日本映画の女優たち

グッドモーニングショー(君塚良一監督) 10月8日公開!

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2012年の日本映画も、たくさんの女優たちが笑いと涙と感動を与えてくれました。
そんな主演女優たちの、マイ・ベスト10を今年も選出しましたので、発表します。
 
見逃した作品も多く、惜しくも選出に漏れた女優もいると思われますが、
昨年までと同様、個人的な好みと作品の好き嫌いに影響される部分が大きい選出です。

今年も10人だけを選ぶのは当然のことながら難しく(次点も何人か選びつつ)、
その10人に順位がつけられないのは、僕の優しさでもあるのですが、
例年通り、ベスト1はしっかり決めました(あとの9人は全員が2位ということで)。
 
 
★★★ 主演女優マイ・ベスト1 ★★★
 
吉永小百合北のカナリアたち
 
日本映画界に燦然と輝き続ける永遠の主演女優。
教師として、妻として、そして女として、胸に秘めた20年間の想いを、
教え子たちに打ち明けていくシーンで見せる表情と感情の表現力。
2008年の「母べえ」、2010年の「おとうと」に続き、3度目の主演女優マイ・ベスト10入り。
そして3度目の正直で、初めてのマイ・ベスト1女優となりました。
 
 
★★ 主演女優マイ・ベスト10(作品公開順) ★★
 
二階堂ふみヒミズ
 
ヴェネチア国際映画祭で最優秀新人賞に輝いた若き演技派。
希望を捨てずに生きる少女の魂の葛藤。そして叫び続ける声が耳に残ります。
初の主演女優マイ・ベスト10入りとなりました。

 
池脇千鶴はさみ hasami
 
教えることの難しさに涙し、それを乗り越えてまた涙し、
やがて笑顔になり、確実に成長し続ける優しい先生役を好演。
2008年の「丘を越えて」以来、2度目の主演女優マイ・ベスト10入りです。
 

沢尻エリカヘルタースケルター
 
主人公・りりこと、女優・沢尻エリカの、セルフコラボレーション的作品。
衣装だけでなく肉体も、そしてその心さえも作り物に見えるモデルを体現。
初の主演女優マイ・ベスト10入りとなりました。
 

松たか子夢売るふたり
 
らしくない恥ずかしいシーンもこなし、視線だけで男を動かす怖い女性キャラ。
ヨコハマ映画祭、高崎映画祭で主演女優賞獲得の演技力。
2010年の「告白」以来、2度目の主演女優マイ・ベスト10入りです。
 

広末涼子鍵泥棒のメソッド
 
抑えた演技で思い込みの激しい婚活女性をさりげなく好演。
笑顔を封印しながらも、クライマックスでは胸キュンを演出。
初の主演女優マイ・ベスト10入りとなりました。
 

樹木希林ツナグ
 
ファンタジーで際立つ神秘的な存在感。主演でのマイ・ベスト10入りは初。
助演女優のマイ・ベスト10では、2008年の「歩いても 歩いても」、
2010年の「悪人」、そして今年も、、、。マイ・ベスト10常連女優です。
 

草刈民代終の信託
 
取調室での長い長い時間。そして長い長いセリフの応酬。
日本映画史に残るほどの緊張感あふれるシーンに応える演技を評価。
初の主演女優マイ・ベスト10入りとなりました。
 
 
大胆にして美しい肉体。そして繊細かつ過激な表情と台詞。
すべてをさらけ出すことで確実に大人の女優へと変貌。
初の主演女優マイ・ベスト10入りとなりました。
 

井上真央綱引いちゃった!
 
7人の女性たちを引っ張る綱引きチームのキャプテンは市民の味方。
特に松坂慶子との母娘関係は、今年のベスト母娘賞を贈りたいです。
昨年の「八日目の蝉」に続いて、2度目の主演女優マイ・ベスト10入りです。   
 

★ 次点(作品公開順)
 
原田知世しあわせのパン
 
多部未華子ライアーゲーム -再生-
 
 
戸田恵梨香劇場版 SPEC〜天〜
 
 
 
マイ・ベスト10とは言いながら、次点を含めると15人の名前が出てきました。
もちろんここに名前があがっていない中にも、また見逃した作品の中にも、
素晴らしい演技を見せてくれた女優たちがたくさんいることでしょう、、、。
 
今年もたくさんの感動を与えてくれた日本映画の女優たちに、
最大限の拍手を贈りたいと思います。
 
近日中に助演女優マイ・ベスト10も発表します♪。
 
(昨年の主演女優マイ・ベスト10は、こちら
 
 

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12月20日、第27回となる高崎映画祭の各賞が発表になりました。
映画賞としては珍しいことですが、作品賞が「該当なし」という結果になっています。
 
高崎映画祭の志尾睦子事務局長の話によると、作品賞の該当なしの理由について、
「今年の邦画は近年に比べれば、良作がそろった。ただ、飛び抜けた作品がなく、
引っ張られるような力強さは感じられなかった」と説明しています。
 
映画ファンとしては、そんな中でも一本は選出してほしかった気もしますが、
この映画祭では、作品賞や監督賞、あるいは主演賞、助演賞も2人以上選出される年度もあり、
このイレギュラー感覚が、この映画祭の特徴と言えるのかもしれません。
 
いつも注目している女優賞についても、主演、助演を合わせて3人が選ばれる年が多くなっています。
助演女優賞が初めて選出された第6回から今回(第27回)までの計22回のうち、
3人が受賞した年が17回もあります(ちなみに主演、助演1人ずつで計2人の年が3回、計4人の年が2回)。
 

主演女優賞は、今年は2人が選出されました。
 
1人目は、松たか子夢売るふたり
 
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今年はヨコハマ映画祭でも初の主演女優賞に輝いた松たか子、高崎でも初の受賞となりました。
 
夫(阿部サダヲ)とふたりで結婚詐欺をたくらむ恐い妻。ちょっと恥ずかしいシーンも演じます。
妻として、そして一人の女として自分なりにしっかり生きる姿を見せ、悪いことをやってても、
なかなか憎めない表情がまた魅力的です。
 

2人目は田畑智子ふがいない僕は空を見た
 
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過去に助演で女優賞の経験こそありますが、主演女優賞はほとんど初めてとなります。
ここ高崎では、1993年の「お引越し」(相米慎二監督)で第8回の時の最優秀新人賞以来、
久しぶりに高崎映画祭での受賞となりました。
 
今回の作品ではまさに体当たりの熱演を披露、コスプレやヌードシーンも躊躇なくこなし、
生きることにもがく人間たちの群像劇の中で、堂々たる主演をこなしました。
 

助演女優賞は、安藤玉恵夢売るふたり
 
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数々の映画で脇を固めてきた女優ですが、映画の女優賞となると初めてでしょうか。
同作では、多くの実力派女優(田中麗奈、鈴木砂羽、木村多江ら)と肩を並べて詐欺に遭う女を演じ、
その中でも、体を張って演じた男運のないソープ嬢が評価されました。
 
 
その他の各賞は下記の通りです。
 
最優秀監督賞井筒和幸黄金を抱いて翔べ
最優秀監督賞:西川美和(夢売るふたり)
 
最優秀主演男優賞:夏八木勲希望の国
 
最優秀助演男優賞:溝端淳平(黄金を抱いて翔べ)
最優秀助演男優賞:窪田正孝(ふがいない僕は空を見た)
 
最優秀新人女優賞:高梨臨(ライク・サムワン・イン・ラブ)
最優秀新人男優賞:満島真之介(11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち)
 
新進監督グランプリ:三宅唱(Playback)
 

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映画ファンによる映画ファンのための映画祭として知られるヨコハマ映画祭。
その第34回の日本映画ベストテンと各個人賞が、12月8日に発表されました。

作品賞に輝いたのは、「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)。

先に発表された報知映画賞では監督賞を受賞した同作品。
このヨコハマ映画祭では作品賞と監督賞に加え、撮影賞、最優秀新人賞も獲得しました。
 
 
 
主演女優賞は、松たか子(「夢売るふたり」)。

 
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女の執念を視線で表現したり、時に恥ずかしいシーンも見せるなど、堂々たる演技を披露しました。

これまで数々の映画賞(キネマ旬報、日本アカデミー賞、報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞など)で、
主演女優賞に輝いてきた松たか子ですが、ヨコハマ映画祭では、嬉しい初の主演女優賞となりました。


 
助演女優賞は、安藤サクラ(「愛と誠」「その夜の侍」)。

 
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「愛と誠」のスケバンガムコ役では、セーラー服で逆さ吊りになったり、
「その夜の侍」のホテトル嬢ミカ役では、下着姿のまま歌ったりと、
相変わらず記憶に残る場面を演出してくれました。

報知映画賞に続いての助演女優賞で、ヨコハマ映画祭では、
第31回の「愛のむきだし」「クヒオ大佐」「罪とか罰とか」での受賞以来、2度目の助演女優賞です。
 


日本映画ベストテンと各賞は下記の通りです。

【日本映画ベストテン】

第1位「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)

 
第2位「鍵泥棒のメソッド」(内田けんじ監督) 

第3位「この空の花 長岡花火物語」(大林宣彦監督) 

第4位終の信託」(周防正行監督) 

第5位「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督) 

第6位「ヒミズ」(園子温監督) 

第7位「かぞくのくに」(ヤン・ヨンヒ監督) 

第8位「夢売るふたり」(西川美和監督) 

第9位「僕達急行 A列車で行こう」(森田芳光監督) 

第10位「ふがいない僕は空を見た」(タナダユキ監督) 

第10位「わが母の記」(原田眞人監督) 

時点 「愛と誠」(三池崇史監督)
 
 
 
監督賞:吉田大八(「桐島、部活やめるってよ」) 
 
森田芳光メモリアル新人監督賞:赤堀雅秋(「その夜の侍」)、ヤン・ヨンヒ(「かぞくのくに」) 
 
脚本賞:内田けんじ(「鍵泥棒のメソッド」) 
 
撮影賞:近藤龍人(「桐島、部活やめるってよ」) 
 
主演男優賞:阿部寛(「テルマエ・ロマエ」) 
 
助演男優賞:山田孝之(「その夜の侍」「のぼうの城」「悪の教典」) 
 
 
最優秀新人賞
窪田正孝(「ふがいない僕は空を見た」「はさみ hasami」)
 
橋本愛(「桐島、部活やめるってよ」「Another アナザー」「ツナグ」「HOME 愛しの座敷わらし」)
 
三根梓(「シグナル 月曜日のルカ」) 
 

審査員特別賞:「おおかみこどもの雨と雪細田守監督とその制作チーム 
 
特別大賞:大林宣彦監督
    (数々の秀作傑作を送り出し、今もなお「この空の花 長岡花火物語」という大問題作を世に問われた、
     若々しい名匠に映画ファンより最高の敬意をこめて―)
 



 

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12月6日、第25回日刊スポーツ映画大賞が発表になりました。

作品賞に輝いたのは、終末医療をテーマにした社会派のラブストーリー、「終の信託」(周防正行監督)。

重度の喘息患者を熱演した役所広司はもちろん、激しい論戦を繰り広げた草刈民代と大沢たかお。
緊張感が途切れない二人の言葉の応酬は、日本映画史に残る長い長い名シーンと言えるでしょう。
 
日刊スポーツ映画大賞では、「シコふんじゃった。」(1992年)、「Shall we ダンス?」(1996年)、
さらに「それでもボクはやってない」(2007年)でも、周防監督作品が作品賞を受賞しており、
周防作品とは相性の良い映画賞のようです(監督賞は「それでもボクはやってない」のみですが)。
 
 
主演女優賞は、吉永小百合(「北のカナリアたち」)。
 
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先ごろ発表された報知映画賞に続いての受賞となりました。
すべての映画賞で主演女優賞総ナメの勢いを感じさせてくれる受賞です。
 
吉永小百合は、1988年の「華の乱」(深作欣二監督)、
2000年の「長崎ぶらぶら節」(深町幸男監督)に続き、
日刊スポーツ映画大賞での主演女優賞は3度目となります。
 
 

助演女優賞は、樹木希林(「わが母の記」「ツナグ」)
 
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「わが母の記」(原田眞人監督)で演じた主人公の母親役は、どんどんと記憶が薄れていき、
夜な夜な徘徊しながらも、忘れることのない過去を語る時の鋭い視線の演技で魅せてくれました。
また「ツナグ」(平川雄一朗監督)では、神秘的な存在感を醸し出すキャラを好演しました。
 
樹木希林の日刊スポーツ映画大賞での助演女優賞は、
2007年の「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン」(松岡錠司監督)に続き、
2度目となります。
 
 

その他の各賞は下記の通りです。
 
監督賞:内田けんじ(「鍵泥棒のメソッド」) 
 
主演男優賞:高倉健(「あなたへ」)
 
助演男優賞:森山未來(「北のカナリアたち」他)
 
新人賞:武井咲(「愛と誠」「るろうに剣心」)
 
外国作品賞:「最高のふたり」(エリック・トレダノ監督、オリヴィエ・ナカシュ監督)
 
石原裕次郎賞:「あなたへ」(降旗康男監督)
 
石原裕次郎新人賞:松坂桃李(「ツナグ」「麒麟の翼〜劇場版・新参者」)
 
特別賞:新藤兼人監督

 
さて、主演女優賞は吉永小百合、主演男優賞は高倉健という、
日本映画界を長く牽引してきた大ベテランが、今年は数々の主演賞を独占する気配です。
しかし、作品賞、監督賞の争いは、意外と混戦模様かもしれません。今後の映画賞にも注目です。

 
 
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早いもので今年も映画賞レースの季節となりました。
今年も、そのトップを切って11月26日、第37回報知映画賞が発表となりました。
 
作品賞に輝いたのは、鍵泥棒のメソッド(内田けんじ監督)。
サスペンス性と意外性を兼ね備えた、痛快かつ胸キュンの超娯楽作です。
 
 
主演女優賞は、吉永小百合
 
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北のカナリアたち(阪本順治監督)で演じた川島はる役は、20年前の教師という役柄。
撮影では、海に入って泳いだり、高い所に登っていったり、その演技力に加えて、
その体力も、永遠の主演女優としての輝きにつながっているようです。

教師という職にありながら、後ろめたい行動を起こしてしまったという過去が、
いつまでも表情や態度に見え隠れする女性であり、教師としてではなく、
一人の女性としての過去が、 教え子たちから20年越しの宿題の答を聞くための、
感動のクライマックスの場面を生み出すのです。
 
吉永小百合の報知映画賞主演女優賞は2度目となりますが、
おはん(市川崑監督)、天国の駅(出目昌伸)で受賞した1984年以来、なんと28年ぶり。
今年の主演女優のマイ・ベスト1候補でもあるのですが、
2012年度の映画賞レースでも、常に主演女優賞にもっとも近い存在だと思われます。
 
 
助演女優賞は、安藤サクラ
 
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愛と誠(三池崇史監督)で演じたガムコは、スケバングループのリーダー格。
いつもガムを噛んでいて、女子高生には見えない顔立ちですが、個性的なキャラ群の中でも、
いちだんとその存在感を放っていました。名曲「また逢う日まで」を渋く聞かせてくれたり、
「私、普通の女の子に戻ります!」などという終盤の台詞も、インパクト抜群でした。
 
その夜の侍(赤堀雅秋監督)は、先日鑑賞したばかりでまだレビューは書いていませんが、
ここで演じたホテトル嬢ミカも強烈でした。ラブホテルの一室、下着姿のままベッドの上に立ち、
絢香のヒット曲「三日月」を何度も歌いますが、これがまたしっとりと聞かせてくれるのです。
客からなぜこの仕事をやってるのか聞かれて「暇だから」。こういうキャラはぴったりです。
 
安藤サクラの報知映画賞は初受賞ですが、2010年度はキネ旬の助演女優賞にも輝いた実力派であり、
今後の活躍からも目が離せません。
 
 
その他の各賞は下記の通りです。
 
監督賞:吉田大八桐島、部活やめるってよ) 
 
主演男優賞:高倉健あなたへ
 
助演男優賞:森山未來ALWAYS 三丁目の夕日'64北のカナリアたち
 
新人賞:満島真之介11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち
新人賞:能年玲奈カラスの親指
 
作品賞 海外部門:アルゴ(ベン・アフレック監督)
 

さて、これから年末年始の映画賞争い、吉永小百合はいくつの主演女優賞を獲得するのか、
吉永小百合に対抗できる女優はいるのか、それは果たして誰なのか、各賞に注目です。
 
 
 

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