|
角川映画(かどかわえいが)は、角川映画株式会社、もしくは角川映画株式会社発足以前にその親会社である出版社の角川書店もしくは角川春樹事務所によって1976年より製作された一連の映画の通称である。
2004年に大映が角川書店グループに吸収され、角川映画株式会社が設立されてからは、この法人が製作する映画も角川映画と呼ばれる。
映画の製作を目的に設立された角川春樹事務所、あるいは角川書店が製作した映画が「角川映画」である。ここでの角川春樹事務所は1996年に設立された同名会社とは別会社で、1988年に角川書店本体に吸収されている。一般的に「角川映画」という呼称は、角川書店による映画を元にしたメディアミックス展開の一例として捉えられる場合が多い。「角川商法」としてメディアミックスの成功例の代表として取り上げられている。
角川映画株式会社設立後
2002年に映画会社の大映を角川書店グループの傘下に収め、角川本体から分けられたエンタテイメント部門との統合、商号を角川映画株式会社とした。以後、角川書店はこの会社を中心に映画製作を行なっている。
さらに2005年に洋画配給会社の日本ヘラルド映画を買収し、角川映画株式会社と合併させた。ヘラルドはシネマ・コンプレックス事業を行なう子会社を抱えており、この買収によって角川映画は、製作・配給・興行まで一貫して手がけられるメジャーの一角に食い込むようになった。ただし、興行網は既存の大手の映画会社と比べて大きいとは言えず、大作や話題作の東宝などの大手の配給で公開されている。こうした状態を脱しようと、2006年末には東京都内に直営館をオープンし、旧ヘラルドの配給網の有効活用を模索している。
日本ヘラルド映画を買収したことで、2006年に47.67%の株式を持っていたアスミック・エースエンタテインメントの出資比率を下げたが、依然として引き続き20%の資本を持つ角川書店の関連会社である。
積極的に映画製作を行うほか、海外作品では積極的に配給・ノベライズを行っている。その展開は一層強まっており、こうした映画・映像関連の部門は角川映画株式会社を中核とした事業体制になったことで完全に固まった物となっている。
|