徳島県の空手道場 子供から大人まで学べる 逢坂道場日記

徳島市加茂(田宮)道場、美馬道場、鴨島道場の日々を綴ります。

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状況に合わせた組手>


 昨日の日曜日は春季昇級審査会でした。

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 今回、茶帯昇級を目指して5名が5人連続で組手を行う掛け組手・5人組手を、緑帯昇級を目指して1名が3人組手を行いました。

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 皆んな無事に完遂・昇級し西南支部としては、これで2級、4級の上級者が一気に増えることになりました。

 上級者が増えるにあたり、組手についての心構えを審査後の総評で述べましたが、それは〝状況に合わせた組手〟を心掛けて欲しいということでした。

 組手となると試合組手がすぐに連想されます。

 試合は決められた時間の中で勝敗を決するものであり、我々の空手の試合は相手をノックアウトすることを至上とする過酷なものです。

 限られた時間の中で相手をノックアウトするように戦うには、自分の力の全てを出しきらねばならず試合の組手は消耗戦と言えるものです。
 
 それに対し審査における掛け組手は完遂を目的とするものです。

 完遂へのアプローチとして、必ずしも試合のような消耗戦の組手をする必要は私はないと個人的に思います。

 消耗戦の必要はないと言っても掛け組手は過酷であり、また対戦者が手を抜くような掛け組手では意味がなく、掛け組手において消耗は必至ですが、技術を用いれば消耗は抑えることが出来ます。
 
 逆に消耗を抑えようと発想することから、技術は生まれるものです。

 そしてその技術は消耗戦たる試合でも活きるものであり、試合での勝利への活路となり得ます。

 試合の組手では消耗戦を覚悟しフィジカル・メンタルを普段の稽古で高め、稽古の組手では消耗を回避する技術を高める、そういった風に〝状況に合わせた組手〟を心掛けて欲しい思います。

 このような心掛けは、強さを求めるためだけではありません。

 稽古の組手では、色んな人と組手を行いますが、人はそれぞれに状況がものです。

 消耗戦の組手は相手をノックアウトする、倒す組手ですが、稽古において自分より実力の下の人にそんな消耗戦の組手は許されません。

 組手は最終的に人格を高めるために取り組むべきものと思いますが、稽古において相手の状況を考えずに、誰彼なしに消耗戦の組手を行っては人格は高まりません。

 西南支部は組手主義を掲げていますが、それは〝状況に合わせた組手〟であることを道場生の皆さんには理解して欲しいと思います。

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 昨日の審査会、受審者、付き添いの保護者の皆様、お疲れ様でした。

 また進行に協力してくれた指導員、道場生の皆さん、ありがとうございました。

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