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『スター・ウォーズ』レプリカ裁判、ロンドンへ ストームトルーパーの衣装販売めぐる争い
4月11日12時2分配信 VARIETY
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080411-00000001-vari-ent
映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する帝国軍機動歩兵ストームトルーパーの衣装をめぐり、ロンドンの高等法院で審理が始まった。
審理で注目されるのは「意匠権」と「著作権」との区別
映画小道具の制作会社シェパートン・デザイン・スタジオは、ストームトルーパーのレプリカ衣装をウェブサイトで販売。同社のアンドリュー・エインワース社長が同シリーズのエピソード4〜6で小道具を担当していたことから、「正規のメーカーによって、本物のい型から作られた」と宣伝していた。販売価格は3500ドルだった。
エインワースの行為は著作権侵害に当たるとして、ジョージ・ルーカスの製作会社ルーカスフィルムは2006年、アメリカの裁判所に提訴。2000万ドルの支払いを命じる判決を勝ち取った。しかし、イギリス人のエインワースに判決を執行させるためには高等法院の判決が必要になるため、今回の審理に至ったのだ。
審理初日の8日(火)、ルーカスフィルムの弁護士マイケル・ブロックは、エインワースがストームトルーパーのデザインにおける著作権を所有していない、と主張。小道具担当として映画製作に参加したときには、すでに多くのデザイナーたちによってデザインが決定していたという。
一方、エインワースは、ストームトルーパーの意匠権はすでに失効している、と主張している。意匠権は、デザインなどを工業製品に独占的に使用する権利のこと。
今後の審理において、注目されるのは、「意匠権」(design right)と「著作権」(artistic copyright)との区別だ。ストームトルーパーのデザインが「意匠権」によって守られているとすれば、その権利は10年で失効している。しかし、「著作権」となれば、保護期間は著作者の死後70年となる。
審理は10日間を予定している。
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