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本日は、午前から通常診療。
診察は、順調でした。その合間合間に、いろんなところに電話をして・・・・。、
まずは、日本獣医師会。
この数日で、放射線管理のできる獣医師も賛同してくれることになり、宮崎県で口蹄疫の時に豚の殺処分をやった獣医師も賛同してくださり【どちらも先輩獣医師で、有名な先生)、そこから声をかけられるチームもできそうという現状を踏まえて、獣医師会からチーム派遣をお願いできないか?という提案をするために電話。
獣医師会としてはそのような権限はなく、20㎞圏内に入るには、自衛隊を動かせるような場所でないといけないということで環境省を紹介される。すぐに環境省に電話。
環境省の動物愛護室が丁寧に対応してくださる。
こちらの要望を伝えたら、賛同はしてくださるようだが、とにかく圏内が警戒区域となれば入れない。それが事実みたい。
しかし、環境省もただではあきらめてないみたいで、一時帰宅が可能になれば、それに合わせたチーム派遣は検討してくださるとのこと。ただ、この短時間で何ができるかは不明。したがって実現してもちょっと、、、
環境省の動物愛護室の方と話をさせていただく中で、気になるので色々と何が原因かを探り続けたら出てまいりました。
原子力安全保安院
ここの決定みたいです。
シンプルに決定されています。
人命優先
そう、それだけ。
したがって、動物のことは何も考えてないみたい。
安楽死をするために入ることも、動物を放してやるために入ることもできません。
その決まりのせいで、環境省も農水省も獣医師会も動けません。
すなわち、このままでは見殺し確定です。
日本の食糧自給率の向上とかそういうものは気にしてないんでしょう。福島の畜産を守るとかも気にしてないんでしょう。もう数日もすれば、多くの動物が閉じ込められたまま全滅します。
もう、手段は限られてきました。
世論です。
しかし、どういうわけか、メディアは動けません。
20㎞圏内の動物の餓死を取り上げたのは昨日の夕刊の読売が小さく。。。それと、大きく取り上げてくれたのが朝鮮日報。
やはり、世論でしょう。
もう一つ。
獣医師、、、立ち上がろうか。
動物が好きで獣医師になったんじゃん。
それでさ、大学時代に牛や豚を実習で解剖した時には、何で命って失われていくんだろう??とか考えたじゃん。それがさ、今、見捨てられて餓死していくんですよ。死体の山の中で横たわり、死を待つ気分はどうなんでしょう?
獣医師って余計な苦痛を動物に与えないのも大切な任務でしょう。
牛肉や豚肉や卵。日ごろお世話になっているんですけど、それらの犠牲の上に成り立っているのに、いまさら数少ない彼らを助けるのは都合いい話かもしれません。でも、私の中ではなんだか釈然としない気持ちなんです。
だから、呼びかけたいです。
皆様の力が必要です。
福島の畜産を守るのです。
もう一度立ち上がるために、、、、せめて死体の片づけなどをしておかないと、万が一、この閉鎖された地域に伝染病が入ればだれも管理できなくなります。それがその土地に根付けば、日本は長期間の伝染病汚染国です。そういった可能性もあります。
閉鎖する前にやるjことがあるのです。
そうすることで、福島の畜産を守ることに一役かえるのです、復興に一役かえるのです。
犬や猫も現地ではまだたくさんいます。
野生化してしまうこともこのままではありえます。
それを県外に出さないということを実施しないと、狂犬病予防法だって、、、、
それより先に、
原子力安全保安院さんよ。(安全が大前提?)
獣医師ってのは、中にはさ、動物のために日夜自分を犠牲にしてる多くの獣医バカってのがいるんですよ。
家族が寝静まった時間に診察したり、明け方の牛のお産も当たり前の顔をしていく、そういうバカみたいなまっすぐな奴らが支えてきたんですよ、。その上に我々新しい世代の獣医師が立ってんですよ。そして、動物に関してのことを支えているんですよ。日本の食を支えているんですよ。
ちょっと耳を傾けてくれませんか?
人命優先?
じゃぁ、決死隊を作れば、認めてくれるんですか?
現状では、まだ入れるレベル。
今更、、、封鎖したって、さほど変わりはしない。
すぐに行動する獣医師いっぱいいますよ。
獣医師ってさ、命に対しては熱いんですよ。
だから、ちょっとだけ話を聞いてほしい。
聞くように、皆さんの声を届けてほしい。
それだって日本を守ることになるんです。
日本を守りましょう。自分たちの地位や名誉を守るのではなくて。
今だからできることをしましょう。
獣医師に動物を見殺しにしろと聞こえる政策は、我々を敵に回してますね。ほんの数日でいい。
獣医師に自由に現地を動き回らせてほしい。解決できる。
そこにボランティアの協力があれば、もっとできる。
日本の動物に関した人々って、あなた方(国)が思っている以上にパワフルだ。そして、それらの方々に復興への力を与えるために微力なれど貢献したい。
だから、我々に時間を与えてほしい。
その時間を獲得できるような声を、みなさまの方からも届けてください。お願いします。
もう時間がないかもしれません。ある役所では、今月中に警戒区域となるという話をしてました。現地のジャーナリスト情報では、残っている農家に本日の17時までに退去するように警察と自衛隊が来て言ってました。
これでいいのか?
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比翼連理
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多くの方々の協力により、メディアに20㎞圏内の動物の餓死の問題が出てきました。
今日一日だけでも、朝日新聞や毎日新聞の記者の方から電話があったりしました。
昼過ぎには朝鮮日報で、このことが大きく取り扱われていました。
でもね、忘れはいけません。
私の調査ではまだ生きている牛や豚がいるんです。
なぜ、こんなことを書いたかというと、
現地からの情報で
明日にも警戒区域に指定されるかもしれない
という情報が入りました。
安全面の判断からしたら当然でしょう。
もし、そうなった時のためにすでに手は打ってきてます。
いざとなれば、直談判です。
そうしないと、まさに、見殺しです。
そうならないようにできるだけのことはします。
できることに限界があるかもしれません。
でもやります。
色々と考えすぎて、知恵熱出てました。
この2日間39度でした。でも、元気。
この程度では死なないけど、現地では、餓死ですよ。絶対、餓死の方がきついって…。
見捨てられていい命なんて一つもない!
もう、どうしようもないのであれば、再度、現地に入ります。
安楽死、、、とかの選択もなくなります。
見殺しですか??
一人ではどうしようもないかもしれませんけど、ここであきらめるわけにもいきません。
チャンスがほしいです。
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福島第一原発の周辺調査を行い、帰宅後にすぐに報告書を作成し、ドイツの大学の先生と共同で嘆願書を作成して、本日、民主党の岡本議員を通して農水副大臣に提出させていただきました。
それらに関して、協力いただいたALIVEの野上代表や、神奈川県動物愛護協会の皆さんに感謝いたします。
それと同時に新聞5社ほどにも報告書が出回ったみたいです。
あの写真から何かを感じて、緊急性が伝わればいいと思うのですけど・・・・。
経過は随時報告いたします。
最後に写真を2枚。。。
採卵鶏は、我々のために卵を産み、そして、見捨てられてからも卵を産み死んでいきました。
本当に、悲しい思いです。
なんで、みんな集まるようにして死んだんだろう???
豚って共食いもするはずなのに、、、ここでは共食いはほとんどなく、みんな仲間と一緒に死んでいました。
餓死だと思います。
辛かっただろうなぁ。。。
なんとかできれば、、、何とかなれば、。、、、、と思います。
できることはまずやりました。
あとは、国が動いてくれたらいいなぁ。。。と思います。
次に私には何ができるのか??
しばらく考えます。
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その4です。
ちなみに、帰りは、郡山駅まで送ってもらいましたが、間引き運転で、最終に間に合うはずの新幹線が、間引かれていて、夜行バス以外帰宅手段がないことに、、、、
そこまで、居酒屋で泣きました。
お会計に立てない。
馬刺し。。。
豚のモツ煮。。。。
思い出しちゃいました。
あの姿を・・・・。
泣きすぎて、お会計に立てないので、携帯を見るふりをしてずっと過ごしてました。
私は、幸せです。
生きてますもん。
食べることができますもん。
家もあるし。。。。。
温かいところでも眠れる。
それがなんだか、罪悪感にもなりそうだった。
獣医師としてだけではなく、人間としても何かがもっとやりたいと思った。
その前に今回の多くの犠牲になった動物についてまとめて、ちゃんと現状報告を獣医師としてやります。
牛や豚、ニワトリ、、、みんなお世話になって生きてますからね。
結局殺しちゃうんですけど、それでも、ありがたく命を「いただきます。」ってことでいただくのが人間。
彼らを無駄に苦しませたくない。
正直、今回の取材で、すべて死んでいたら気持ちは少しは楽だったかもしれない。
生きてたんですよ。
必死に。
その姿を見たら、
どうしていいかわからなくなる。
「先生、なんとかして。」
「先生…」
ごめんね。水と餌しかあげられない。
この現状を伝えたら、多くの人が何かやってくれるかもしれない。そう信じたかった。
だから、こうやって伝える。
だからと言って、
無駄に原子力発電所から20km以内の避難区域に入らないでほしい。
感情的になってはいけない。
行政だって、一生懸命。
福島県の獣医師会や畜産課にも連絡をした。
いつか対策を打ってくれる。
可能であれば再度現地入りしたい。
でも、そこまでに彼らの苦しみをとってもらえたら幸いである。
安楽死でもいい。
彼らを楽にしてあげてほしい。
唯一この集団で生き残っていた彼は、仲間の死をどう受け止めたかなんて私にはわからない。
彼の眼は、忘れることができない。
私が近くに行くと、逃げた。
「人間なんて・・・・。」
って思われたかもしれない。
最後に、、、、
ホルスタイン 30頭生存 75頭死亡
肉牛 多数生存 数頭死亡
馬 津波の被害も含めて、生存率40%程度
鶏 90%死亡
豚 豚舎によるがひどいところだと、400頭以上死亡で、生存6頭
比較的生存している豚舎では70%程度生存。
犬 ある地域では、60頭ほどがまだ残っています。繋がれたままの犬は餓死している個体も。
純血種が少ない印象だった。
猫 2件のひかれたのを片付けました。比較的多くの猫がいます。餌は犬も猫もボランティアさんが与えています。
以上、一日で把握した4月15日現在の現状でした。
しかし、現地には、乳牛850、豚3万とも言われています。
被害の詳細は不明です。しかし、私の調査が何らかの役に立つデータになればと思い、今から写真入りのデータと、所見作成にかかります。
ここには掲載できない写真がいっぱいです。
涙出ますけど、
私にできるkとはこのくらい。でした。
追記
現場から出て、スクリーニング検査を受けると、被曝線量は祖ほどありませんでした。
1,2ミリシーベルト程度。しかし、軽装であれば、倍近くになるみたいです。
現場へ入った長くつの土からはその10倍以上の放射線が検出されていますので、
よく洗い流しています。
今日からはいつもの動物病院の院長先生です。
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その3です。
原発から3kmの地点の養豚場です。
ここは悲惨でした。
入ってすぐに周辺からすごい死臭がしたので、思わず走りだしました。
そこでは、今日一番の悲劇的な現場でした。
ショッキングな画像ですjけど、これでもましなものを選びました。
400頭ほどの豚舎で、生存は6頭でした。
もう一つの大型の豚のところでは、80%近くが生存していましたけど、この違いまではわかりませんでした。
このような生きている子には水を与えて、えさを与えました。
勝手なことかもしれませんけど、このようなことをしても怒られないのではないか???と考えての行動です。
瀕死の子に水を飲ませて、少し楽そうになりました。
正直、このままが死を待つなら安楽死をしてあげたいと考えてしまいました。
共食いもあったので、彼らは相当苦しんだのかもしれません。
折り重なるように、みんなが死んでました。
予想より共食いは少なかったです。
自分の無力さを感じます。
ごめんな。。。。。
ごめんな。。。。って。
生きている牛や、豚、、、ニワトリ、、、みんなが
「先生、なんとかならない??」
って見てくる。
ボランティアさんも
「先生、なんとかならないか?楽にしてあげることはできないか?」
と言ってきます。
苦しいです。
何もできない。
獣医師なのに。。。。。。
法律では、誰かの所有物。勝手にはできない。
獣医師だもん。勝手にはできない。でも、その前で、人間でもありたい。
だから、この状況を伝えて、特例として安楽死をさせてもらえないかを考えたいと思っています。
地震の影響でしょうか?
柵が壊れて、外に出ている豚がいました。10頭ほど。みんな丸々としていました。
そんな彼の一頭が、この場所に・・・・。
何を思ってここに来たのか知りませんけど、悲しくなりました。
その4へ・・・・。
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