日本映画の女優たち

グッドモーニングショー(君塚良一監督) 10月8日公開!

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天使と悪魔

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かつて宗教に弾圧された科学の復讐か、、、。現代科学も宗教には敵わないのか、、、、。

前作のダ・ヴィンチ・コードは謎解きの面白さはありましたが、やや難解な部分もありました。
しかし本作は難しいと思われる部分を極力排除し、最低限必要な説明的シーンは盛り込みつつ、
わかりやすいストーリーのミステリアス・エンタテイメントの傑作の仕上がりました。

特に中盤から終盤にかけての加速度的な時間経過からは、一瞬たりともも目が離せません。
しかも謎解きの鍵に、「土」「空気」「火」「水」という科学の4大元素を持ってきました。
さらにすべてのヒントが教会の内外の彫刻に隠されているという興味深い仕掛けがあります。
4大元素にまつわる4つの犯行現場を探すための謎解き、そして犯行を止めるための時間との戦い、
そしてもちろん犯人との攻防、さらにはローマ教会にとって大切な人たちをの救出。
もちろん、冒頭で登場する反物質なるものを取り返すという宝探し的な面白さ。見どころ満載です。

中でも、ラングドン教授(トム・ハンクス)がある部屋に閉じ込められるシーンがあります。
数時間前に謎解きの手がかりを見つけたその部屋に再び手がかりを求めてやって来たわけですが、
どういう訳か、この部屋の中に、空気も通らない密室状態の中に、閉じ込められてしまいます。
時間との戦いをしている真っ最中に、絶体絶命に近いピンチに陥ってしまうのですが、
現代科学のテクノロジーの粋を集めて作られた空間に閉じ込められるというのも、皮肉なものです。
コンピュータは便利である反面、すべてコンピュータで制御されてしまうと、
それが停止した時には何もできなくなってしまうという人間の無力さが伝わってきました。
しかし、機械とは違って人間の動作の基本は、意志を持って手と足を使うことなのです。
ラングドン教授は、頭だけではなく強い意志で手も足も使うことを実践してくれました。

さて、スイスの欧州原子核研究機構CERNから持ち出され、バチカンに隠された反物質。
時間がくれば大爆発を起こしてしまいます。それを今この場所で止めることができるのは、
CERNからやってきた科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)ただ一人。
迫りくる爆発の瞬間、止める手段があるのでしょうか。果たして、バチカンの運命は、、、。

そしてクライマックス。その瞬間が迫った時、ある人物が起こした信じがたい行動。
数分後、そこにいた誰もが目にした光景、バチカンを救う神が舞い降りたのか、、、。

その先に待っていたどんでん返し。その真実が明らかになる時、
そこにはやはり現代の科学技術の産物が絡んでいたのは、これまた皮肉なのでしょうか。
このラストの急展開は、ある人物の正体が明らかになるというより、
想像していた人間関係が逆転するほどの大きな衝撃を受けることになりました。

宗教に欠点があるように人間にも欠点がある。そんな言葉が発せられるシーンがありますが、
人間は誰しも、天使の面と同時に悪魔の面を持っているのかもしれません。

グラン・トリノ

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かつての栄光と愛車と、、、。男らしい生きざまは、言葉ではなく態度で示す。
− アメリカ映画界を支え続ける男、イーストウッド人生最大の見せ場がここに −

主人公ウォルト(クリント・イーストウッド)の妻の葬儀のシーンから始まるストーリー。
当然、離れて暮らしているウォルトの息子夫婦たちや孫たちも参列していますが、
教会という厳粛な場所に似つかわしくない孫たちのふざけた態度や身なりに、
ウォルトは憤りを覚えます。教会の中で大声で怒鳴るわけにはいきませんから、
体全体を震わせて低い唸り声をあげます。

ウォルトくらいの年齢になると人間もまるくなり、孫たちもかわいいはずなのですが、
そういうアットホームな家族関係ではないという事実が、この冒頭で明らかになります。
また、長年付き添った夫婦が伴侶を亡くすと精神的にも落ち込むはずなのですが、
ウォルトにはそんな弱さも見えません。明日から一人ぼっちになるとわかっていても、
息子夫婦たちの世話になどならず、一人でしっかり生きていくと決めている頑固な性格も、
ここではっきりします。この息子夫婦たちとの関係がラストにも響いてきます。

ただ正確には一人ぼっちではなく、デイジーという愛犬がいました。
しかし、デイジーも飼い主に負けず劣らず老いぼれているようで、ほとんど吠えません。
番犬としてはもう務まらないようです。それでもウォルトの唯一の話し相手でした。
毎日ビールを何本も飲みながら、庭の芝を刈るくらいの孤独な日々を送るウォルト。
そのまま、いずれやってくる死を待つばかりなのかもしれない。
おそらくウォルトには、そんな想いが何度かよぎっていたのかもしれません。

そんな時、隣家に住むモン族の少年タオと、同じモン族の不良少年たちとのと騒ぎを、
ライフルを持ち出して鎮めて以来、隣家からもてなしを受けるようになるのです。
実はモン族は東南アジア系の人種。元々ウォルトは彼らに偏見を持っていました。
ウォルトは若かりし頃に朝鮮戦争(1950〜53年)に出兵し、若者を殺した過去がありました。
たとえ戦争とは言え、戦後半世紀以上経った今も、その殺人がトラウマになっていたのです。
そんな苦い経験もあり、アジア系人種に対しても、ずっと差別的な目で見ていたのです。

しかし、タオの姉のスーに隣家に招待されて以来、この家庭と懇意になっていきます。
しかも話を聞いているうちに、モン族がアメリカ中西部までやってきた理由が、
アメリカ国家にあることを知るのです。モン族はベトナム戦争でアメリカ軍に加担して戦い、
戦場ではアメリカに見捨てられる形で、約20万人もの犠牲者を出したとされています。
ベトナム戦争でのアメリカ軍の戦死者は約6万人ですから、もしモン族の存在がなかったら、
アメリカ人の犠牲者は大幅に増えていただろうとさえ言われているのです。

形こそ違えど、お互い戦争によって国家の犠牲になり、心に大きな傷を負ったことを知り、
ウォルトは少なからず心を動かされたようです。いじめられてばかりの真面目なタオに対し、
強くなってほしいと願うようになるのです。そしてタオに仕事を紹介したりもします。

ところがそれが気にいらないのが不良少年たち。彼らの嫌がらせに対し、立ちあがるウォルト。
その対決がやがてエスカレートし、タオは不良少年たちに対して復讐を誓うのですが、、、。
そして迎えるクライマックス。この対決を鎮めるべくウォルトがとった行動とは、、、。

朝鮮戦争後はフォード社に勤めていたウォルトにとって、愛車は1972年製のグラン・トリノ。
1972年と言えば、まだベトナム戦争中というのも何かの因縁でしょうか。
ウォルトがずっと丁寧に手入れしてきたため、30年以上経った今でも軽快に走るグラン・トリノ。
その愛車にウォルト自身が取り付けたというハンドル。そのハンドルを握るのは、
精神的に成長した表情のタオ。サイドシートにはウォルトの最高の相棒だった愛犬デイジー。
タオならこのハンドルを握るにふさわしい、そんなデイジーの表情まで、
感動の余韻の後押しをしてくれました。

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ウォッチメン

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見ていたのか見られていたのか、、、。何が真実なのか、知るのは神だけなのか、、、。

20世紀の歴史を揺るがすような大事件の裏に、もしやウォッチメンが関わっていたなら、、、。
彼らの暗躍によって現在のアメリカが、そして世界が形成されているとしたなら、、、。
そんなノンフィクションとフィクションが融合されたミステリー大作が完成しました。

次々とスクリーンから飛び出すスリルとスピードあふれる映像マジックには目を奪われますが、
実際に起こった大事件を随所に盛り込み、それらの事件とウォッチメンとの関係が
ストーリーの中心に据えられている点こそ、この作品の最大の魅力と呼べそうです。

WATCHMEN。その名の通りタイトルが複数形であり、ヒーローは一人ではありません。
しかも誰かがリーダーとして大活躍するわけではなく、全員がほぼ平等に活躍していくのです。
メンバーに共通しているのは人並みはずれたパワーを持っているということであり、
戦うシーンにも凄いパワーを感じさせます。それぞれのキャストに見せ場があるのですが、
再結集した彼らには、最後の最後まで予想のつかない展開が待っていました。

さらに舞台もニューヨークからアメリカを越え、地球をも越えて火星にまで達するのですが、
そのスケール感もさることながら、実際にはそうならなかったアメリカの歴史を、
いや全世界の歴史を、もしあの時こうなっていたら今はこうだろう(こうかもしれない)という、
いろんな想像をかき立たせてくれるのも、大いに興味深いところです。

1945年。第二次大戦終了後、アメリカを中心とした西側陣営とソ連を中心とした東側陣営とに、
世界は二分されました。いわゆる東西冷戦状態が始まり、二大国は核開発競争を繰り返し、
一歩間違えば核戦争に突入し、世界が崩壊していたかもしれないのです。
そんな危機的状況に陥っていた世界を救ったのが、ウォッチメンだったなら、、、。

1960年代初頭。ベトナムに派兵したアメリカは現地で多くの犠牲者を出し、
初めて戦争に負けるという屈辱を味わいました。本国では反戦運動も高まりましたが、
ベトナムの泥沼化を救ったのが、ウォッチメンだったなら、、、。

1963年。ケネディ大統領は暗殺されましたが、この事件がなかったら、
1970年代半ばまで続いたベトナム戦争が、もう少し早く終結していただろうと言われています。
もしケネディの暗殺を操ったのが、ウォッチメンだったなら、、、、。

大事件の裏で誰かが何かを操っていたならと、そんな想像を募らせているうちに、
いよいよ衝撃のクライマックスとなります。もちろんその最大の戦いも見どころなのですが、
映画の中では、1980年代になってもニクソン政権が続いていますが(実際にはレーガン政権ですが)、
「次の大統領選挙にレーガンが出馬するらしい」「西部劇役者が大統領になれるはずない」。
こんな会話が街では聞こえてきます。皮肉がこもっていてクスッと笑えます。
とにかくアメリカンドリームが実現する国、何が起きても(何かが起きていたとしても)、
まったく不思議はないのですから、、、。

ワルキューレ

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ドイツに生きた若き軍人の勇気こそ、世界地図を塗り変えたのかもしれない、、、。

ヒトラー暗殺計画の実行役となったシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)。
ドイツという国を変えるため、そしてそこに生きる国民を救うため、1994年、
シュタウフェンベルクは自らの命を賭けて、ワルキューレ作戦を実行に移します。
そこに至る経緯から、その作戦の一部始終を描いたこの作品は、言うまでもなく、
ドイツを舞台にした真実に基づくストーリーです。しかしながら彼の勇気は、
現代の日本に生きる僕たちにも、少なからず影響を与えているのではないでしょうか、、、。

この作戦は1944年7月の史実ですから、第二次世界大戦も終盤に差し掛かった頃ですが、
当時の日本は、ヒトラー率いるドイツと、そしてムッソリーニのイタリアと、
日独伊三国軍事同盟(1940年締結)の関係にありました。
数々の映画でも描かれている太平洋戦争の勃発は、1941年の真珠湾攻撃。
この日本の奇襲作戦をきっかけに、同盟国だったドイツもアメリカに宣戦布告し、
その後、ドイツにとっても日本にとっても、1945年まで戦争が続くことになります。

ここに描かれているワルキューレ作戦では、ヒトラー自身の悪運が強かったのか、
不運な偶然が重なり合ったのか、同じ部屋にいた4人の側近が命を落としながら、
ヒトラー自身は打撲と火傷という軽傷に終わっています。しかし、この暗殺未遂で、
ヒトラーが肉体的にも精神的にも少なからず影響を受けたと伝わっているのも事実で、
その後、ドイツ軍は劣勢に立たされ、この暗殺未遂から1年も経たないうちに、
イタリアに続いてドイツも連合国に降伏(1945年5月)しているのです。
そして同年8月に日本も降伏し、長きに渡った第二次世界大戦も終戦の日を迎えたのです。

ドイツ降伏以降、たった一国で連合国に立ち向かった日本。もう少し早く戦争を終わらせれば、
唯一の被爆国になることは無かったかもしれません。しかし、もしドイツが戦争を続けていたら、
日本もさらなる戦禍を被っていたかもしれないと想うと、シュタウフェンベルクの勇気は、
現代の平和な日本に生きている僕たちにも、決して無関係とは言えないのでないでしょうか、、、。

さて、作品の中では手に汗握る10分間。最もスリリングなシーンとなるワルキューレ作戦。
1秒たりとも見逃せない場面には、当事者すべての表情やセリフから緊張感が漂ってきます。
また、当日に至る過程においても、シュタウフェンベルクが空爆を受ける序盤のシーンや、
彼の、負傷した腕や指や眼球などをクローズアップすることにより、国家のために戦い、
肉体的にも精神的にも大きな傷を負った彼が、その作戦へと導かれた真意を伝えてくれるのです。
そんな中、彼の妻や5人の子供たちが登場するシーンは、張りつめた雰囲気が緩む反面、
彼と彼の妻の覚悟を描いた人間ドラマという側面も見せてくれるのです。

シュタウフェンベルクのとった行為は、その瞬間は叶わぬ結果に終わったとしても、
彼の愛国心は、後にドイツという国家を動かしたものも紛れもない事実なのです。
ベルリンのベントラー街にあったドイツ予備軍司令部の中庭で、
36歳という若さでこの世を去った若き軍人。彼の反ナチス抵抗運動の功績は後に大いに讃えられ、
第二次大戦後、ベントラー街はシュタウフェンベルク街へと改名されたそうです。

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史劇?西部劇?SF?、、、アクションとロマンスがクロスする。作り話と現実もクロスする。

やっぱりファンタジーには子供たちと動物がお似合いです。この物語に登場するのは、
7歳の女の子ボビーと6歳の男の子パトリック。そして大きな目をしたモルモットのバグジー。
主人公のスキーター(アダム・サンドラー)はホテルの設備係。独身男性ということもあり、
ある日、姉から姪っ子と甥っ子、そしてモルモットの世話を頼まれ、1週間限定、
しかも夜だけという条件で引き受けることになるのです。そして子供たちを寝かしつけるため、
夜毎に作り話を聞かせるのですが、その翌日から、現実にも不思議なことが起こるのです。

子供のいない大人にとってみれば、いちばん身近な子どもは姪っ子や甥っ子ではないでしょうか。
特に子供の時は、おじさんやおばさんは両親以上に優しく接してくれるイメージもありました。
しかし、スキーターの姉のウェンディは離婚して母子家庭となっており、二人の子供たちを
厳しくしつけていました。家にテレビもなければ、食事の内容にまでこだわる母親だったのです。
そんな家庭で育つ子どもたちの面倒を見ることに、スキーターは若干とまどいます。
でもそこはユーモアのセンスと友人の協力で、なんとか乗り切ろうと頑張るのです。

子供の頃、寝る前に母親に絵本を読んでもらった記憶はありますが、作り話を聞いた記憶は
ほとんどありません。スキーターおじさんの話す物語はすべてオリジナル。まさに創作です。
しかし、面倒くさがって簡単に結論に持っていこうとすると、子供たちからツッコミが入ります。
悲しい結末にしようとすると子供たちから反感を買います。そんなクセのある子供たちですが、
無邪気であどけない表情が憎めないのです。なにより二人の子供たちが、スキーターの創作に
手を加えてしまう豊かな想像力。そこに僕たち大人が大いに興味をそそられてしまうのです。

つまり、スキーターの話すベッドタイムストーリーが面白いのは、彼の想像力が乏しくても、
子供たちが助け船を出してくれるところです。やっぱり子どもたちの方が突拍子もないことを
思いつくため、それだけストーリーはふくらみ、意外性のある展開へと向かっていくのです。
さらに子供たちにとってみれば、毎晩面倒を見てくれるスキーターおじさんだけでなく、
昼間に世話をしてくれているジル先生(ケリー・ラッセル)も大きな存在だったので、
創作の中にいろんな形で彼女が登場するのですが、その作り話が少しずつ現実に結びつくことで、
ジル先生こそハッピーエンドに向かうためのキーパーソンにもなるのです。

冒頭、スキーターの子供の頃のシーンが登場するのですが、その時の大切な約束が、
スキーターの父親の声で語られ、それが最後まで物語の根幹を成している点にも注目です。

ハッピーエンドは作り話だけでしょうか?いや決してそんなことはないのです。
現実でも、どんなに追い詰められても、いつ奇跡が起こっても不思議はないのですから、、、。


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