|
驚きと感激の再会から1年。あのミューズが、より若々しく、歌って踊って笑顔を振りまきます。
− パワーアップした4人組。アイドル時代を思わせる大声援に、感激の表情と感謝の言葉も − 昨年2月、大好評を博した元アイドル4人組「ミューズ」が、銀座博品館劇場に帰ってきました。
(昨年のミュージカル ヒロインはこちら) 時代設定もあれから1年後。舞台は再び1日だけのリサイタルの前日のリハーサル会場ですが、
4人を取り巻く環境も、1年前とは少し異なってきているようです。 舅の介護に疲れていたリリー(榊原郁恵)は50歳。介護の経験を生かしてヘルパーの資格を取り、
現在は介護付き老人ホームで働きながら、音楽療法士を目指しているようですが、、、。 ラジオのDJをしていたナナ(早見優)は46歳。その後、歯科医の夫とは離婚し、
現在はボランティアで歌いながらも、実は再びプロのシンガーとして歌いたいようですが、、、。 バツイチのジュン(松本伊代)は46歳。現在もシングルマザー。引きこもりだった息子も25歳になり、
今度はその息子のためにと、2か月前にレストラン経営を始めたようですが、、、。 結婚もせず、父親のつくった借金返済のために働き続けるピーチ(石野真子)は48歳。
自らカフェを経営中。しかし年下の彼氏との付き合いに将来はなさそうですが、、、。 再び集まった元アイドルグループの4人組を演出するのは、80年代のアイドル時代に、
ミューズのバックでドラムを演奏していたとういう古池(川崎麻世)。 そのアシスタントの佐藤(ダレアレ悟)が、舞台の裏方として走り回っています。 冒頭から、ミュージカルらしく4人の元気な歌声とダンスで展開していきます。
まずは4人組がバスガイドの恰好で舞台に登場し、70年代の出来事やヒット商品、 テレビ番組や、さらに懐かしいセリフなどを、歌でつないでいくという趣向です。 そして舞台はリハーサル会場へと。昨年は25年ぶりの再会という設定で、
4人の関係性にぎこちない部分もありましたが、今回はさすがに一度再結成公演をしているだけに、 4人の仲も順調のようです。ところが、リハーサル会場の暖房が壊れて効かなくなり、 水道も止まるというトラブルに見舞われ、リハーサルがなかなか順調に進みません。 さらに、4人のうち3人が知らされていない意外な計画が発覚し、4人の絆が揺らぐ瞬間が訪れるのです。
果たして4人は仲直りできるのか、リサイタルは成功するのか、、、。
全編歌とダンスでつながれていくストーリーは、さすが歌手の4人だけあってハーモニーも美しく、
昨年歌ってくれたヒット曲も健在。往年のアイドル歌手のコンサートさながらに、 ラストナンバーでは客席から4人に対してコールが起こるという現象まで見られました。 そのコールはどうやら石野真子のファン(親衛隊)を中心に沸き起こっていたようですが、
その掛け声に、歌っている石野真子は、明らかに感激の表情に変わっていました。 カーテンコールで登場した6人に対しては、川崎麻世、ダレアレ悟にも、
同様に掛け声が起こり、キャスト全員からファンに対する感謝の言葉も聞かれました。 往年の女性アイドル4人が集結ということで、同世代の男性ファンが多いかと思いきや、
この日は客席の約半分は女性。もちろん出演者と世代の近い女性客が大勢見られました。 特に「女たちよ タフであれ!」と、クライマックスの「ヒロイン」の2曲は、
女性のための応援ソングのような歌詞で、最高の盛り上がりを見せる場面ですが、 男性以上に盛り上がっている女性客も大勢いました。 この東京公演の後、熊本、山口、大阪、名古屋でも公演があります。
大人の女性による、大人の女性のためのミュージカルですから、 これこそ大人の女性に観てほしいミュージカル、と言えそうです。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年02月19日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




