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中国様が「日本は台湾問題に口を出すな。出したら日本の南西諸島を攻撃する」とおっしゃってきました。 地図を見ると南西諸島は台湾の眼と鼻の先。 ここに自衛隊+米軍が睨みを利かせてくるなら 中国にとってこれほど厄介なものはないでしょう。 逆に言うと、台湾有事の際真っ先に攻撃を受ける可能性があるのが この南西諸島とも考えられます。 北京オリンピックと上海万博が控えていることを考えると 少なくとも現段階ではブラフと捉えるべきなのでしょうが、 ハッタリと言えどもこのような発言をする隣国と日本はどう付き合うべきなのでしょうか? そして台湾有事が現実のものとなった時どうするのか? 「一国平和主義」の誹りを受けてもなお、 「九条」を守るのであれば、台湾は見捨てる他ありません。 ただし、この件で中国が味をしめれば、 その後、中国が「日本を攻める」と言うたびに譲歩しなければならなくなります。 よく日本は米国の言いなり、と批判する人達がいますが、 同様のことが中国にも言えることになってしまいます。 そして中国は米国ほど甘くはないでしょう。 靖国問題の内政干渉など、仮に国際的に問題であったとしても 切れるカードはとことん切ってくる国です。 米国よりも国際社会からの批判への耐性も高い国です(政治体制を見れば明らかですね)。 また、既に知れ渡っている弱点とはいえ、 仮に日本が中国の言いなりになれば、他の国もそこにつけこんでくるでしょう。 つまり日清戦争後の清のような状況です。 そうなれば、日本を守ってくれる国(米国になるのか、中国になるのか)への依存度はさらに上がるでしょう。 逆に実利を取るのであれば、何らかの行動を起こすほかありません。 いわば「舐められないため」に行動をするのです。 これは戦後60年間、日本が封印してきた選択肢であり、 これが実現した時に国際社会が受ける衝撃は非常に大きなものになるかと思います。 同時に国際社会での日本の立場も大きく変わるでしょう。 おそらくは、現在のような「金は出しても発言権がない」といった状況は是正されるかと思います。 しかし、同時に他国からは「図体の大きな猫」から「牙を持った虎」として見られることになり、 他国の日本への警戒心はこれまで以上に大きくなるでしょう。 例えば日本の影響力拡大を嫌う欧米中露、 軍事力も経済力も小さな国、特に日本から近いアジア諸国など。 その際、必要となるのはこれまで以上に明確な価値観に裏打ちされた外交姿勢です。 強力な牙を持った国が、 その時々の気分で外交姿勢を変えているようでは、 他国は怖くてつきあえないでしょう。 また、短期的にも、 台湾問題は日本の将来を大きく左右します。 というのも、日本に輸入される資源、特に石油の多くが台湾を通過するためです。 ここが中国に押さえられれば、中国の日本への影響力は拡大します。 「舐められない」云々以前に、台湾は対中国という観点では 日本の重要な生命線となっているのではないでしょうか。 仮に中国の日本への影響力が拡大した時に、 米国が同盟の相手としての日本をどう見るのか、 考えると恐ろしくなります。 中国は明らかに台湾を将来的に領土とすることを考えており、 それと関連して、日本を敵国として見ています。 確かに、経済的な分野での日中の相互依存度は大きくなっていますし、 良きパートナーとなれる分野もあるでしょう。 しかし、経済面だけでも競合する分野があるように、 協調できる面がある、というだけで、 政治的な姿勢まで友好的にする必要はありません。 中国の日本に対する姿勢は、経済的発展の為に利用しつつ、 あわよくば攻め込もうというものでしょう。 日本に必要なのはそういった「ダブルスタンダード」ではないでしょうか?
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