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じゃあ結婚って、、、、、何?
世の中には、なかなか親離れできない子供がいるものです。
しかしながら、子離れできない親もまた、いるのかもしれません。
そんなちょっと風変わりな父子と、息子の婚約者の関係を中心に、
幸せになりたい人たちを、そして幸せになりそこねた人たちをコミカルに描いたこの作品は、
決して一筋縄ではいかないクライマックスに呆気にとられるばかりではなく、
一気にアクセルが踏まれたり、かと思えば急ブレーキが踏まれるような、
ラストの怒涛の展開を味わうことになります。
しかも、最後の最後には夢の中のようなシーンも用意されていて、
その工夫が凝らされたシナリオに、まんまと騙されたような感覚を味わうことになるのです。
見た目も今ひとつ冴えない、明らかにファザコンの息子・たみお(オダギリジョー)は
父親(原田芳雄)との二人暮し。何度もお見合いに失敗しながら、
やっと理想の女性・瞳さん(麻生久美子)に出会うのです。
しかも彼女がすんなり結婚をオーケーしてくれるものだから、まさに映画のように、
とんとん拍子に二人の関係が進み、ラストの結婚式のシーンを迎えることなります。
ですが、ストーリーは、たみおと瞳さんの関係をいったん棚上げしておいて、
アメリカ帰りという、たみおのおじさん(小林薫)が意外な場所から登場し、
それを予測させるカメラワークもニクイのですが、この父子に絡んできます。
特に、父親と男女の関係にある同僚(大竹しのぶ)とも親密になるなど、
おじさんにまつわるサブストーリーは、巧妙にひねりが加えられ、小さな笑いもとりながら、
本筋のたみおと瞳さんとの関係とは別に、これまた淡々と進んでいきます。
だからこそ、本筋は無難に落ち着くのかと思っていたのですが、、、。
なるほど、決してすんなりとはいきません。何か仕掛けがあるだろうとは思っていましたが、
さすがにあそこまでは予想がつきませんでした。とにかく意外な結末には、
そこに至るまで少しずつ確実に積み重ねたすべてのブロックが、一気に崩れ落ちるような、
なんだか現実を投げ出したくなるような、そんな開き直った展開に唖然としました。
そう言えば、結婚承諾を1秒でも早く父親に伝えるべく、たみおが、買ったばかりの
ぴかぴかの靴で、一目散に家まで走って帰ってくるシーンがあるのですが、
明らかに走りにくそうな靴にもかかわらず、こんなに走りやすい靴はないと、
たみおは言うのです。この一連のシーンは、ラストへの複線だったのでしょう。
しかし、結婚式で幸せいっぱいの瞳さんの笑顔を見せつけられているだけに、
このラスト、男性と女性では、大きく感想が異なるかもしれません。
ただ、結婚している人も、これからの人も、改めて結婚について考えることになるでしょうね。
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結婚式・・瞳さんは嬉しそうだったけど、危ない感じだったですよ
^^;。
現実を投げ出したくなるような、開き直った展開>言い得て妙ですね〜(拍手!)
岩松監督の言葉ではないですが、誤解したまま結婚するが勝ち・・
馬鹿になれなきゃラストダンスのパートナーは現れないかもね。
TBさせていただきました〜(_ _)
2008/8/6(水) 午前 9:32
フェイさん、危ない感じが漂ってましたかぁ、さすが女性らしい見方ですね〜♪。
麻生久美子は、純喫茶磯辺でもまぁ相当危なかったですからね〜(笑)♪♪。
たみおが真面目なだけに、僕はあの父親の危なっかしさに、ドキドキしましたけど。
2008/8/6(水) 午後 1:07
面白そうな映画ですね。
瞳さんにはきっと何か秘密があるんだと思うのですが、これは是非映画を見て確認したいと思います。
2008/8/6(水) 午後 3:10
つららさん、この作品は見る人によって、感想はさまざまだと思います。
笑えるシーンも多いので、何が起こっても最後まで気楽に見ましょう、って感じです。
2008/8/7(木) 午前 1:12
観る側に委ねられたところが随所に見られる映画でした。
こういうのは、かなり好きかもしれません。
予想外に原田芳雄の登場が多かったのも嬉しかった。
麻生久美子危な過ぎです(笑)。トラバさせてもらいますね。
2008/8/8(金) 午後 6:41 [ - ]
面白そうな映画ですね。
ラストの感想が性別で違う、結婚の有無でも違う・・・、それから
↑の方の感想を読むと、この映画観たくなりました。
2008/8/8(金) 午後 7:31
YAZさん、たみおと瞳さん中心で、父親(原田芳雄)は脇にまわっているものだと
僕も思っていたのでが、なんだかヒーローのような活躍もありましたよね〜。
2008/8/9(土) 午前 1:41
LaLaさん、この映画の宣伝コピーに、「結婚しても、しなくても、どのみち君は
後悔することになる」というのがあるんですが、その意味はラストに解りました。
2008/8/9(土) 午前 1:48
本当に今まで丁寧に積み上げられてきたものを、一気に崩してしまうようなエンディングでした。本筋は無難に収めてほしかったです。
それまではとてもいい映画だと思っていたのです。あのまますんなり終わっても、いろいろと考えさせてくれる作品だと思うのですが…。
2008/9/22(月) 午後 11:24
のびたさん、結婚式ですんなりと、たみおのしあわせ、が訪れたと思ったのもつかの間、
まさに急転直下の展開でした。ご指摘の通り、そのまま終わっても良かったんですけどね。
2008/9/23(火) 午前 0:08
タイトルからしても、このラストは予想を超えるものでしたね。僕は結構このラストは皮肉が利いていてスキでしたよ。
2008/9/24(水) 午前 1:01 [ つっぱり太郎 ]
つっぱり太郎さん、あの結末は、まったく予想できなかったわけですから
ある意味ではスゴイ発想とも言えますが、ひとつ間違えば、反則ですよね(笑)。
2008/9/24(水) 午後 0:42
やっぱり、あのおやじ息子の方を取ったか、うーむ、子離れが・・・などと思いながら観ておりました。
でも、麻生久美子さんは、婚姻届持っているはずだから・・・。
トラックバックのお返しをさせて下さい。
2009/9/2(水) 午前 3:58 [ てるてる ]
てるてる先生♪、まったく子離れ、親離れできない父子でしたね。
あの後どうなったのか、瞳さんはどうしたでしょうね。想像をふくらませましょう。
2009/9/2(水) 午後 10:02
瞳にも、色々ありそうな感じだったから、この選択は、決して間違ってなかったかも・・・。とはいえ、びっくりでしたけど(^^;
キャストの皆さんに、笑わせてもらった映画でした。
2009/10/2(金) 午前 10:22
kuuさん♪、いろいろありそうでしたね〜、女性は怖い存在です(笑)。
父子二人の行動にあっけにとられましたが、それだけに印象に残る作品となりました。
2009/10/3(土) 午後 0:06
登場人物がみな、一癖ありそうで、とんとんとは行かなかったですね。「麻生」つながりでみていますが、その点では、まずまず。TBお返しします。
2010/1/24(日) 午前 7:55
fpdさん♪、個性の強いなキャラ揃いでしたね。麻生久美子の浴衣姿も、
いろっぽいです。彼女の魅力は発揮されていた作品でしたね♪。
2010/1/24(日) 午前 11:18