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この時間にはほとんど家に居ることはないんですが、今日は部活の関係上、いつもより遅い朝食を摂りながら「ウルトラマンマックス」を見てました。ウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズのストーリーのクオリティーの高さは近年、目を見張るものがあるとおもいます。 今日の話も例外ではなかったのですが、そこから僕は非戦につながり得るメッセージを読み取りました。 まず、今日登場した怪獣の名は完全生命体 イフ。このイフ、攻撃を受けるとその受けた攻撃と同じ攻撃を繰り出すことが可能なのです。つまり、攻撃を受けるたびに武装し、強くなる。そんなイフに対して地球防衛軍(DASHと言うんですか・・・)の攻撃はもちろん、ウルトラマンマックスの攻撃さえも効果を得ません。完全に手詰まり状態となり、街は次々とイフによって破壊されていきます。 そんな中、失明し、ピッコロを吹くことに生きがいを覚えた少女(翌日に控えていた発表会の会場も破壊されました)がイフに対して呼びかけます。 「怪獣さんは音楽、好き??」 そう言ったと思ったら、少女は美しい音色のピッコロをイフに奏で聞かせます。するとイフはその音色に対抗するように(しかし、オーケストラのように)自らの体から先ほどまで新しく武器を装備していたように、パイプオルガンを身につけます。少女は動き出したイフに一応の慄きは見せたものの、イフの演奏するパイプオルガンの音色にかぶせて、さらにピッコロを演奏し続けます。そしてそれに呼応してイフは次々と新しい楽器を身につけ、やがて彼が武装していた武器は全て姿を変えていました。最後はウルトラマンマックスが少女を連れて、宇宙空間にイフを送り出します。しかし、全身楽器となったイフから奏でられる美しいオーケストラにも負けないメロディーはいつまでも宇宙で流れ続けることと思います。 実はこのイフ、最初はただの巨大な白い物体にすぎなかったのです。そこにあるだけでなんの危害も周りに与えないモノにすぎませんでした。それを人間が危険と見なして攻撃を加えたので、それが危険と成り得たにすぎないのです。だから攻撃する。そして攻撃を受けるから同じような攻撃を仕返す。そしたら手を変えて攻撃する。また仕返す。――これではとても決着はつきませんよね?? 同じようなことが今の世界でも起こってるとは言えませんか? 「強力な武器」を持った列国がある国に悪だ!と言って攻撃する。攻撃された国は守るために仕返す。と同時に列国のバックボーンとなっている「強力な武器」の武装に着手する。その動きをみて列国はやはり、悪だ!!として攻撃を繰り返す。なぜ・・・攻撃を終わらすために。まるで・・・自らの行いは正しいかのように。 しかし、この戦いは収束に向かうでしょうか?「ウルトラマン」という存在(しかも人間を完全に超越したもの)がこれまで絶対悪の怪獣に対して勝利を勝ち取り、正義の代名詞となっていることに疑いの余地はありません。ところが今起こっている世界の悲痛な戦いは、人間同士によるものです。人間を超える正義を持った存在も人間より下賎な存在も、戦いを繰り返す人間社会にはいないはずです。だからどこかで人間が終わらせなければならない。――それは決して力に依っては出来ない。だって同じ人間だから、同じことが力で以ってできるから。 今日の「ウルトラマンマックス」では一人の少女(しかし、ただの人間)が音楽でもってイフの武装を完全に解除させました。そこに誰かを傷つける力は存在しません。ただ、イフ(=怪獣=絶対悪)の心を動かす力はありました。もし、相手にならって武器を武装し攻撃できるのなら、同じようなことが音楽でもできるはず。つまり、相手にならって楽器を所持し演奏できるはず!これはきっと人間同士ならもっと簡単にできることであるはずだと思いませんか? 僕はこのことを「ウルトラマンマックス」から初めて教えてもらったことをとても嬉しく思います。この番組の視聴者のほとんどは僕より一回りは小さい子供たちのはず。その子供たちが漠然とでもこの雰囲気を感じ取ってくれてたら、本当に嬉しい。この番組を一緒に見られた親御さんも折に触れてこういうことを聞かせてあげてたら、とっても幸せなことだと思います!
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強く同感!!(パパ)
2005/10/10(月) 午前 1:33