昨年の日本映画のヒット作を、製作会社/配給会社と共に振り返ってみましょう。
なんといっても、「永遠の0」と「STAND BY ME ドラえもん」の図抜けた数字。
山崎貴監督作品の1位、2位独占が際立っています。
山崎監督は、これまでにも
「ALWAYS 三丁目の夕日」・・・・・・2005年度7位/32億3千万円
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」・・・2007年度3位/45億6千万円
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」.・・2011年度4位/41億円
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」・・・・2012年度8位/34億4千万円
などの大ヒット作を手掛けており、
今やメガヒットメーカーとしての地位を揺るぎないものとしています。
なお、「永遠の0」の興収87億6千万円は、日本映画の歴代10位の数字となりました。
また、このところアニメ作品が興行界を支えている中にあって、
ベスト5に実写映画が4本入っている点も特筆に値します。
これは2007年以来のことで、「るろうに剣心」(WB)の大健闘にも注目です。
ただ10本中6本がアニメというのは、昨年と同じ本数となっています。
また10本中8本までが東宝配給作品で、これは昨年の7本を上回る数字です。
<2014年度 日本映画 興行収入ベスト10(数字は一部推定)>
1.永遠の0・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87億6千万円
(東宝、アミューズ他/東宝)
2.STAND BY ME ドラえもん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・.83億8千万円
(藤子プロ、シンエイ動画他/東宝)
3.るろうに剣心 京都大火編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52億1千万円
(WB、アミューズ他/WB)
4.テルマエ・ロマエⅡ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44億2千万円
(フジテレビ、東宝他/東宝)
5.るろうに剣心 伝説の最期編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43億3千万円
(WB、アミューズ他/WB)
6.ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42億6千万円
(日本テレビ、小学館他/東宝)
7.名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41億1千万円
(小学館、読売テレビ他/東宝)
8.映画ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜・・・・・・35億8千万円
(藤子プロ、小学館他/東宝)
9.思い出のマーニー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35億3千万円
(スタジオジブリ他/東宝)
10.ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー・・・・・・・・・・・・・・29億1千万円
(ピカチュウプロジェクト/東宝)
ここで少し外国映画に目を向けると、
昨年の映画界を席巻した作品「アナと雪の女王」(ディズニー)が、
254億7千万円という、とてつもない数字を叩き出しています。
この数字は、洋画では「タイタニック」(1998年度洋画1位/262億円)に次ぐ歴代2位。
日本映画を含めた数字を見ても、歴代3位の大ヒット記録です。ちなみに、
なかなか破られそうにない歴代1位は「千と千尋の神隠し」(2001年度/304億円)です。
さて、今年はどんなヒット作が生まれるのか、今から楽しみです。
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