日本映画の女優たち

グッドモーニングショー(君塚良一監督) 10月8日公開!

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ソラニン

 
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誰にでも大切な思い出がある。ずっと一緒にいたい仲間がいる。歌い続けたい歌がある。
− 寝起き顔も、歌う姿も、やっぱりスクリーンがいちばん似合う女優、宮あおい −
 
「出会った頃の私たちは、心細くて不安もあったけど、いつもどこかでワクワクしてた」。
「あの頃の空はすごく広かったんだ」。
そんな芽衣子(宮あおい)のナレーションが、希望と不安が渦巻く若者の気持ちを代弁するのです。
 
芽衣子が種田(高良健吾)と出会った頃の回想を随所に盛り込みながら、二人のつつましい同棲生活と、
種田が率いるロッチというバンドの仲間たち、ドラムのビリー(桐谷健太)、ベースの加藤(近藤洋一)、
そして加藤の恋人アイちゃん(伊藤歩)との青春の日々と、各々の人間的な成長を感動的に描いた物語は、
芽衣子のナレーションが効果的に挿入されながら展開していくのです。
 
ある朝、アパートの部屋で目覚める芽衣子。バイクで帰ってくるなり「おやすみ」と言って、
一人ベッドにもぐりこむ種田。芽衣子の部屋には実家からたくさんのじゃがいもが届いています。
じゃがいもを積み上げながら「今日からカレー祭りだよ」とつぶやく芽衣子を気にもせず、
種田は疲れ切っているようで、すぐに眠り込んでしまいます。この冒頭のシーンに登場するバイクも、
バイクのキーに何気なく取り付けられたウサギのマスコットも、そして、じゃがいもも、
その後のストーリーに少なからずかかわってきます。
 
OL生活にうんざりしている芽衣子が会社を早退して部屋に帰ってくると、種田はまだ寝ています。
会社辞めようかなぁとつぶやくと、種田は目を覚ましていたようで、「辞めちゃいなよ」。
「本当にそうしたいなら、、、。きっとどうにかなるって」と、寝言のように答えるのですが、
その言葉に感激して目に涙をいっぱいためた芽衣子の、泣きながら笑うという表情にまず注目です。
 
ある日、種田のたいへんそう仕事を気にして、「もしかして今の仕事つらい?」とたずねる芽衣子。
「決して楽しくはないよね」と答える種田。フリーターしながら細々とバンド活動を続ける彼に、
「ほんとはバンドやりたいんでしょ、だったらバントやってよ」と、芽衣子は言うのです。
 
そして本格的にバンドを復活させる種田。ロッチが歌う「ソラニン」のデモCDを音楽会社に送る時、
5人はポストに向かって手を合わせます。やりたいことに精一杯取り組んだ時の充実の笑顔。
そして、夏の夜の海辺の花火は、青春映画にぴったりのシーンです。
 
「この一瞬を、限られた人生を、どこかに向かって進まねばならない」。
「たとえそれが厳しい未来でも、君がいるなら」。
そんな芽衣子のナレーションが、時に厳しくても進むしかないのが人生だと感じさせてくれるのです。
 
数日後、音楽会社からロッチに誘いがかかるのですが、それを芽衣子が断ったのがきっかけとなって、
種田は、「芽衣子さん、俺たち別れよ」と切り出します。「バンドも辞める」とまで言い出す彼に、
芽衣子は、「そんなの種田らしくないよ」。
種田は、「俺らしいって何!?、君は何もしないで俺に押しつけてばっかじゃん!」
芽衣子は、「うそつき!俺がどうにかするって言ったじゃん!そんな大事なこと、てきとーに言うな、バカ!」
 
そんな喧嘩の後で二人は仲直りし、しっかりと手をつないで部屋に帰ってくるのですが、
その直後、「ちょっと出かけてくるね」と言って、種田は部屋を出て行くのです。
それから何日か経って、種田はバイクで事故に遭ってしまうのですが、、、。
 
クライマックスとなるライブシーン。ステージでスポットライトを浴び、思い出の詰まったギターを弾き、
出来る限りの声を振りしぼり、噴き出す汗をにじませながら「ソラニン」を思いっきり歌いあげる芽衣子。
天才女優宮あおいの、演技を超えた熱唱は、この作品の最大の見どころと言えるでしょう。
 
「この景色が見られない日が来ても、その時までみんなと一緒にいられたらいいや」
「今はそう思う」。
そんな芽衣子のナレーションが、希望を持って生きていくことの大切さを教えてくれるのです。
 

<映画の次回作情報>
 
宮あおい
:オカンの嫁入り(呉美保監督)
今秋公開予定  共演:大竹しのぶ、桐谷健太、絵沢萌子、國村準 他
 

岩田さゆり
:聖家族〜大和路(秋原正俊監督)
5月8日公開   共演:片桐仁、末永遥、秦みずほ、堀ちえみ 他
 

美保純
:誘拐ラプソディー(榊英雄監督)
現在公開中  共演:高橋克典、林遼威、船越英一郎、YOU、哀川翔、笹野高史、寺島進、山本浩司 他
 
:春との旅(小林政広監督)
5月22日公開  共演:仲代達矢、徳永えり、大滝秀治、小林薫、田中裕子、戸田菜穂、香川照之 他
 
:ケンタとジュンとカヨちゃんの国(大森立嗣監督)
6月12日公開  共演:松田翔太、高良健吾、安藤サクラ、宮将、柄本佑、洞口依子、多部未華子 他
 

閉じる コメント(32)

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評価割れてるようですが、私は好きです。
芽衣子より種田にすごく共感してしまいました。
蒼井ちゃん派なのですが、宮崎あおいちゃんも今回とても
良かったです。
TBさせてくださいね。

2010/4/14(水) 午後 9:55 car*ou*he*ak

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るぃさん♪、そうですか、舞台挨拶も見たんですね。それは思い入れ深いでしょう。
もちろん僕も好きな作品です♪。

2010/4/15(木) 午前 0:48 ffa**77

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hideawayさん♪、仲間たちはみんないい奴ばかりで、和やかな空気が流れてましたね。
若い頃を思い出させくれるシーンがたくさんありましたね♪。

2010/4/15(木) 午前 0:54 ffa**77

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Cartoucheさん♪、なるほど女性が男性に共感ですか、それもいいですね。
蒼井優と宮あおい、共に今年25歳。日本映画界をささえる女優たちですね。
切磋琢磨しながら頑張ってほしいです♪。

2010/4/15(木) 午前 0:58 ffa**77

恋愛モノは苦手でしたが、ほっこり懐かしい気持ちになれました〜❤高良クン大好き❤あおいちゃんかわいい❤
TBさせて頂きました↓

2010/4/17(土) 午後 1:36 沙粧

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沙粧さん♪、自分たちの若い頃の経験にもよるでしょうが、いろんな場面に、
ちょっとした懐かしさを感じるストーリーと言えるでしょうか。
高良健吾は、このところスクリーンで大活躍ですね♪。

2010/4/18(日) 午前 0:47 ffa**77

あおいさんが出ていることもあって、この映画、ちょっと気になってました。やっぱり、なんだかよさそうですね。
希望を持って、前向きに生きること、何歳になっても、大切なことだと思います。あたしも、早くみにいかなきゃ♪

2010/5/7(金) 午前 3:17 いぶ

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いぶさん♪、宮あおいの演技力は、この作品でも存分に発揮されていましたよ。
つらいことがあっても、いつも希望を持って生きることが必要だと感じさせてくれました。
公開から1ヶ月が過ぎましたが、まだ上映しているようですからぜひ♪。

2010/5/8(土) 午前 0:02 ffa**77

ああ、青春の物語ですねえ。
映画館に、予告チラシと一緒に、まんがのダイジェスト版(なのか?!)が置いてありまして、読んでおりましたので、原作の雰囲気たっぷりで、とてもよかったですね。
トラックバックのお返しをさせてください。

2010/5/10(月) 午前 2:38 [ てるてる ]

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てるてる先生♪、青春時代を思い出させる作品でしたね。
そのダイジェスト版は見ませんでしたね。新宿ピカデリーに行けばあったのかな。

2010/5/11(火) 午前 0:50 ffa**77

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芽衣子の歌は売れるために歌ってるんじゃないしカッコつけるためでもない。
だからこそ心に響きました。
TBさせてください。

2010/6/21(月) 午後 11:47 かず

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かずさん♪、宮あおいの熱唱は心に響きましたね。
最近バンドもの青春映画が多いですが、女性ボーカルは誰でも演じられるはずもはなく、
そこはさすがに宮あおい、と言ったところでしょうか♪。

2010/6/22(火) 午前 1:42 ffa**77

いつもTBありがとうございます。
お返しさせていただきま〜す♪

2010/7/12(月) 午後 7:36 るぃ

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るぃさん♪、トラバありがとうございます。
宮あおいの歌、良かったですね♪。

2010/7/13(火) 午前 2:50 ffa**77

夢を追いながら、漠然とした不安を抱き、安定する事も怖い、そんな若い頃を思い出しましたって、行っても結局何もする事も無く
安定してるんですがw そんな若い時だからこそのジタバタが凄くよくて切ない映画でした、あおいちゃんの歌声は心に響きますね!
TB返させてください。

2010/10/28(木) 午前 7:31 くらげ

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くらげさん♪♪、若い頃はいいこと、悪いこと、いろいろありますからね。
思い出したくないこもとありますが、今をしっかり生きているということは、
若き日の経験がものを言っているはずです。切ないストーリーに似合う宮あおいの歌に、
僕もしびれました♪。

2010/10/29(金) 午前 1:08 ffa**77

若い時って何か確固たるものを掴まなくちゃって思い込んでるから辛い。
やがてそんなものはないことに気づく。
人生は一瞬の積み重ねだから。
幸せも悲しみも永遠ではないから。

2011/12/10(土) 午後 11:07 ちいず

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ちいずさん♪、若い時しかできない考え方というか、
感情の爆発は、青春時代の特権ですね♪。

2011/12/11(日) 午前 1:20 ffa**77

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宮崎あおいが、別の女優のようにキュートでで若々しく見えました。「わが母の記」「北のカナリアたち」などと比べると・・・。

高良健吾は、最近確かに引っ張りだこの俳優ですね。普通っぽい好青年の役が多いようですが。

2013/7/30(火) 午前 5:30 fpd

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fpdさん♪、最近の宮あおいは主婦というか、妻の役が多いので、
今、この映画を見ると確かに若々しく見えるでしょうね。
高良健吾は、今年は横道世之介が素晴らしいです♪。

2013/7/31(水) 午前 0:22 ffa**77

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