|
ベネッセハウスのオーバル棟は、ミュージアム棟から少し離れた山の上に1995年に竣工しました。 ここは宿泊者専用の建物となっている為、宿泊者しか立ち入ることが出来ません。 部屋数は6室しかなく、ベネッセハウスでは最も高価な部屋です。 そして、この建物に行くには、なんと、専用のモノレールに乗って行くんです! モノレール乗り場のドアは、ベネッセの鍵(部屋鍵)がないと開きません。 ボタンを押すと、自動運転でモノレールがやって来る仕組みになっていて、上のオーバルの乗り場の様子は、TVモニターで確認出来ます。 しばらくすると、ガタン、ガタンと遠くからモノレールらしき音が徐々に近付いて来て、無人の箱が木々の間からゆっくりと顔を出しました。 ちっ、ちいさい・・・・・(^^;) 中に乗り込み、発車ボタンを押すと、ゆっくりと動き出しました。 スピードを上げることなく、ゆっくりと、ゆっくりと、山を登って行きます。 振り返ると眼下には、瀬戸内海のパノラマが広がっていました。 そして、モノレールは5分程でオーバルに到着しました。 オーバル棟は中心が円形の水辺になっており、そこを囲むように部屋が配置されてるようです。 屋上は沢山の緑に包まれていて、建物が山に溶け込んでるようでした。 ここは夜景もすばらしいとのことで、夜もモノレールに乗って行ってみました。 また昼間とは違い、ライトアップされた建物が水辺に映りとてもきれいです。 そして、とても静か。 ただ昼間はモノレールの利用客も増えるので、6人乗りのピストン運転じゃ間に合わない。 先客が何人か居ると、しばらく乗れないはめになるのです。 そんなんで、帰りはやむを得ず山道を下ることに。 ほんとに自然いっぱいの山道で不安でしたが、モノレールより遥かに早かったです(笑)
|
香川県直島の旅
[ リスト | 詳細 ]
|
地中美術館とは、安藤忠雄設計による地下3階の鉄筋コンクリート造の美術館で、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの3人の作品が展示してあります。 3人の作品は、それぞれ作品と一体に構成された建築空間に配置されていて、建築自体が一つの作品といった造りになっています。 今回地中美術館へは、1日目の夜と2日目の午後の2回行って来ました。 夜の見学は「オープン・スカイ・ナイト・プログラム」といって、土日開催のみの予約定員制です。 閉館後の夜7時にチケットセンターに集まった20名程が列を作ってぞろぞろと、誰も居ない美術館の奥へと進んで行きます。 途中の作品は、見たくても見れません(笑) そして、ジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」の部屋へと入り、空を見上げます。 オープン・スカイとは、天井に四角く開けられた開口から刻々と変化する空の光の色を感じるもので、「金沢21世紀美術館」や大地の芸術祭で建てられた「光の館」にも同じような作品があります。 写真は金沢21世紀美術館のものです。(ここは撮影禁止なもんで) ナイトプログラムは、日が沈んで闇へと変化する日没時に開催される為、季節によって時間が違うみたいです。 最初に私語はしないようにとの注意があり、みんな物音すらたてずに静かにひたすら空を見上げていました。 こうして10分程見上げていると、空の色が徐々に変化し始めているのに気付きます。 さらに、壁に埋め込まれた照明が様々な色にゆっくりと変化していきます。 すると、どうでしょう。 目の錯覚なのか、空の色もそれに合わせて変化するように見えるのです! やがて、空の淡いブルーが紺色へと変わり、漆黒の闇へと変化していく。 しかし、その闇の黒も照明と対比しての黒であって、照明が消えるとまたブルーに戻って見える。 不思議なもんです。 こうしてみると、普段見ている空の色が本来の色ではなく、街の灯りによって変化したものだったと改めて気付かされる。 たった30分程の間に空の色は劇的に変化する。 この当たり前のことが毎日繰り返されているのだ。 遥か昔から、ずっと、ずっと。 このナイトプログラムを体験してから、空を見上げることがちょっと多くなった今日この頃です。。。 |
|
本村地区の家プロジェクトを見学した後、専用バスに乗って海岸線を走り「ベネッセハウス」へと向いました。 途中には一般車を止めるゲートが出来てたり、新しくホテルが2棟完成してたりと、4年前とは明らかに風景が違います。 今回宿泊するのは、4棟あるベネッセハウスのホテルのうち、一番最初に出来た「ミュージアム棟」です。 本館でもあるミュージアム棟は、1992年に竣工し、美術館、ホテル、レストランの複合施設となっています。 因みにホテルの部屋は10室しかありません。 ベネッセハウスの全ての建築の設計は、ご存じ安藤忠雄先生です。 翌日にたまたま講演会があるということで、安藤さんがベネッセハウスに泊っていたみたいですが、一度も会えませんでした(^^;) 翌日の講演会も飛行機に間に合わないので諦めました。。。 さて、ミュージアム棟に到着して美術館と共有の入口が見えると、品の良さそうなポーターのおじさんが笑顔で迎えに来てくれました。 美術館の来場者とは荷物の量で判別しているのか、見学のみの前回とは全く違う対応にびっくり!(当然なんでしょうけど) チェックインを済ませると、館内の説明を受けながら美術館を素通りし、部屋へと向います。 ほんとに美術館の中にあるんだ〜と思うと、嬉しくて顔が終始にやけてます(笑) そして、部屋に入ると当然部屋の鍵を渡されます。 今時のオシャレなホテルにはちょっと珍しい、古臭い鍵だな〜とお思いでしょうが、これが凄い鍵なんです! 実はこの鍵、部屋のドアだけじゃなく、ベネッセハウスの他の3棟の施設も自由に入れる鍵なのです! 言ってみれば「ドラクエの鍵」みたいなもの(笑) <以降ベネッセの鍵と名付けます> だから、出掛ける時もこの鍵を持ち歩いて出掛けます。 建物探訪が楽しみです^^ そして、部屋からの眺めは・・・・、
ベランダも広くって海風が心地いい。。。 あ〜、1泊なんて短過ぎ! 1週間くらいのんびりしたいわ〜。 ベットで横になり、疲れた体を休ませて目をつぶる。。。。。 静かだ。。。 ・・・・・ あ、そうだ! ウェルカムドリンクが用意されてるんだ! 景色の良いラウンジでシャンパンを頂き、乾杯をする。 瀬戸内海が夕暮れの太陽を反射し、キラキラと輝いていた・・・。 う〜、満足! |
|
「角屋」は、築200年の古民家の内部に、宮島達男氏の作品<Sea of Time'98>があります。 薄暗い和室の20帖はあろうかという床には、一面に水が張られており、水中にはランダムに動くデジタルの数字が心地良い光を放っています。 「石橋」は、石橋家の倉の内壁に、千住博氏の<ザ・フォールズ>という滝の絵の作品が一面に描かれています。 その滝の水は、倉の床の穴から外へ流れ出て、石橋の下を通り、やがて海へと流れるそうです。 もちろん妄想の水ですが・・・(^^;) 因みに母屋は2009年10月公開予定です。 「きんざ」は、築百数十年の小さな家屋そのものを内藤礼さんが作品化したものです。 ここは予約制になっており、1人ずつ中に入り15分間鑑賞します。 前回鑑賞したので今回はスルーしましたが、その時は、窓の無い空間に意味不明のオブジェと15分間向き合わせになり、どうしたら良いか分からずに、ただボ〜としてました(笑) 作品にはとても深い意味があるらしいのですが、ちょっと難し過ぎて僕には理解出来ませんでした(^^;) 隣には新しく「碁会所」が造られていて、須田悦弘氏の作品<椿>がありました。 本村地区を1周して家プロジェクトを全て鑑賞すると、さすがに疲れます。 民家を改装したカフェギャラリー「ひいな」でちょっと休憩しました。 ガラスで制作された雛人形を見ながら、ココナッツアイスを味わいました。 直島はとても猫の多い島で、路地を歩いているとよく見かけます。 そして人を気にせず、のんびりと過ごしています。 さて、こちらはそうのんびりとは出来ません! そろそろホテルへと向かいましょうか♪ |
|
本村地区を見下ろす小高い山の上に「護王神社」があります。 ここは、江戸時代から祀られている神社を、杉本博司氏の設計で改築し、2002年に完成した作品です。 本殿に上がるガラスの階段は、地下の石室まで続いてます。 神様が上り下りする為の専用の階段なのでしょうか!? 石室へは、斜面を下った場所にある入口から地下通路を通って入ることが出来ます。 人ひとりがやっと通れる位の狭い通路を、懐中電灯を持って真っ暗闇に進んで行きます。 すると、一番奥には本殿からのガラスの階段が! 暗い石室に光の階段となって降りていました。 とても幻想的!(撮影禁止でした) お相撲さんにも見せてあげた〜い!(笑) 追記:実は3年前の写真が2枚入ってます。分かるかな〜!
|




