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7月の注目作:HERO

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7月に入っても梅雨が明ける気配がなく、うっとおしい空模様が続いていますが、
今月の注目作は、梅雨明け頃となるか、7月18日公開の「HERO」(鈴木雅之監督)です。

久利生公平(木村拓哉)が初めて姿を見せたのは2001年1月のテレビドラマ版ですから、
それからはや16年。ドラマ版の第1期では若さゆえの久利生の暴走感覚も見どころでした。

劇場版第1作「HERO」(2007年)を経て、久々の復活となった昨年のドラマ版第2期では、
ほとんどのキャストが入れ替わるという、従来のシリーズものとは違った展開。
しかもベテラン検事となった久利生の活躍ぶりが、高視聴率にもつながりました。

テレビの連続ドラマから始まってスペシャルドラマ、さらに劇場版まで製作される作品は、
ドル箱シリーズの「踊る大捜査線」や「海猿」をはじめ、「TRICK」「SPEC」「相棒」など、
劇場版も確実にヒットする傾向があり、製作サイドにとっても美味しい作品と言えるでしょう。

サブタイトルがつかないシンプルな「HERO」というタイトルは第1作と同じですから、
映画ファンが語るには2015年版の「HERO」として区別するしかないでしょうか。

2007年版の第1作も、81億5千万円の大ヒット(同年の興行収入1位)で、
昨年末時点での日本映画歴代興収17位(実写映画では10位)という記録が残っています。

ちなみにこの作品以降、実写映画でこの数字を上回ったのは、
ROOKIES−卒業−」(2009年公開/85億5千万円)と、
記憶に新しい「永遠の0」(2013年公開/87億6千万円)の2本しかありません。
果たして今回は、どこまでこの数字に迫ることができるでしょうか。

さて、注目のキャストですが、第2期のドラマ版のメンバーがそのまま登場。
久利生検事を補佐する事務官の麻木に北川景子。個性的な同僚として、
杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八島智人、小日向文世、角野卓三ら、
スーパーサブの面々と、かつての久利生の事務官だった松たか子もひさびさの登場。
さらに久利生と対立する人物として、名優・佐藤浩市がキャスティングされています。

久利生検事の鮮やかな活躍と、同僚たちの見事なチームワークにも注目です。





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