日本映画の女優たち

グッドモーニングショー(君塚良一監督) 10月8日公開!

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二度とできない夫婦喧嘩。もう一度言われたかった言葉は「バカだねぇ、おまえは」。
− 新垣結衣、初めての母親役で、慣れない子育てに孤軍奮闘の初々しさに好感 −
 
「(すでに自分は)この世の人間ではございません」。
落語家のユウタロウ(大泉洋)が、スクリーンから語りかけるシーンから始まる物語。
自らの葬儀のシーンと並行させながら、妻との出会いと結婚、そして妻の出産を、
ダイジェスト的に見せてくれます。
 
ユウタロウのウケない落語に静まり返った観客席の中で、ただ一人、
声を出して笑っている女性・サヤ(新垣結衣)に目が留まります。
舞台の後でサヤを呼び止めると、「あの〜、何で笑ったのかな?」と問いかけます。
「一生懸命だったから」。そんなサヤからのあっけない返答。
落語が面白かったという言葉こそ聞けなかったものの、
その日から、ユウタロウとサヤとの付き合いが始まるのです。
 
「一生懸命だったから」。何気ないひと言ですが、そう感じて笑ったサヤ自身も、
何事にも一生懸命な女性だと伝わってくる言葉に他なりません。
 
いずれにしても息子のユウスケが生まれたばかりで、さあこれからという時に、
交通事故で亡くなってしまったユウタロウが、サヤとユウスケのことが気になって、
成仏できないのです。この「気になって」という言葉のしつこいまでの繰り返しから、
ユウタロウの二人への想いがひしひしと伝わってきます。
 
そんな中、葬儀に顔を出すユウタロウの父親(石橋凌)。
棺の中で眠るユウタロウに向かって、「バカもん!」と怒鳴る声が聞こえてきます。
厳しい父親像が伝わるシーンですが、実はこのシーンは終盤への伏線になっており、
そこにはユウタロウと両親との思い出、親子の絆がたくさん詰まっていました。
 
さて、ストーリーはユウタロウがサヤの周りの人間たちに次々と乗り移りながら、
サヤを見守る展開となるのですが、特にお夏(富司純子)との掛け合いに注目です。
 
生前のことで夫婦喧嘩となる二人。赤ちゃんができたという報告が後回しになったサヤに、
腹を立てるユウタロウがいるかと思えば、真打昇進の報告が遅れたユウタロウに、
今度はサヤが怒ってみたりと言い争いは絶えません。しかしながら、
結局は、「死んでからの夫婦喧嘩はよそう」と冷静になるユウタロウでした。
 
そしてユウタロウの父親の話になり、「夫婦だって秘密の一つや二つくらいはあるもんだよ」と、
開き直るユウタロウだったのですが、、、。
 
この夫婦喧嘩のシーンでは、ユウタロウが乗り移った富司純子の、
熟練した演技が見事です。とにかくユウタロウに成り切った言葉使いや立ち居振る舞いは、
捨て身の熱演とも言え、今年度の助演女優賞に匹敵するのではないでしょうか。
 
さらに終盤、ユウタロウが佐野(中村蒼)というささら駅の駅員に乗り移ります。
やはり夫婦喧嘩になってしまうものの、やがて、
「私にはちゃんとユウちゃんが見える」というサヤから発せられる言葉と、
中村蒼が大泉洋の姿に変わり、サヤを抱きしめるシーンは感動的でした。
 
サヤを支えてくれる温かい人たちが生きる町・ささら。シフトレンズを使った俯瞰撮影で、
ささらの町をファンタジックな空間に仕立てあげた深川監督の映像へのこだわり。
そしてこのささらの地で、息子と共に生きていく決心を告げる亡き夫へのサヤの最後の言葉。
母親としての自信と、生きる希望を感じさせるエンディングも印象的。
そんなコミカルでファンタジックな人間ドラマに仕上がっています。

 
<映画の次回作情報>
 
新垣結衣
くちびるに歌を(三木孝浩監督)
 2015年2月28日公開 共演:木村文乃、桐谷健太、渡辺大知、石田ひかり、木村多江 他
 
 
 

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ふしぎな岬の物語

 
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家族を越えたつながりと、コーヒーの香りが漂う、ふしぎな岬のふしぎな人間模様。 
− 周囲の人間たちを包み込む温もりオーラを発散、吉永小百合の際立つ存在感 −
 
冒頭、岬の喫茶店から出てくる主人公の悦子(吉永小百合)の目には、
海を見下ろすベンチで絵を描く男性の後ろ姿が映っています。
しかし、その男性の姿が、悦子の幻想だと観る者はすぐに気づかされます。
「えっちゃんは毎朝、不思議な時間を過ごす」というナレーションが流れてくるのですが、
この映画はファンタジーですよと宣言しているようで、そこは違和感があります。
しかも、「俺はこの人を守ってやる義務がある」と阿部寛の声で聞こえてくるものの、
阿部寛が演じる浩司と悦子の関係が後半まではっきりしない点も、消化不良感が残ります。
そんな違和感に序盤から支配され、最後までその「ふしぎな」感覚から抜け出せませんでした。
 
物語が進むにつれ、悦子の周りにいろんな人物も登場してくるのですが、
シナリオが全員をさばき切れていません。どの人物も十分に描き切られておらず、
完成度の低いシナリオと言わざるを得ません。
裏を返せば、小さいエピソードを盛り込み過ぎたというべきか、
芸達者が顔を揃えていますが、もったいないキャストの使い方になってしまいました。
 
たとえばタニさん(笑福亭鶴瓶)。その登場シーンは、
「この30年、何も変わらへん、ここにおれるだけで、わしは幸せなんや」と、
悦子に対する言葉はけっこう重いのですが、そこまでの深い関係性が伝わってこないのです。
しかも中途半端な失恋?と船出ですから、深々と頭を下げる悦子に向かって、船上から、
「頭を下げるのはこっちや、ありがとう」と言われても、その言葉に説得力がありません。
 
また、深夜に泥棒(片岡亀蔵)が登場するシーン。
この岬の小さな喫茶店に泥棒というのも意外ですが、泥棒が壁の絵を見ていたのを、
悦子が気づいていたというのも違和感です。しかも悦子の言葉で泥棒の態度が変わり、
しかも最後にまた姿を現すというのは、ちょっといいシーンにも見えますが、無理があります。
 
中盤、浩司の幼なじみのみどり(竹内結子)が都会から戻ってきます。
竹内結子の優しい微笑とやわらかい語り口で、ある夜、みどりは浩司に語ります。
「高校生の私から見ても(浩司が悦子を好きだという気持ちは)バレバレだったよ」と。
「俺とえっちゃんは血がつながってんだぞ」と反論する浩司でしたが、この時点では、
まだ浩司と悦子の関係が明らかにされておらず、ここもちぐはぐさを感じるシーンです。
 
それでも、みどりの父親の徳さん(笹野高史)との父娘関係は救いでした。
虫の知らせという言葉も出てきましたが、離れていた家族とひさしぶりに再会すると、
なぜかその日に不幸が訪れたりする。似たような経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
徳さんが倒れた時に、「お前は自分のことだけ考えろ」とみどりに強がってみたり、
生命保険証書を手にみどりが涙するシーンは、親子の絆を感じました。
 
そして終盤、岬の喫茶店に再びやって来た父親(井浦新)と幼い娘。
父親が、この娘は霊感のようなふしぎな力を持っていると言っていましたが、
その少女が出会ったという男性の存在と、そこから絵を持って行く流れがやや強引で、
どうも納得しづらい展開です。
 
その後の火事は、映画的にはクライマックスとなるシーンのはずですが、
燃え盛る炎を瞬きひとつせず、睨むように見つめる吉永小百合の表情だけが印象的で、
残念ながら今ひとつ盛り上がりに欠けるシーンでした。もちろん安定した演技力は、
吉永小百合が常に主演女優であり続ける理由でもあるのですが、、、。
 
いずれにしても、モントリオールで映画賞を獲った作品のため期待が大きかっただけに、
個人的には総合的な評価は低くなってしまいました。
 
 

11月の注目作:寄生獣

 
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今年も早いもので残り2か月。そろそろ今年のベスト1も気になる季節です。
そんな中、日本映画の興行の世界に目を向けると、
先月も好調だった「るろうに剣心 伝説の最期編」が興行収入41億円を超え、
また公開(8月1日)からちょうど3か月の「るろうに剣心 京都大火編」は、
52億149万円を記録したというニュースが伝わってきました。
これは、ワーナー・ブラザース配給の日本映画としては、
2006年公開の「デスノート the Last name」の52.0億円を破る最高額となりました。
 
ワーナー配給作としては今月も「トワイライト ささらさや」が控えており、
また来年初夏には「ストレイヤーズ・クロニクル」(瀬々敬久監督)も待機しています。
「ストレイヤーズ〜」は、岡田将生の本格アクション初挑戦が話題になっており、
染谷将太、成海璃子、高月彩良ら若手から、石橋蓮司、伊原剛志らベテランまで、
共演陣も多彩なアクションを披露するという楽しみな作品です。
 
そんな中、今月の注目作は、11月29日公開の「寄生獣」(山崎貴監督)です。

今や日本映画界には欠かせない存在となった染谷将太の主演作で、
共演には深津絵里をはじめ、阿部サダヲ、橋本愛、東出昌大、大森南朋、
北村一輝、余貴美子、國村隼、浅野忠信ら豪華な顔ぶれがそろっています。
 
また本作も最近流行りの2部作で、来年4月25日には「寄生獣 完結編」も公開されます。
ここはヒットメーカー山崎貴監督の手腕、その映像表現にも注目です。

寄生獣  公式サイト
 
 
<その他の注目作>
 
トワイライト ささらさや(深川栄洋監督)  公式サイト
11月8日公開  出演:新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、石橋凌、富司純子 他
 
「神様のカルテ」シリーズなど感動作を連発する深川栄洋監督が手掛けるファンタジー。
母親役に初挑戦の新垣結衣、このところ映画出演も多い大泉洋との初共演にも注目

 
紙の月(吉田大八監督)  公式サイト
11月15日公開  出演:宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、石橋蓮司、小林聡美 他
 
第27回東京国際映画祭のコンペティション部門にて唯一の日本代表作品として上映され、
観客賞と最優秀女優賞を受賞した作品。女優力を引き出す吉田大八監督の演出にも注目。
 
 
 
 
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日本映画史にも残る壮絶なるクライマックス。5人がぶつかり合う死闘に見る殺陣の迫力。
− 武井咲、土屋太鳳、高橋メアリージュン。慕う女たちの、それぞれの想いにも注目 −
 
「るろうに剣心 伝説の最期編」は、公開6週目で観客動員が300万人を超え、
ロングラン中の「るろうに剣心 京都大火編」も公開12週目で観客動員は400万人を突破、
夏から秋へのるろ剣人気は衰えを見せません。
 
前作「京都大火編」でも見応える決闘シーンがいくつも繰り広げられましたが、
本作では、剣心(佐藤健)にとっての最強の敵・志々雄(藤原竜也)を相手に、
剣心ら4人が次々と挑んでいく死闘こそ、本作の、いや本シリーズ最大の見せ場となっています。
この約14分間に及ぶ流れるような殺陣は、日本映画史にも残るといっても過言ではありません。
 
さて、志々雄の船から荒れ狂う海に飛び込んだ剣心は浜に流れ着きましたが、
その剣心を拾ったのは比古清十郎(福山雅治)。三日間の眠りから目覚めた剣心は、
「薫どの!」との口にするや、すぐにその場を立ち去ろうとしますが、
「久しぶりだな、馬鹿弟子」と声をかける師匠・清十郎に再会し、想いを吐露します。
そして剣心は飛天御剣流の奥義を伝授してほしいと、清十郎に懇願するのです。
 
何度も清十郎と刀を交える剣心。かつての師匠と弟子という関係ながら、
剣心は最強の敵を倒す技を身に付けるため、師匠は弟子にもう一歩成長してもらうため、
そんなお互いの真剣な想いが刀に乗り移ったかのような竹林での対決のシーンは、
緊張感も高まる序盤の見せ場となっています。
やがて自分に欠けていたものを見い出し、満を持して出て行く剣心に、清十郎は言います。
「生きようとする意志は何よりも強い。お前のその命、決して無駄にしないと約束しろ」と。
 
東京の神谷道場に帰ってきた剣心を迎えてくれたのは恵(蒼井優)でした。
ところが束の間、「恵どの、先を急ぐでござるよ」と剣心はすぐに出て行こうとします。
「人を生かすことより、自分を生かすことを考えて」と恵にも同じようなことを言われ、
苦笑いの剣心。ところが出て行く直前、剣心は大勢の警察に取り囲まれてしまうのです。
しかし、警察本部へ連れてこられた剣心は、確信を持って伊藤博文(小沢征悦)に言い放ちます。
「伊藤さん、志々雄に近づきさえすれば勝機はある」と。

そして、志々雄の巨大な船が沖に停泊する浜辺に、剣心は連行されて来るのです。
やっとの思いで薫(武井咲)たちも追いかけてきます。
そこには剣心の公開処刑の場所が用意されていたのですが、、、。
 
ほどなくクライマックスの死闘へと突入。剣心と志々雄だけでなく、
そこに斎藤(江口洋介)、左之助(青木崇高)、さらに蒼紫(伊勢谷友介)も加わり、
スリルとスピード感あふれる決闘シーンが流れるように繰り広げられます。
 
生き残る者、死んでいく者。死んだことにされる者。激動の時代に生きた男たちの意志は、
時代と共に生まれ、その時代に翻弄され、そして時代と共に葬られていくのです。
 
戦争であれ政治であれ、何らかの戦いが終わると、いつも新しい時代が始まる。
そんなことを感じさせられながら、時代劇エンタテインメントは完結しました。
 

<映画の次回作情報>
 
武井咲
クローバー(古澤健監督)
 11月1日公開  共演:大倉忠義、永山絢斗、夏菜、上地雄輔、木南晴夏、西村雅彦 他
 
 
蒼井優
花とアリス殺人事件(岩井俊二監督)
 2015年2月公開 共演(声の出演): 鈴木杏 他
 
家族はつらいよ(山田洋次監督)
 2016年公開予定 共演:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣中嶋朋子、妻夫木聡 他
 
 
 

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舞妓はレディ

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歌は賑やか、踊りは華やか、映像も色鮮やかなミュージカル・エンタテインメント。
― 上白石萌音、歌って踊って、泣いて笑って、芯の強さが光る演技に注目 ―
 
周防正行監督が20年以上も前から温めていたという企画。
それは舞妓になるという大きな夢を抱いた少女の成長物語でもあり、
日本映画界に16歳のニューヒロイン・上白石萌音が誕生した作品でもあります。
約800人の中からオーデションで大抜擢された上白石萌音(かみしらいしもね)は、
数多くの新人女優を映画界に送り込んでいる東宝シンデレラ第7回(2011年)で、
審査員特別賞を受賞したという折り紙付きの女優です。
 
『舞妓さんが一人しかいてしまへんのどす』。
そんな舞妓の百春(田畑智子)のナレーションから始まるストーリー。
京都出身の田畑智子にはぴったりの役柄ですが、実は母親が元舞妓だったとのことで、
小学校の卒業文集には「将来の夢は舞妓になりたい」と書いたというエピソードも。
田畑智子にも、春子の先輩舞妓として、歌って踊る見せ場も用意されています。
 
さて、京都の下八軒という花街(かがい)では、百春が舞妓になってもう10年。
しかし舞妓は百春ひとり。そんなある日、下八軒の万寿楽(ばんすらく)というお茶屋に、
ほっぺの赤い少女・春子が一人でやって来ます。鹿児島弁でおそるおそる、
それでいて一生懸命に訴えます。「舞妓さんさ、してくいやはんどかい」と。
 
上白石萌音は鹿児島出身ということで、鹿児島弁には不安はなかったようです。
しかし住んでいた土地が津軽であるという設定から、津軽弁も覚える必要があり、
さらに京都に来て京言葉をマスターするという役柄です。歌や踊りはもちろんのこと、
3つの方言も巧みに操った演技は、とても初主演作とは思えないほど堂々たるものでした。
特に京言葉をマスターしていくプロセスがそのままストーリーとなっているため、
敢えて不自然なイントネーションでしゃべるシーンもあり、苦労も多かったようです。
 
万寿楽の女将・千春(富司純子)は、訛った言葉ゆえ意味が伝わってこない春子を、
すぐに追い返そうとします。ところが、その場に京野(長谷川博己)が居合わせたことで、
春子の運命が少しずつ回り始めるのです。京野は言語学を教える大学教授でした。
 
目的の場所に訪れ、目的の人物に出会うことによって、人生が変わることもありますが、
目的地にたどり着く途中にたまたま立ち寄った場所、あるいはたまたま出会った人物が、
意外にもその後の人生を大きく左右すること、誰しもあるものではないでしょうか。
 
京野の協力で、舞妓の修行を始めることになる小春ですが、彼女を待ち受けていたのは、
花街ならではの厳しいしきたりと、長唄、三味線、鳴物、さらには舞踊の稽古の日々。
何度叱られてもへこたれず、時には涙を流し、また時には声が出なくなりながらも、
必死に頑張る春子に、千春も過去の思い出話で元気づけてくれたりもします。
 
そして苦しかった1年が過ぎ、やがて春子にもお見世出しという、
お客様の前へ出て、踊りを披露する日がやってくるのです。
 
「おおきに」「すんまへん」「おたのもうします」。そんな京言葉のやわらかさ、
そしてあいまいさが耳に心地よい物語は、歌と踊りにファンタジーの要素もちりばめられ、
クライマックスにはミュージカルらしく明るく楽しく盛り上がり、
思春期ならではの少女の感情も揺れ動くエンタテインメントに仕上がっています。
 

<映画の次回作情報>
 
富司純子
トワイライト ささらさや(深川栄洋監督)
 11月8日公開 共演:新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、つるの剛士、石橋凌 他
 
 

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