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地球温暖化対策

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すてきな街づくり協会は
地球温暖化抑止、首都圏ヒートアイランド緩和のために、また、「花いっぱいの公園づくり」のために上野動物園、日比谷公園、浜離宮恩賜庭園、葛西臨海公園、蘆花公園、舎人公園でチューリップ、鹿の子ゆりの球根、スプレー菊の苗、コスモス、ひまわりの種を寄贈するなどし東京都の魅力ある公園づくりで緑化推進を支援してきております。

これらの苗や球根、種はいずれも富山県、富山県花卉球根農業協同組合、富山県南砺市、南砺市園芸植物園、長野県佐久市、コスモス街道の皆様からすてきな街づくり協会の活動に賛同し、寄贈していただいたものです。

こうした「公園」という限定された場所だけでなく、首都圏をはじめ街にはまだまだたくさんの緑化できるスペースがあります。

そこで地球温暖化抑止、首都圏ヒートアイランド緩和のために「朝顔の里親」運動を提唱したのが2002年。

テレビ、新聞で「朝顔の種」を無料で保育園、幼稚園、小学校やマンション、戸建てなどの空いた柵に植えていただこうというもの。

朝顔で酷暑の夏、毎朝、色違いの朝顔の花を楽しんでいただくと同時に、壁面緑化で周辺の気温を下げませんかという提案でした。

この呼びかけに保育園や幼稚園、小学校から、また、個人の方々から千代田区、品川区、台東区、墨田区、江戸川区より、神奈川県は横浜市より、埼玉県は三郷から、千葉県は木更津から応募をいただき、ホームセンターで大量に購入した朝顔の種「ヘブンリー・ブルー」を無償で配りました。

その後、たくさんのお便りをいただき、2年目には昨年配った朝顔「ヘブンリー・ブルー」の種と江戸川区環境促進事業団よりいただいた「ひまわり」の種を一緒に無償で配りました。

さらに、毎年夏、束でびっちりと柵いっぱいに咲き続けブルーの朝顔「オーシャンブルー」が手にはいりにくいということから、希望者にはこの多年性の西洋朝顔「オーシャンブルー」の苗をホームセンターから調達、横浜、木更津より「苗」を取りに来ていただきました。

この提案は同時に国土交通省、環境省、東京都にも同時に御案内、内容はいくつかの緑化をまとめてご提案させていただきました。

官公庁では屋上緑化、ビルなどの壁面緑化を進めておりましたが、屋上緑化、ビルの壁面緑化は街のビルの構成要件としてすすめるには様々な障害がありました。

そこで、保育園、幼稚園、小学校などを対象に

1つ目は、朝顔をつかった保育園、幼稚園、小学校などの壁面緑化。
2つ目は、保育園、幼稚園の園庭、小学校の校庭の芝生化。

を提案させていただきました。

戸建ての方々、マンション住民の方々の協力を得て、1所帯で1平米の
朝顔などのつる科の植物を使った壁面緑化をすると首都圏の所帯数の参加所帯の数だけ
緑のカーテンで緑化推進ができることになります。

朝顔を使った緑のカーテンの効果は真夏の室内温度は屋外温度より
2度以上下がり、光合成により新鮮な空気を生み出すことができ、
植物への水遣りで気化熱が生じ、さらに気温がさがるなどのメリットとともに
地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収してくれます。

2年目以降はゴーヤと朝顔で緑のカーテンをつくると、7月には毎朝、朝顔の花を見て、ゴーヤを刈り取り、ゴーヤチャンプルを楽しむことができました。

昨年は朝顔、ゴーヤ、そしてキュウリで緑のカーテンづくり。
今年は朝顔、ゴーヤ、キュウリにインゲン豆の緑のカーテンづくり

気がつくとベランダは、ナス、トマトも仲間入りしベジタブルコンテナガーデンにはや代わり。

地球温暖化抑止、首都圏ヒートアイランド緩和はこうした花と野菜づくりを楽しみながらきれいな酸素を生み出し、二酸化炭素削減に貢献。
そして、新鮮な野菜が食卓をにぎわすというメリットも生み出してくれています。

そこで提案です。

ホームセンターでこうした苗や種は手に入れることができ、まだまだこれからでも成育が可能です。

今年の夏は、その一方では、自宅の庭やベランダに緑のカーテンとベジタブルコンテナですずしく、気持ちの良い空気を吸いながらフレッシュな野菜を召し上がりながら地球温暖化抑制、首都圏ヒートアイランド緩和、二酸化炭素の削減、酸素の供給に協力することもできます。

ひとりひとりが参加することで国や自治体が進めている緑化推進とあわせて全国どこでも
ひとりでも家族でも企業でも自治体でも進めることができます。

この運動に参加された方は、何を植えたかご案内いただけると集計して
全部でどこでどのような緑化を進めているかをまとめて御案内することができます。

この指とーまれ!

地球温暖化抑止、首都圏ヒートアイランド緩和のために
いっしょにいかがですか? すてきな街づくり


写真 壁面緑化に適したオーシャンブルー。
    多年性でひとつの苗で高さ3メートルぐらい、幅2メートルぐらいまで成長する。
    開花時期が長く6月下旬から、夏のピークには写真のように束で花が咲き、
    朝はブルー、午後はピンクにいろがわりし、ピークアウト後は花の数が
    すくなくなりながら12月中旬ぐらいまで開花してくれます。

    多年性のため、根と茎をのこすしておくことで毎年咲いてくれます。





    

水がたりません。

水が足りません。
洗車も禁止、水は決まった時間しか
水道から出ず、不在のお宅は水が一滴も使えないという事態が
おきているそうです。
「水が足りない」と問題となっているのはアメリカ・アトランタの話です。
日本でまだ水不足は「よその話」と考えていると大変。
食糧自給率39%という日本の台所をにぎわせている野菜、穀物、果物の大半は輸入。
野菜、穀物、果物が育つには大変な量の「水」が不可欠です。
日本の食生活はこうした海外の「水」の消費による生鮮野菜や、果物、
穀物の生産物の輸入、つまり海外から間接的に「水」を輸入しているのと同じなのです。

農業産品の生産国が天候不順から「旱魃」になると、日本にはわずかな農産物しか入らなくなります。コーンを餌とする豚は、出荷されるまでに体重の10倍のコーンを食べるそうです。穀物などを餌とする牛は出荷までに体重の7倍の草や穀物を食べるのです。
つまり、成長するのに水を大量に消費する草や穀物、そうした草や穀物を体重の7倍も10倍も牛や豚が食べる。そして、人間はこうした牛や豚を食べることになります。
ハンバーガーを食べる人が増えると、食肉生産のために森林を伐採して飼料用の穀物栽培を開始、森林が数十年で消滅するなどの自然破壊が進んだことで森から発生する酸素の量が減り、大量に飼育される牛の「げっぷ」で二酸化炭素濃度が上昇。
気候変動が加速する事態が生じております。

ひとたび生産国で気候変動や「旱魃」などで水不足が生じるとこうした食物連鎖が狂い、たちどころに食糧難は不可避となります。アトランタの出来事は日本のことでもあるのです。
すでに、気候変動、地球温暖化の影響はすさまじい勢いで世界を駆け巡り始めています。
北極の氷はこの10年で半減、白熊はこのままでは絶滅の危機にあり、
永久凍土も溶け始め、世界中の海面上昇により海抜ゼロの都市を抱えるアメリカも日本も沿岸の埋め立て地は、水没する危険性があると言われております。
オクラホマでは数日前にかってない規模の大竜巻がいくつも駆け巡り
家も車も巻き上げ、大変な被害を出したばかり。
大地震のあった中国四川では大雨、日本では宇都宮で今夕は竜巻と大雨。
アフリカは気候変動による「旱魃」続きで自立のための農業生産は困難に直面しております。

もはや、地球温暖化の影響は、日本の問題、アジア、アメリカ、アフリカの問題というレベルの話ではなく、年々、気候変動の影響は加速度的に激化し始めているのです。

地球温暖化・気候変動に優しい街のあかりとは?
「イタリア・日本 まちのあかり」より

マッシモ・ソフィアート氏はフェニーチェ劇場のシャンデリアを再現、失われたイタリアの歴史と伝統の明かりを再度、この劇場の中心的なあかりとしてよみがえらせた人物である。 ルネッサンスの工法、技法を世界中に伝えたいというクリスタルと金をつかった装飾性の高いシャンデリアが再現され、フェニーチェ劇場内をとりかこむ、まわりの照明とみごとに調和し暖かなひかりで劇場全体を再度包むことになった。

水の都・ヴェネチアでは、こうした歴史的なすばらしい劇場を始め、ポンテベッキオなどの歴史遺産がライトアップされ、夜のしじまに明るく照らしだされている。
夕闇が迫ると、歴史的建造物や街のレストラン、家並みのあかりは暖かな明かりがともされ、水路にはそのあかりがゆらゆらと反射し、夜の景観を2倍にし、美しい夜景はドラマを感じさせるものとなってゆく。

ヴェネチアでは歴史的建造物や彫刻などは照明の明るさ、色、場所、スポットのあてかたなどが厳しく規制され、調和がとれた景観を生み出しており、こうした努力によりイタリアの歴史と伝統が現代にまで引継がれてきている。

照明デザイナーの面出氏はこれまで3度イタリアを訪れ、イタリアのすばらしい街あかりを見てきた。彼の照明のコンセプトはイタリアのそれとは正反対のものである。
「照明はデコラティブでなく、見えなくとも良い、照明器具の見えない照明、光と影の演出による照明」が彼のコンセプトである。

地球温暖化の原因は二酸化炭素の排出にあると言われ政府が呼びかけ、家庭での
白熱球の使用を蛍光管にかえようという提案がテレビ等を通じて呼びかけられている。
こうした呼びかけにも面出氏は疑問をもっている。

「日本では戦後、明るさの量が豊かさの象徴となった。
新しい街の表情として照明を蛍光灯などで白くしてきた。
街には統一感がなくカオス(混沌とした)状態で発展してきた。特に顕著なのが色とりどりの照明看板、そして、街中のお店の不必要な明るさに日本人は吸い寄せられてゆく。
日本には京都の街並みやたたずまいのように残すべき歴史的建造物や古い街なみが少ないせいか、日本の街はライトアップなどでひたすらあかるい街づくりを行い、そこに人々があつまっている。」
「ただただ明るくするのではなく、谷崎潤一郎の「陰影の礼賛」にもあるように必要なところにだけ光をあてる。明かりと影を対比させることで建築の素材をうきたてる建築の装飾を見せることができる。」と自信をみせる。

「日本の街あかりもイタリアのように文化としての豊かなツールとして取り入れることで
明るさは3分の一から5分の一でも人を楽しく感動的にすることができる。」という。

建築家の芦原太郎氏は「レストランや家庭でのおいしい食べ物をおいしく見せるあかりはできる。歴史的建造物のある観光地やホテル、レストランなどではこうしたひかりの演出により一層、それぞれの魅力を引き出すことができる」とつけくわえた。

しかし、有名な建築家も照明デザイナーも、世間を感嘆させるような見事な作品づくりにこだわるあまり、作品づくりが「肝心要の利用者不在」になりがちになりやすい。
空港や駅、デパートや地下街など高齢者や暗がりで視力が弱い人々などを含め大勢の人々が利用する施設はやはり明るさが不可欠である。
日本では高級ホテル、高級レストランにはいると照明がおとされており、外から中にはいるとしばらくはトンネルに入ったときと同じように、まわりがみずらくなる。
こうした建物の多くが有名建築家や照明デザイナーの作品であり、その多くが間接照明やスポットライトなどで高級感を演出するために部屋全体を暗くしてある。

汐留などの超高層ビルのしゃれたレストラン街の通路などの照明とスポット照明、キャンドルライトによる光と暗闇の演出は、やはり、暗く使いずらい。

もともと肉食文化のある国では赤い血のしたたるような肉を、他の動物にとられないように穴ぐらにもぐりこみ食べたという先祖の遺伝子が、うすぐらい照明の中で食事をするという文化を生み出したように、「太陽がのぼる国」の民族・日本人は長い農耕文化のもと、田植えや農作業の合間にあかるい日差しのもとでごはんをたべるという文化を受け継いできている。
それだけにこうした東西文化の違いは、観光地化した寺社仏閣のような建物、庭園、歴史的建造物を除いては照明についても違いは顕著なのではないだろうか?
日本人には昼からうす暗いホテル、スポットライトの必要なレストランでなく、昼はさんさんと光の入る明るいレストラン、明るいホテル、明るい公共施設は不可欠といえよう。

二酸化炭素排出の抑止のためには、白熱球にかわる消費電力の少ない温かみのある光を出すことのできる新たな電球がすでに実用化されておりイタリアの歴史的建造物を浮き上がらせ、ヴェネチアの街あかりとして水面にゆらぐあかりも新たな照明デザインのツールとして使うことができる。
日本でも蛍光灯ではなくイタリア同様にやわらかな街あかりを二酸化炭素排出抑制のできる低消費電力で演出することができるのではないだろうか?

2008年5月16日(金)イタリア文化会館にて開催
コーディネーター 建築家芦原太郎氏
照明デザイナー :面出薫氏
ゲスト:マッシモ ソフィアート氏
(Beby社社長 ヴェネチア・クリスタルシャンデリア専業メーカー)
「イタリア・日本 まちのあかり」セミナー講演内容と私の感想

5月に入り夏まであと2ヶ月ほど。
地球温暖化、気候変動の影響で日本は異常な暑さを向かえている。
5月1日稚内・網走で気温30度、札幌で27度とはやくも夏。青森で27度を記録している。
フェーン現象ではあるが、本来の春の気候とは異なる、
まさに、日本が最北端から夏を迎える異常事態。これからこれまで以上に気温が上昇し、熱中症が多発、紫外線が強まる。
そして、5月1日、もうひとつの問題が浮上した。

暫定税率が復活、全国でガソリン価格が1リッター155円以上へと跳ね上がった。しかし、これから200円になるのも時間の問題とされている。5月からパン、バター、小麦粉など食品が軒並み値上げされ、電気代、ガス代も今年の夏、再度、値上げされる。同時に、収入が減少する中、物価が上がり続ける。

こうした気温上昇と価格上昇、どちらも関係なさそうで、関係がありすぎるほどある。

気温上昇については4年前の夏を思い起こしてみよう。
2004年の7月、東京は39.5度という気象庁開設以来の劇的な暑さを記録した。
「気象変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告ならびに、環境省の調査でも東京の気温は過去10年で4度上昇。日本全体の気温上昇と比べても異常なスピードで東京が「熱帯」へと突き進んでいる。

先にご案内した「気象変動に関する政府間パネル」(IPCC)第4次評価報告でも
「気候変動はすでに起きている。気候変動により環境は全体的に悪化する。
これまで一部適応できているものもあるが、その範囲は限定的で、より広範囲の対策が必要であること。
気候変動による被害は他の要因が絡むことで悪化する可能性がある。」との報告されている。

しかも、現状を見てみるとIPCCの第3次、第4次報告で予測したように全世界が予想もしないスピードで気候変動の危惧・不安とともに、他の要因でさらに大問題をひきおこしている。

昨年オーストラリアで起きた旱魃が引き金となり穀物の供給が激減した。 
ここまでは気象変動、地球温暖化の問題である。
しかし、そこに他の要因となる人為的な対策が採られた。
コーン・サトウキビを車の燃料とする「バイオ燃料」の利用促進政策をアメリカが主体となり進め世界各国が追随することになった。農家が小麦畑をコーンフィールドに転作、今度は小麦も不足し始める。
需給バランスが崩れると品薄の商品・資源は値が跳ね上がる。すでに、原油、金、アルミ、鉄などの鉱物資源などに世界の金融ファンドが群がり石油価格が上昇していたところに、バイオ燃料の登場で「コーン、小麦」のみならず食品全般の価格が上がり始めた。
13億人、10億人の人口を抱えさらに人口急増する中国・インドの経済発展に伴う資源・食料の利用度が上がる、そこに、世界各地で資源・食料の争奪戦が重なり、金融ファンドは価格上昇するコーン、小麦を次のターゲットとしてさらに価格が急騰。
アメリカ、南米、オーストラリアからコーン、小麦が輸入できない国へは食料として米の供給が増大する。そこで、米の主産地のアジアは国内外需要の急増から米を輸出禁止。
こうして食料争奪戦はアフリカ、アジアの貧しい国、貧しい人たちから深刻な食料不足、価格高騰から
国連の食料援助が半減、こうした国々では食料飢饉を生み出し始めている。
すでに生じた世界経済の混乱は具体的な行動開始となると意見を集約するのは困難なばかりか、環境悪化をもたらすことも証明してみせた。

IPCCの第4次報告書は、「緩和策により様々な影響を回避または軽減、鈍化させることが可能である。」として「新たな行動」を呼びかけている。
気候変動、地球温暖化への取り組みは全世界で行わねばならないが最大の消費国、二酸化炭素排出国のアメリカは国益に反するとして参加していない。アメリカが参加しないなら経済発展を急速に遂げ、人口拡大の続いている人口13億人の中国、人口10億人のインドの参加は困難となる。先進国がこれまで経済発展基盤確立のために排出してきたものを、開発途上の国々が規制対象となることに反発、不参加の国もある。

地球温暖化・気候変動のために世界的なコンセンサスを得るまでもはや待つことすらできない。
ではどうすべきか?

この続きは次回

*IPCCとは
(Intergovernmental Panel on Climate Changeの略)
気候変動に関する政府間パネルは世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)のもと、
1988年に設立された国連組織。
気候変動に関する科学的知見を収集、評価して、5−6年ごとに評価報告書を発表している。
今回発表の第4次評価報告書は1990年、1995年、2001年の1−3次の評価報告書に続くもの。

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2007年末、ノーベル平和賞がアル・ゴア・アメリカ前副大統領と気候変動に関する政府間パネル(IPCC)に送られました。

世界的な気候変動のもたらす地球的な環境問題を指摘したのは「不都合な真実」で一躍、世界に環境運動家に大変身をとげたゴア氏と地球温暖化に対し科学的なメスをいれたIPCC議長のランジャデラ・パチャウリ氏。

今年7月にはこうした活動を背景に、日本政府主催の洞爺湖サミットで「気候変動」が主なテーマとなりました。
そこで、東京大学では2005年新たに設置されましたサステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)とともに東京大学、IPCCとともに「科学者が語る第4次評価報告書のメッセージ」と題したシンポジウムが企画されました。

ノーベル賞受賞のIPCCの議長ランジャデラ・パチャウリ氏は成田から出発のため講演会はビデオ解説となりましたがその警鐘は誰しもが驚くべきものとなっております。

気候温暖化の原因こそ人為的なもので生じたものであると結論づけたことです。

「世界の気温は1900年から2000年の間に平均2.5度上昇。
年間平均気温が1.5度から2.5度上昇すると水不足となり、動植物の20〜30%が絶滅の危機に陥る。地球温暖化で氷河が融解、海面上昇が40センチから1.4メートルも上昇。上海、ガンジス、ナイルのようなメガデルタ付近では洪水が頻繁に起こることになる。」とIPCCの議長ランジャデラ・パチャウリ氏は指摘する。

こうしたグローバルな気候変動について東大教授(地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクター)の住氏はこう指摘する。
「グローバルな気候システム、生態系システム、と政治、経済、農業、産業、技術面における
脱炭素社会をどう作るのか、経済産業優先すると地球温暖化問題が浮上する。
こうした社会と人間の安全、安心、便利なライフスタイル、健康、価値観との間には大量生産、消費・廃棄というバックアップがり、その反対がもったいないという循環型社会がある。

グローバルな気候変動という自然とむかいあうと人間にとって病気や災害の発生はこまりもの。
その反対は安心安全をもとめるという構図ができあがる。

地球温暖化の問題は単に気候変動だけの問題ではない。
具体的なアクションをとるとなると日本においてすら高齢化社会、介護、医療、格差社会、小子化、低炭素社会の構築などの問題と直面することになる。

われわれは将来にむけてこの国をどうするのか? アメリカ、中国のような大国路線の社会を創造するのか?

地球温暖化の問題とは単に気候変動だけの問題でなく21世紀社会のあり方、社会システムのあり方の可否を問うもの、自然と社会と人間の3つ巴の関係の融和をいかに作り出すか?
が問題である」

こうした地球温暖化に対応するシナリオが何通りか提案されている。

あと数十年で100億人とう人口を抱える地球、こうした人口爆発はすでにエネルギー、食料、水、資源の争奪戦と価格高騰によるさらなる格差の拡大、国内外におけるこうした争奪戦、格差拡大に対する紛争勃発の危機、地球温暖化は異常気象により集中豪雨などによる洪水、大型の暴風雨・台風の多発、環境破壊と生態圏の激変にともなう新たな疾病の蔓延など解決すべてき課題は多い。

本シンポジウムでは
基調報告1と2、第二作業部会報告、温暖化によるアジアと農業への影響、
水マネジメントへの気候変動の影響、温暖化による健康への影響、温暖化への適応策、
温暖化の緩和策(第3作業部会から)の講演が行われた。


京都議定書に参加せず国益を優先する国、排出権取引で環境保全をはかる企業、
車社会維持のために食料をバイオ燃料に転換、その結果、世界各地で食料の価格高騰で食料争奪戦、暴動が起きている。
突然ふってわいたような食料争奪戦、
これは食料問題だけの問題ではない。
大量消費、大量廃棄社会、豊かな国と貧しい国、豊かな国の豊かな人々と貧しい人々、貧しい国の豊かな人々と貧しい人々の間の格差問題がこれまで以上に大きな格差が生じる。

自分にとって都合の良いものは数限りない。 わたしたち世界中のだれもが住んでいる地球全体の問題であり、地球温暖化のために何かをしなければならないとう気運は高まりつつある。
しかし、先進国と開発途上国、人口爆発、食料危機、国ごと、あるいは個々の問題となると
地球温暖化の解決への道のりは厳しい。

「Is it too late?(もう始めないと間に合わない。議論と行動を同時に大学が
リードする。私もやってゆける。
長期的なvisionをもって直ちに行動する。」
小宮山東大総長は、学際的な研究活動だけだなく、すぐに現実に行動をおこし、実験しつつ多様性のある人類社会の実現をはかろうと呼びかけてている。

地球温暖化のよる警鐘はすでに現実のものとなっている。
今、手をつけなければ地球温暖化は加速度的に大問題となる。
はたして、こうした地球温暖化抑制に、あなたのできることは何か?
どれだけの人とともにこうした気候変動の問題解決に加わることができるか それが問われている。

2008年4月17日 東京大学シンポジウム「IPCCD=IR3S SCINECE SYMPOSIUMU IN JAPAN: より

*IPCCとは
(Intergovernmental Panel on Climate Changeの略)
気候変動に関する政府間パネルは世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)のもと、
1988年に設立された国連組織。
気候変動に関する科学的知見を収集、評価して、5−6年ごとに評価報告書を発表している。
今回発表の第4次評価報告書は1990年、1995年、2001年の1−3次の評価報告書に続くもの。

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