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秋の彼岸に食べさせられた 思い出がある。
いわゆる郷土料理で、長野、岐阜の一部で食べられているのだが、これを売っているところを見たことがない。一種の炊き込みご飯である。作り方は、へぼとみじん切りにした生姜を 調味料(醤油70ミリ、砂糖大さじ半分、みりん 大さじ1)で炒めつけるようにして煮あげる。早い話が佃煮ですな。
米は普通に炊いて、火の切れる間際にへぼの佃煮を入れる。さらに もう一度点火し30秒くらい 火を消さずにおく。それから10分ぐらい蒸らすというのが手順である。
まあ、佃煮の炊き込みご飯で醤油の味で食べているような感じがした。
ところで へぼは、蜂(クロスズメバチ)の幼虫のことで 夏の草刈りの時 巣を見つけ 箱に入れて軒先につるし 彼岸の頃に食べる御馳走らしい。
蜂を食べるって、ゲテモノ喰いなのだけど 貴重なタンパク源だったのだろう。
今でも 郷土料理屋では、食べさせてくれるところがあるかも知れない。
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