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【トレンド】【写真レポート】メルセデス・ベンツ、SLクラスなどスポーツモデル3車種を大幅改良
5月31日10時0分配信 nikkei TRENDYnet
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000015-nkbp_tren-ind
メルセデス・ベンツ日本は2008年5月26日、2シーターオープンスポーツの「SLクラス」「SLKクラス」と、4ドアクーペの「CLSクラス」に大規模なマイナーチェンジを実施した新モデルを発表、同日から販売を開始した。
メルセデス・ベンツ日本は2008年5月26日、2シーターオープンスポーツの「SLクラス」「SLKクラス」と、4ドアクーペの「CLSクラス」に大規模なマイナーチェンジを実施した新モデルを発表、同日から販売を開始した。
外観が最も大きく変わったのは、電動式ハードトップを備えるロードスターのSLクラスで、2001年の発売以来7年ぶりの改良となる、。旧モデルはマユのような形の変形丸形4灯ヘッドライトだったが、新モデルは力強さを感じさせる吊り目のデザインになった。フロントグリルは1954年発売のガルウイングモデル「300 SL」のイメージを受け継ぎ、スリーポインテッドスターの左右に太い1本ルーバーを備える。
伝説の名車「300 SL」のイメージを随所に取り入れた新型SLクラスのデザイン
ボンネットに伸びる2本のパワードームや、フロントタイヤ後方のルーバー付きエアアウトレットなども、300 SLをモチーフとしたデザインだ。リアビューでは、バンパー下部をディフューザー状に成型。左右に配したスクエアタイプのツインクロームエグゾーストと相まって、スポーティーなイメージを演出している。
グレードは3.5L V6エンジンを積む「SL 350」(希望小売価格1190万円)、5.5L V8の「SL 500」(同1510万円)、ツインターボ付き5.5L V12の「SL 600」(同1930万円)の3種類。SL 350のみ右/左ハンドルが選べるが、他の2グレードは左ハンドルのみ。大幅な改良にかかわらず、価格は平均2%アップに収めた。
旧モデルのユーザー層は40〜50歳代の男性で、経営者や専門性の高い職業に就く人が多いという。新モデルでもターゲットユーザーは変わらず、新車効果によって販売台数の向上を目指す。
安全装備と快適装備も向上したSLクラス
エクステリア以外の改良ポイントは、安全・快適装備の充実だ。安全面では、高速道路や照明のない郊外の道など、走行状態に合わせてヘッドライトの照射を自動制御する「インテリジェントライトシステム」と、急ブレーキ時にブレーキライトを点滅させて後続車両の注意を促す「アダプティブブレーキライト」を新たに搭載する。
快適面では、シートのヘッドレスト部から乗員の首回りに温風を吹き出す「エアスカーフ」、キーを携帯していればリモコン操作なしでドアロックを操作できる「キーレスゴー」などを採用。HDDナビやフルセグ地デジ対応テレビ、Bluetooth対応携帯電話でのハンズフリー機能などを統合制御するCOMMANDシステムを搭載している。
またSL 350のエンジンには専用チューニングが施され、最高出力232kW(316PS)/6500rpm、最大トルク360Nm(36.7kgm)/4900rpmと、旧モデルより+32kW(44PS)/+10Nm向上した。燃焼効率を高めたおかげで、出力アップにもかかわらず10-15モード燃費は8.5km/Lから8.6km/Lへとわずかながらも向上している。
F1イメージのフロントマスクを持つSLKクラス
「SLKクラス」は、SLクラスよりコンパクトな2人乗りロードスターで、こちらも電動開閉式のハードトップを備える。現行モデルの日本登場は2004年9月で、ほぼ4年ぶりの改良だ。外観では、フロントバンパー下部のエアインテークをF1のフロントウイングを思わせる形状に変更。視認性向上のためにドアミラーを大型化、リアバンパー下部をディフューザー状に成型した点などが新しい。
内装では3本スポークステアリングと、外周にクロームリングをあしらったメーターなどが変更点。SLクラスと同様に、HDDナビやAV機能を統合制御するCOMMANDシステムを搭載している。
グレードは2種類で、「SLK 200コンプレッサー」が希望小売価格563万円で右ハンドル仕様のみ、「SLK 350」が同743万円で右/左ハンドルが選べる。ユーザー層はSLクラスと同様に40〜50代が中心だが、女性が多く全体の45%を占めるのが特徴だという。
動力性能は、エンジンに専用チューニングを施して旧モデルより出力アップした。SLK 200コンプレッサーは、スーパーチャージャー付き1.8L直列4気筒エンジンを搭載。最大出力135kW(184PS)/5500rpmと最大トルク250Nm(25.5kgm)/2800〜5000rpmで、旧モデルよりも15kW(21ps)パワーアップした。SLK 350は3.5L V6エンジン搭載で、224kW(305PS)/6500rpmと360Nm(36.7kgm)/4900rpm。こちらは旧モデルよりも+24kW(32ps)アップしている。
4ドアクーペのCLSクラスはフロントグリルを力強く変更
CLSクラスは、セダンの快適さとクーペのスポーティーなデザインを融合させた、“4ドアクーペ”という新ジャンルを生み出したクルマ。2005年にデビューし、日本市場では現在までに1万1000台を販売した。
外観の変更点では、2本ルーバーを配した増したフロントグリルが目に付く。ドアミラー内蔵のウインカーと5本スポークのアルミホイールは、シャープなアローデザインを採用、力強いイメージを高めている。
グレードは2種類で、3.5L V6エンジン搭載の「CLS 350」が希望小売価格898万円、5.5L V8の「CLS 550」が同1080万円。どちらも右ハンドル仕様、左ハンドル仕様が選べる。ターゲットユーザーはデザインやスタイルに強いこだわりを持ち、流行に敏感で常に新しいモノを追い求める人々だ。
(文/柳 竹彦=日経トレンディネット)
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