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GANTZ PERFECT ANSWER(佐藤信介監督)で、キーパーソンの一人として登場する鮎川映莉子。
その映莉子を演じるのが、日本映画界には欠かせない女優の一人、伊藤歩です。 映画は前作GANTZのダイジェストから始まりますが、本編に入るとまず登場するのが夜のビル群、
そのビルの谷間から夜空を映し出すカメラが地上へと向けられると、とあるビルの1階部分には、 その壁一面がトップモデルである映莉子の電飾看板でライトアップされているという夜の街。 その街を歩く映莉子。マンションに着くと、集合ポストに白い小さな箱が入れてあり、
部屋に戻って箱を開けると、そこから黒い玉が出てくるのです。そして翌朝、目覚めた映莉子の手には、 捨てたはずの黒い玉が握られていて、そこに、映莉子へのミッション指令が浮かび上がるという展開。 まさにあの大きなGANTZがメンバーに命令を出すように、小さなGANTZが映莉子だけに指示を出すのです。 この時点ではまだ、なぜ彼女だけにそのような命令が出されるのかは不明で、さらに、
この小さなGANTZとあの大きなGANTZとの関係もはっきりとはしません。ただ無意識のうちに、 映莉子はミッションをクリアしているようで、淡々と任務をこなすものの、時として我に返るという、 感情のギャップを巧みに表現した演技を見せてくれています。 ただ、後に映莉子の過去が明らかになり、GANTZスーツで戦いに挑むシーンを迎えるわけですが、
戦闘においては目立った活躍の場がありませんでした。GANTZスーツも似合う映莉子の過去からして、 もっと強さを見せることができたはずなだけに、その点はちょっと残念でした。 1993年のスクリーンデビュー以降、コンスタントに映画出演を重ね、 幅広い役柄をこなせる女優として、常に安定感のある演技を見せてくれる伊藤歩。
1996年のスワロウテイル(岩井俊二監督)では、日本アカデミー賞の新人賞を獲得しました。 ちなみに、同年の新人賞には内野聖陽、天海祐希らがいます。 その新人賞と同時に、優秀助演女優賞も受賞するという、いわゆるW受賞に輝きました。 なお、この年の最優秀助演女優賞は、Shall we ダンス?(周防正行監督)の渡辺えりでした。
先月スタートしたNHKの連続テレビ小説「おひさま」では、主人公の陽子(八木優希)が10歳の時の、 尋常小学校の担任・高橋先生役で、陽子たち生徒に「自分で考えることが大事」と語りかけました。 その先生を目標にしていた陽子の友人ユキの意志を継ぎ、陽子(井上真央)は後に先生になるのですが、 先生になった後、再び高橋先生と再会するらしく、時期的には少し先になると思われますが、 再び伊藤歩を、「おひさま」の中でも見ることができそうです。 先月31歳になった彼女ですが、今後もますます魅力的な女優として、キャリアを重ねてほしいです。
<伊藤歩のマイ・ベスト3> 1:カーテンコール (2004年/佐々部清監督、共演:藤井隆、鶴田真由、奥貫薫、津田寛治 他) 2:のど自慢 (1999年/井筒和幸監督、共演:室井滋、大友康平、尾藤イサオ、竹中直人 他) 3:さよなら、クロ (2003年/松岡錠司監督、共演:妻夫木聡、新井浩文、金井勇太、井川比佐志 他) 3:きょうのできごと (2004年/行定勲監督、 共演:田中麗奈、妻夫木聡、柏原収史、池脇千鶴 他) 3:スワロウテイル (共演:三上博史、Chara、江口洋介、渡部篤郎、山口智子、桃井かおり 他) <伊藤歩・関連記事> |

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