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戦争へ向かっていた時代の記憶、現代になって書き綴られた記録、残された手紙に涙するのは、、、。
− 松たか子が見せる恋心、黒木華がちらつかせる秘めたる想い、倍賞千恵子が涙で伝える後悔 − おしゃれで魅力的な奥様を演じる松たか子。夫と幼い息子がいながらも、ある男性に恋心を抱き、 その感情を抑えられない衝動的な行動と、それが許されない時代ゆえの、心の葛藤を巧みに表現します。 その奥様を慕い、どんな言いつけにも従ってきた昭和の女中タキを演じる黒木華。
普段は口数も少ない女中ながら、ここぞという時に奥様に言い放った言葉に隠された想いを、 60年後のタキを演じる大ベテラン倍賞千恵子とのコラボレーションで見せてくれます。 平成の時代、当時を思い起こしながら日記風の自叙伝を書き綴っていく中で、
鉛筆の手をとめては後悔の念がよぎる倍賞千恵子の表情が、隠し続けた秘密の重さを物語ります。 映画はタキ(倍賞千恵子)が亡くなった直後から幕を開けます。葬儀の数日後でしょうか、
タキおばあちゃんの部屋の片づけをしている健史(妻夫木聡)。一冊のノートが見つかるのですが、 それはタキの生前から健史が時々読ませてもらっていたノート。タキの自叙伝でした。 その自叙伝には、健史が習った知識とはちょっと違う当時の日本人の暮らしぶり書かれていました。
作り話ではないかと時に疑う健史でしたが、タキは「あんたの言う通り正直に書いてんだよ」と、 いつでも言い返していました。それはもちろん、タキにとってすべてが真実だったからなのですが、、、。 平井家に女中奉公していたタキ(黒木華)。時子奥様(松たか子)は憧れの存在でした。
夫(片岡孝太郎)とまだ幼い一人息子の恭一。家族3人の暮らしぶりを幸せな風景と感じていたタキは、 どんな仕事にも素直に一生懸命に取り組み、平井家に尽くしていました。 ところがある日、夫の会社の新入社員・板倉(吉岡秀隆)に対し、時子は恋心を抱いてしまうのです。
それに気付いたタキ。許されないはずの時子の行動とはいえ、タキは時子を咎めるわけにはいきません。 しかし、当時の日本は日中戦争を継続しながら大きな戦争へと向かっていた時代。
やがて板倉にも召集令状が届きます。そして板倉の出征の日、時子は思い切った行動に出ようとします。 その時、タキが時子に対してとった行動とは、、、。そこに隠されたタキの想いとは、、、。 昭和の東京郊外の家族模様を、山田監督らしい視点で描いた人間ドラマではあるものの、
終盤には、亡くなったタキおばあちゃんの自叙伝の完成を楽しみに待っていた健史が、 その自叙伝といっしょに見つかった手紙に隠された謎を解くというミステリアスな展開も待っています。 クライマックスで明らかになる未開封の手紙の真実。その瞬間に訪れる感動。
「君の小さな罪は、もうとっくに許されてるんだからね」と語る60年後の恭一ぼっちゃん。 それは、幼き日の恭一が小児麻痺で苦しんでいた時、毎日毎日おんぶして病院まで通ってくれたタキへの、 深い感謝の念に他なりません。そんな静かな余韻の残るエンディングも、山田作品ならではです。 <映画の次回作情報>
黒木華
:銀の匙 Silver Spoon(吉田恵輔監督) 3月7日公開 共演:中島健人、広瀬アリス、市川知宏、吹石一恵、西田尚美、吹越満、中村獅童 他 室井滋
:いのちのコール ミセスインガを知っていますか(蛯原やすゆき監督) 初夏公開予定 共演:安田美沙子、山口賢貴、国広富之、筒井真理子、榊英雄、中野良子、大和田伸也 他 松金よね子
:マンゴーと赤い車椅子(仲倉重郎監督) 今秋公開予定 共演:秋元才加、NAOTO、石井貴就、吉岡里帆、杉田かおる、ベンガル、三田佳子 他 木村文乃 :ニシノユキヒコの恋と冒険(井口奈己監督) 現在公開中 共演:竹野内豊、尾野真千子、成海璃子、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子 他 :太陽の坐る場所(矢崎仁司監督)
今秋公開予定 共演:水川あさみ、三浦貴大、森カンナ 他 |

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ふぇいさん♪、同じ映画でも観る人によって感想も評価も違いますし、
同じ人が観ても、観る時の精神状態や体調によって感じ方が変わってくるものですね♪。
2014/2/11(火) 午前 0:24
ウサコさん♪、現代に生きる健史から見ると、戦争の時代というのは、
もっと厳しい世の中を想像していたのでしょうが、おばあちゃんの自叙伝からは、
それほどの厳しさが伝わってこないので、疑ってしまうのも無理はないですね♪。
2014/2/11(火) 午前 0:27
原作も読みましたが、終盤まだるっこしかったので、僕は映画の方が好きです。
松たか子、黒木華、倍賞千恵子の演技が、皆素晴らしかったです。
久石譲の音楽も、相変わらず良かったです。またサントラ買っちゃいました。
2014/2/12(水) 午前 5:00
まだ見ていませんが楽しみです。
寅さんシリーズの「さくら」と「みつお」の親子共演ですね(山田組ですね)。黒木華、松たか子らの演技が見どころでしょうね。
2014/2/12(水) 午前 8:47
「東京家族」から すこし山田洋次さん変化してきたのかなぁという印象も受けましたが そのしっとり感は やっぱりなぁと落ち着けました。
ただ「みつお」くんは お松さんのお相手にはやや役不足だったようにも、私感ですが。
2014/2/12(水) 午後 4:37
松たか子が素晴らしかったですね〜!
山田監督も、いいお年ですがまだまだやってくれそうですね。笑
トラバお返しします。
2014/2/12(水) 午後 8:54
のびた先生♪、なるほど原作より映画の方が良いパターンですね。
そこは山田洋次監督と演技陣の力でしょうね。倍賞千恵子の存在感も見事でしたね♪。
2014/2/12(水) 午後 11:31
fpdさん♪、山田洋次監督作品におなじみの顔が揃いました。
米倉斉加年は寅さんシリーズに何本か出演していますが、
本作でも重要な役割でした♪。
2014/2/12(水) 午後 11:32
たんたん先生♪、吉岡秀隆も山田監督作品の常連ですが、
今回のキャスティングは微妙でしょうか。
満男のイメージが強すぎるのが邪魔になってるのかもしれませんね♪。
2014/2/12(水) 午後 11:35
ミニドラゴンさん♪、松たか子は、やはり「告白」以降でキャラが膨らんできました。
今回も禁じられた恋に陥るわけですが、さすがの演技力でしたね♪。
2014/2/12(水) 午後 11:38
いい映画でしたね〜。
なんかじわじわとラストにくる映画でした。
タキちゃんがかわいくて〜。自分の部屋でくつろぐ姿に萌え〜♪でした。
松さんもほんとにすばらしかったです。トラバしていきます。
2014/3/9(日) 午前 0:31
なみぺーさん♪、黒木華は最近の若手女優にはないものを持っていますね。
その佇まいが山田洋次監督好みかもしれません。
松たか子もさすがの演技力で見せてくれましたね♪。
2014/3/9(日) 午前 0:56
帯の話はタキちゃんと同じようにゾクゾクしましたね。
自分の感性のなさか、恭一ぼっちゃんの思いはそこまで感じられませんでした。自分は原作の方が映画よりよかったかなと思いますが。まあそれぞれ感じ方は違うでしょうからね。黒木華はすごく女中らしくて、全然無理がなかったです。TBさせてくださいね。
2014/3/16(日) 午後 9:33
シーラカンスさん♪、黒木華の控えめな女中像が印象的でしたね。
松たか子、倍賞千恵子ともども熱演でした♪。
2014/3/17(月) 午前 0:42
黒木華や松たかこの演技で注目されていますが、実は作品としての
面白さはそのミステリアスな展開と、最後の現代で息子さんに会う、
という展開の部分なのだと思います。クライマックス。
そういう意味では妻夫木聡の演技も非常に重要な位置を占めていますね。
おばあちゃんそれは違うよ。と、自分の思い込みで頭ごなしに
意見するあたりはイマドキの若者らしさが出ている気もしますね。
倍賞千恵子との掛け合いもいい感じです。
2014/4/24(木) 午前 0:59
エルザさん♪、女優陣の演技はもちろんですが、ストーリーのミステリアス感も、
確かに見どころでした。倍賞千恵子と妻夫木聡のやりとりもストーリーの鍵でしたね♪。
2014/4/25(金) 午前 1:03
ようやく見ました。
黒木華がぴったりの昭和の女中でした。
小保○さんの実験風景のエプロン姿と二重写しに見えました。
TBお返しします。
2015/1/3(土) 午前 8:39
fpdさん♪、去年も大活躍だった黒木華の顔立ちというのは、
昭和の女性にぴったりで、山田洋次監督好みかもしれませんね♪。
2015/1/3(土) 午後 11:42
原作は、直木賞受賞作作品なんですよね!
黒木華は、ベルリン映画祭受賞して、一気に開花しましたね♪
松たか子も、「アナ雪」、出産とオメデタ続きで(^_-)-☆
2015/4/9(木) 午後 11:18
やっくん♪、黒木華のこのところの活躍が目覚ましいです。
最近の若手女優の中でも、華やかさというよりも、他の人にはない存在感がありますね♪。
2015/4/12(日) 午前 10:29