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恋と言う名の冒険に明け暮れた優しすぎる男の結婚願望と、果たされた約束が生んだ恋愛ファンタジー。
− 尾野真千子、時にはにかみ時にじゃれ合い、井口奈己ワールドで見せるラブシーンのふんわり感 − 若手からベテランまで、女優陣が豪華に顔を揃えた本作。
彼女たちが演じるのは、一度は主人公ニシノユキヒコ(竹野内豊)に恋をしてしまった女性たちです。 夏美(麻生久美子)は、過去に不倫関係にあった女性。そんな過去のワンシーンから幕を開けます。
海辺のカフェのテラス席。夏美と、夏美の幼い娘みなみと3人でテーブルを囲んでいるニシノ。 なつみと同じくバナナパフェを注文し、「僕はどうしていつもうまくいかないんだろ」と呟きます。 そして「普通に結婚したいねぇ。女の子がほしい」との言葉に、夏美からは「絶対ムリ!」と一蹴。 そんな言葉の通り、イケメンで優しくて仕事もできるニシノは女性からモテまくるのですが、
いつも最後には女性からフラれてしまうという恋の終わりを繰り返していたのです。 ニシノユキヒコを演じる竹野内豊は、多くの女性たちとソフトなラブシーンを見せてくれますが、 クールな役も似合う俳優とはいえ、何故かフラれてしまう男性像として憎めないキャラを好演です。 さて、オープニングの数年後、女子高生になったみなみ(中村ゆりか)の部屋に、ニシノは現れます。
「みなみちゃーん、大きくなったねぇ。夏美さんは?」と。「あなた誰?」と怪しまれるニシノですが、 当時プレゼントしたものをニシノから指摘され、「ニシノユキヒコさん?」とニシノを思い出し、 それから数日間の、みなみとニシノの不思議な時間と空間が展開することになります。 ニシノの過去の女性遍歴の語り部のような存在感を見せるのが、ササキサユリ(阿川佐和子)。
通っていた料理教室でニシノと出会ったサユリは、偶然にも映画館でニシノとばったり。 その後の喫茶店で、往年の名画「カサブランカ」のボギーの話題で映画談議に花を咲かせたりします。 多くの女性陣の中でもニシノと最も結婚に近づいたのはマナミ(尾野真千子)でしょうか。
尾野真千子は、井口監督ならではのこれでもかという長回しにも堪えるラブシーンで、 大人の女性の可愛らしい表情が冴え渡りました。ニシノの上司でOLという役回りですが、 ニシノのマンションではカノコ(本田翼)との修羅場も経験することになります。 未練たらたらの元カノとして登場するカノコ。別れたはずのニシノを温泉に誘っては、
「どうして私といっしょに来たの?」と、ソノ気にさせる視線を投げかけながらニシノに抱きつきます。 本田翼はいつもニシノにまとわりつく女性を、浴衣姿も披露しながら好演しています。 また、ニシノのマンションの隣人として登場するのは、昴(成海璃子)とタマ(木村文乃)。
二人は同居していて、なうという名前の猫を飼っています。なうがニシノの部屋に迷い込むことで、 ニシノは二人と知り合うわけですが、昴は「いっしょにお風呂に入らない?」とニシノを誘うなど、 これまでの成海璃子とは違ったイメージの女性像を見せてくれました。 一方の木村文乃も、男性よりも女性=昴が好きな女性という役柄で、やはりこれまでにないキャラです。
いずれにしても、二人ともニシノを好きになってしまうことに変わりはありません。 どのラブシーンをとっても長回しの撮影が効果的に使われることで女優陣の魅力も十分に発揮され、
再び海辺のカフェにニシノが現れるエンディングで、ファンタジーを実感できる作品に仕上がっています。 <映画の次回作情報>
尾野真千子
:魔女の宅急便(清水崇監督) 3月1日公開 共演:小芝風花、広田亮平、山本浩司、新井浩文、浅野忠信、筒井道隆、宮沢りえ 他 :神様はバリにいる(李闘士男監督)
2014年公開予定 共演:堤真一、玉木宏 他 木村文乃 :小さいおうち(山田洋次監督) 現在公開中 共演:松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子、橋爪功 他 :太陽の坐る場所(矢崎仁司監督)
今秋公開予定 共演:水川あさみ、三浦貴大、森カンナ 他 |

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竹野内豊と言えば、クールなイメージですが、こういったラブストーリーは珍しいですね。阿川佐和子の番組のゲストで「カサブランカの話題のシーンはアドリブだった」と語っていました。
劇場か、DVDになるか迷っていますが、麻生久美子も出ているので(笑)。
「アメリカン・ハッスル」「小さいおうち」など見逃しています・・・。
2014/2/17(月) 午前 0:50
fpdさん♪、あのカサブランカのシーンはアドリブだったんですね。
あのシーンも井口監督の長回しだったので、そんな映画談議になったんでしょうね。
2014/2/18(火) 午前 0:07
女優陣がなかなか色っぽく、竹野内豊もカッコ良かったですね。
尾野真千子と本田翼のあの修羅場は印象的でした。笑
トラバお願いします。
2014/2/20(木) 午後 4:37
ミニドラゴンさん♪、あの修羅場は二人の見せ場でもありましたね。
長回しでアドリブぎりぎりの演技もあったようですが、どの女優からも、
色っぽさがにじみ出ていましたね♪。
2014/2/21(金) 午前 0:14
好みがはっきり分かれる映画でしたね〜
私はマッタリ感が好きですし、女優さん達もみんなかわいくて、竹野内豊も素敵だったので満足でしたが。
そうそう、なうが超かわいかったです〜!そしてあの楽団が謎すぎて気になってます(笑)
トラバさせて下さいね。
2014/2/23(日) 午前 1:55
なみぺーさん♪、あの楽団は不思議でしたねぇ。まるで夢の中にいるような空間でした。
音楽になってるような、なってないような(笑)。なうという名前も印象的でしたね♪。
2014/2/24(月) 午前 1:01