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元アイドルが演じる元アイドル。現在の主婦としての、母としての顔が、大人の女性たちを元気にする。
− 貫録の榊原郁恵、知性あふれる早見優、松本伊代の母親らしさ、そしてマイペースの石野真子 − 1970年代後半から80年代前半、アイドル華やかなりし時代に大活躍した4人の元アイドルが、
「元アイドルという役柄」を演じる舞台、その名もミュージカル「ヒロイン〜女たちよ タフであれ!〜」。 4人の役どころは、かつて4人組のアイドルグループ「ミューズ」のメンバーだったという設定。
人気絶頂の中、惜しまれつつも解散、引退したミューズの4人が、 その後一度も顔を合わせることがなかったものの、テレビの懐メロ特番のために、
25年ぶり!に1日だけ再結成するというストーリーです。
ここに描かれているのは、華やかなりしアイドル引退後、ごく普通の主婦になって家事にいそしみ、
母親になって子育てに奮闘し、あるいはアイドル時代の経験を生かした仕事をこなしたりしながら、 いろんな苦労を重ね、アラフィフになった今も毎日をタフに生きている大人の女性たちの姿です。 再結成の日、4人が楽屋に集まってくるところから幕が開きます。
最初に姿を現すのはナナ(早見優)。ナナはミューズの中では最年少の45歳ながら、いちばんのしっかり者。
グループのリーダーでもあり、みんなをまとめて、久しぶりのステージを成功させようと張り切っています。 引退後にはソロデビューし、しばらくは夢を追い続けていましたが、今は地元のラジオ局でDJをしています。 私生活では歯科医である夫の浮気にずっと悩み続けていたのですが、昔の仲間と再会し、語り合うことで、 ようやく踏ん切りをつける、という女性です。 早見優(44歳)が、お馴染みの美しい英語もさりげなく披露し、そのすらっとした体型といい歌声といい、
またリーダーシップを存分に発揮するなど、4人を引っ張る存在感を見せてくれています。 どこにでもいるおばちゃん風のメイクと身なりで登場するリリー(榊原郁恵)は49歳。
引退後、かつての同級生だった公務員と偶然にも再会して結婚。子供も授かりましたが、
現在は80歳の舅の介護に疲れ果てているようです。楽屋にも、父親用に買ったオムツを持って現れます。 家庭のことは何も気に掛けてくれない夫に、すでにあきらめ気味の夫婦生活でしたが、 終盤、夫の愛を知ることになる、という展開が待っています。 榊原郁恵(51歳)の持つ明るさとユーモアセンスが随所で輝きを放ち、最年長としての貫禄すら見せます。
さすが元ミュージカルスター(80年代にミュージカル「ピーターパン」で7年間主役を務めた実力者)です。 引退後、すぐに結婚をしたジュン(松本伊代)は45歳。実は当時のマネージャーとの恋愛が発覚し、
ミューズ解散のキッカケとなった一人でした。ところが幸せだったのもつかの間、すぐに離婚し、 シングルマザーとなって、一人息子をたいへんな苦労をしながら育てた経験を持ちます。 息子が中学時代にイジメにあい、引きこもりになっ過去を語る(ミュージカルなので歌う)のですが、 このストーリーの中で、いちばんの泣かせどころを担当します。 ほとんどミュージカル経験がないという松本伊代(45歳)。今回は歌や踊りはもちろんのこと、
この脚本の中でいちばんの長セリフをしんみりと語り続け、ひとつの見せ場を演出してくれました。 そして、グループ解散のキッカケとなったもう一人のメンバー、ピーチ(石野真子)は47歳。
この日も楽屋には一人遅れて、しかも変装してやって来ます。その変装の理由は後に明らかになりますが、 ギャンブル中毒の父親の影響で、彼女も苦労が絶えないようです。まだいちども正式に結婚しておらず、 恋多き女性という設定。懐かしいメンバーと再会し、解散のキッカケになったジュンとのわだかまりも解け、 しかも最後には、彼女にもやっと人生の春が来るのか、という流れになります。 ここ数年、音楽活動も積極的で、女優としての活躍もずっと続けている石野真子(50歳)。
今回の役柄も、彼女自身と同じくマイペースで生きるものの、実は見かけよりたくましい女性像です。
さすが元アイドルで歌手というだけあって、歌も踊りも4人はしっかり揃っています。 全員で美しいハーモニーを聞かせる曲もあれば、それぞれにソロナンバーも用意されています。 観客は、元アイドルだった彼女たちのファンという中年男性も多かったですが、
彼女たちと同世代の女性もたくさん詰めかけていました。 特にこのミュージカルは、大人の女性たちを元気にするストーリーです。 だからこそ、この4人と同世代の主婦、母親、キャリアウーマンといった女性たちにも、 ぜひ見てほしいミュージカルに仕上がっています。 |
コラム館(演劇)
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こんばんは〜☆彡
TVで、この4人が抱負を語ってる番組を観ました^^;
流石にプロポーションも保ってて…皆お母さんなのに素敵ですよねっ!!
いい舞台だったようですね〜、行きたいけど…2月は予算オーバーなのですよ(-_-;)
それに出掛ける予定も多くて(汗;岩松了さん演出の「国民傘」にも行くし。。
凸*、です〜♪
2011/2/6(日) 午前 1:05
すご〜く楽しそうなステージですね!
ほんと皆さん、変わらないプロポーション、美しさを保っているって
ステキですね。
ふぁろうさんの記事で元気をもらえました!ポチ☆
2011/2/6(日) 午前 7:23
ひょ〜〜〜!@@
楽しそうですね〜!これ、テレビで宣伝してるの観たなぁ〜。
あの時代のアイドル達が今、いろんなところで結構活躍してますよね〜!!
2011/2/6(日) 午後 3:42
フェイさん♪、元アイドル歌手が、素晴らしい歌とハーモニーを聞かせてくれました。
演技もサマになっています。僕のいちばんのお目当ての石野真子以外は、
みな子育て経験のある立派な母親、それぞれの役柄に生かされていました。
岩松了にはけっこうのめりこんでますね。ナイロンの長田奈麻も出てる舞台ですね♪。
2011/2/6(日) 午後 7:38
irukaさん♪、この舞台のコンセプトは、「がんばる女性たちに捧げる応援歌」です。
プロデューサーの言葉を借りれば、
「家族、仕事、恋愛、結婚、離婚など様々な問題に対して、
他人のせいにするのではなく、自分の考え方や感じ方によって、
より魅力ある人生なることを伝える作品」ということです。
みんな美しさ、かわいらしさを保ってますね♪。
2011/2/6(日) 午後 7:43
なみぺーさん♪、何が楽しいって、演じている4人が、
ほ〜んとに楽しそうに演じるいるので、観てる方も楽しくなります。
あの時代は、ほんとにアイドル全盛で、アイドル番組もたっくさんありましたよね♪。
2011/2/6(日) 午後 7:47
すっごい顔ぶれ。私にとっては懐かしい人たちばかりです。
こういう企画っていいですね〜
日本って若いことばかりがもてはやされますが、いくつになっても
こうしてがんばってほしいです。
2011/2/8(火) 午前 10:01
Cartoucheさん♪、僕にとっても懐かしい人たちですが(汗)、
石野真子だけは、ここ2年で5回見ましたけ。ファンだから(笑)♪。
いやでもみんな、昔とそんなに変わらないんですよ、カーテンコールで、
それぞれが話してくれる言葉は、昔の雰囲気そのままでした♪。
2011/2/9(水) 午前 0:29