派の教えを守る事も、お寺に取って第一義的に大切な事です。 民放も同じ。企業として持続する事と同時に、ニュースを伝える人間は守らなければならない矜持やルールがある。それが忘れられている」

──いまやニュース番組でも台本通り、打ち合わせ通りに進行することが多いと聞きます。 

久米氏「それでは生放送の面白さは出ない。僕は、前日に考えた質問よりも、当日の本番中に思いついた質問を優先していた。その方が面白いからです。前日に考えた質問なんてつまらない」

──選挙特番の「選挙ステーション」などでも、意表をつく質問で政治家を怒らせていました。 

久米氏「橋本龍太郎さんや森喜朗さんは露骨でしたね。僕は政治家が不機嫌になると、嬉しいんですよ。他の番組でニコニコしていた人が、僕の番組では苦々しい表情になる。それを引き出す為に、色んな質問を考える訳です。 人間、同じ質問を同じように答えるのって面白くない。その場で一生懸命考えて初めて、命のある言葉になる。顔つきも変わる。 安倍さんが生放送の番組で不機嫌になったら、それは勲章ですよ。ニコニコ笑っていたら、ダメ。その報道番組はロクなものではない。宗派を忘れたお寺みたいなものです」

──安倍政権は「テレビにどう映るか」を細かく考えて、情報発信をしていると言われています。

久米氏「妻の昭恵さんが言うには、安倍さんは映画好きで、映画監督になりたかったと言っているそうですね。僕は、とても映画監督に向いているとは思えないけど(笑)。 ただ、安倍さんは、映像については、そこら辺のテレビマンより関心があるかも知れない。少なくともテレビマンは、安倍さんより映像のプロであって欲しい」

──今の日本で期待出来るキャスターはいますか。 

久米氏「いませんね」

──では、今後、テレビニュースを面白くしてくれるキャスターは出てこないのでしょうか。 

久米氏「一人出てくれば、直ぐに変わりますよ。テレビってそういうものです。 でも、新聞記者がメインキャスターや重要なコメンテーターをやっている限りはダメでしょうね。ニュースの解説には、勿論知識や教養が大切です。ただ、テレビでは「何を言うか」よりも「どういう言い方をするか」の方が重要な場合がある。そこがテレビの難しい所。 踏み込んで言うと、どんな例え話が最も視聴者に伝わるのか。テレビは新聞記事に比べて文字量が圧倒的に少ない。そこを考えているキャスターやコメンテーターがどれだけいるのか。筑紫哲也さんは新聞記者出身でしたが、よく考えていましたね。映画も好きで、テレビについても研究をしていました」

──ニュース番組の現状を変える為に、今でも久米さんのニュース番組復帰を期待する声がありますが。 

久米氏「よく聞かれるんですけどね。毎晩ニュース番組をやるのって大変なんですよ(笑)」

週刊朝日  2016年7月1日号

転載元転載元: 情報収集中&放電中

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こわっ、NHK。
受信料を支払わないと、まず「受信料 Q&A」が送られてきて、
やんわりと脅される。
それでも支払わないと、「受信料のお支払いについて」という怖い手紙が来る。
「裁判所を通じた法的手続きの実施」を今すぐにも始めそうな内容の手紙だ!
「裁判起こすぞ〜!訴えるぞ!」って、やだね、こわいね。
安倍さまの息のかかったNHK、ますます強気だ!

ところで沖縄をはじめとする在日米軍なのだが、
軍人とその家族などを含めて10万人は日本に住んでいる。
けれど、NHK受信料は支払われていない模様。
その「滞納額」は、少なくとも年間15億円くらいになるという。
NHKは、在日米軍の人びとにもこのような手紙を送付して脅しているのか?
ちゃんと請求しているのか?
たしかめよう。


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