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平積みされたこの本を見た瞬間,表紙がかわいらしくて..
で,今日は区内へ外勤だったのでここぞとばかりに電車で読み始めました.
とても読みやすい本です.退屈な電車も本を読むとあっと言う間に着くので大変良いことです.
最初の方はほわほわしながらとんとんとなんやかんやが進んで行きます.
ほんとほわほわ.
外勤からの帰りは珍しく座れたのでわくわくしながら続きを読み始めたのですが,
甘酸っぱい・・・とてもとても甘酸っぱい場面(葡萄やマドレーヌが手当たり次第に詰め込まれた
ビニール袋を母から持たされた,と言う辺り)だったものだから思わず涙が込み上げてしまいました.
電車内で目を赤くしながら読んでいるのもナンなので,本を閉じ,目を閉じ,
取り敢えず涙が収まるのを待ちました.これには下北沢から登戸までかかりました.涙腺緩いですハイ.
4分の1あたりのところで展開が読めてしまいました・・・伏線がやや直球過ぎた感はあります.
それに気付くとその後の伏線は伏線ではなく,結末が段々と確信になってしまいます.
それはそれとして.
甘いです!かぃらしいです!かぃらしくてしかたなくって,思わず奥さんに電話したくなったほどです.
そして,切ないです..
これは「そのときは彼によろしく」ぶりの感覚です.
(「そのときは彼によろしく」は映画では許し難い過ちを犯しているので,飽くまで原作での感覚です.)
オビの解説からの抜粋にはこう書かれています.
ベタ甘な恋愛小説と思わせておいて、おや、ミステリー要素もあるんだなと興味を掻き立て、
途中からは悲哀モノ? と不安にさせながら、最終的にはファンタジーでもあったのだと発見させる。
恋愛小説はあまり読まない、という人にこそ、自信をもってお薦めしたくなる。読了した方なら、
そんな気持ちを分かってくださると思う。
いやほんと,その通りだと思います.
この切なさの余韻があったものだから,夜の奥さんとの電話(繰り返しますが遠距離婚しています)で
ついつい「大丈夫か.何か心配なことないか」と尋ねたら,実はある,と.
なんだと聞いたら,「ワンピース買おうかどうか迷ってて困ってる」
いくら?・・・2万円くらい・・・甲斐性ナシでごめんよ,と言うことで話は終わりました.
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