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エジプトの旅4日目の朝 クルーズ船のカーテンを開けると窓の外は朝焼けの光に満ちていました。 ベットに横になりながらゆっくりと流れるナイル川の景色を寝ぼけまなこで眺めていました。 移りゆく景色の中で太陽だけはずっとセンター位置をキープしたままゆっくりと顔を出します。 至福の時とはまさにこの時だと思いましたね^^ でも数十分後にはこれが灼熱の太陽になっちゃうんですよ(笑) 船は朝食を済ます頃にはコム・オンボという町に接岸していました。 そして朝8時になると船を降りて観光開始です。 ここ「コム・オンボ神殿」へは船から徒歩0分! 船のすぐ横が神殿でした。 コム・オンボ神殿は新王朝時代にトトメス3世が建てた建造物の後地にプトレマイオス6世が建てた神殿です。 この神殿の特徴は、ハヤブサの神とワニの神の2つの神を祭っていて、左右対称にそれぞれ出入口を持つ二重構造の神殿になっているところです。 派手さは無いけどずっしりと骨太で重量感のある建造物ですね。 それにここのレリーフは非常に美しいものが残っている。 そしてこれがハヤブサの神とワニの神のレリーフです。 他にはこんな珍しいレリーフもありました。 これは妊婦さんの分娩の様子だそうです。 古代エジプトでは、椅子のようなものに座って分娩してたんですね。 神殿の庭には何やら井戸のような穴もありました。 これはナイロメーターと呼ばれるもので、地下でナイル川と繋がっていてナイル川の水位を計る為のものでした。 これら遺跡は殆んどが石材しか残ってないのが現状ですが、たった1ヶ所だけクサビに使われた木材が今でも残っているヶ所がありました。 こうして1時間半程の神殿観光を済ませると、船は再び出航しました。 ナイル川の畔では元気に子供たちが手を振っています。 ただ連れてる牛が痩せてること痩せてること(^^;) 風が気持ちいいのでクルーズ中はしばらくデッキで過ごす事にしました。 その間デッキの真ん中に鎮座する卓球台では、エジプト人ガイドさんとの卓球対決が繰り広げられましたが、日本勢の惨敗に終わりました。 子供の頃卓球部だったのでまさかエジプト人に負けるとは思いませんでしたが、エジプトが卓球王国であって誰もが上手いって事をその時初めて知りました(笑) 悔しかったけど、汗をかいた後のビールは最高に美味しかったな〜。 ナイル川と広大な砂漠を眺めながら♪ |
エジプトの旅
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イシス神殿のあるフィラエ島を後にして、再びバスで走ること10分程で次の目的地「切りかけのオベリスク」に到着しました。 何とも妙な名前の観光地ですが、その名の通り花崗岩の石切場には切りかけのオベリスクが今でも残され ていて、そこを見学出来るようになっています。 さて、この「オベリスク」とは何ぞやと申しますと、頭頂部が四角錐になっている巨大な石柱でありまして、これは太陽神ラーの力を表現したもので当時ファラオだけに造るのを許された建造物なんです。 このオベリスクは現在、30本が現存してますが、その殆んどが古代ローマ時代から戦利品として国外へ略奪されており、エジプト国内には7本しか残されておりません。 その内のなんと13本がローマにあるんですよ〜! 後に紹介する神殿で残された幾つかのオベリスクが登場しますのでお楽しみに♪ 岩山を登った先にそのオベリスクはありました。 この切りかけのオベリスクは、制作途中にひびが入ってしまったのでそのまま放置されたそうです。 その長さは約41.75mあって、完成していたら世界最大のオベリスクになっていました。 岩山は午後3時をまわったというのに岩の照り返しもあって物凄い暑さです。 早朝からの観光の疲れもあって、ぐったり。。。 ひびがあったのを確認したくらいでもう記憶にございません(笑) 切りかけのオベリスクを見学後、これから3日間乗船するナイル川クルーズ船アマルコ号のチェックインを済ませます。 クルーズ船は言わば移動するホテルみたいなものなので、フロントでチェックインを済ませて部屋に荷物を運びます。 部屋は思っていたよりずっと広くてゴージャス。 停泊してると静かでとても船の中とは思えません。 部屋で一休みしたら、船の中を散策に出掛けました。 やっぱり屋上デッキは最高に気持ちいいです♪ クルーズ船の滞在中はよくここで景色を眺めていましたね。 夕方になると今度はファルーカと呼ばれる帆掛け舟に乗り換えてのナイル川クルーズです。 夕暮れのナイル川をゆっくりと静かに舟は進んでいきます。 気温も涼しくなり、心地いい風が頬を撫でます。 気持ちいいな〜。。。 そんな心地いいクルーズを満喫するのも束の間。 突然、太鼓の音ともに船員が踊り始めたのです。 我々ツアー客も強要され無理矢理踊らされてしまいました(^^;) そして踊りが終わると、今度はテーブルの上に土産物を並べて売り始めたのです。 いやー楽しいのは楽しいんだけど、のんびりさせておくれよ〜!(笑)
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アブ・シンベル神殿を観光したあと、再び飛行機でアスワンへと向かいます。 ほんとにアブ・シンベルには神殿しか見どころがありませんでした(^^;) それにしてもアスワンハイダムによって生まれた人造湖「ナーセル湖」は大きい。 飛行機で40分飛んでもまだ湖があるのだから。 アスワンはナイル川を利用した貿易の中継地として古くから栄えてきた町です。 もちろん一番の見どころは、教科書にも載っていた「アスワンハイダム」。 ・・・だと思っていました。 行くまでは・・・。 長さ3600m、高さ111mと数字だけ見ると恐ろしくでかいはず。 でも行ってみると想像してたダムとは全然違うんですもん! なんか大きな堤防みたい(笑) しかもダムの上が道路になっていて、そこからの眺めなので全体が見えない。 大きいとは思いますが黒部ダムのような迫力は微塵もありません(^^;) つづいて湖の船着場から船に乗ってフィラエ島へ。 フィラエ島はナイル川で最も小さな島のひとつで、イシス神殿をはじめ貴重な遺跡が残っています。 しかし、アスワンハイダムの完成によって完全に水没してしまったために、ユネスコによってアギルキア島に移築されました。 なので今ではアギルキア島をフィラエ島と呼んでいます。 そんなわけで船はフェラエ島と呼ばれているけど、実はアギルキア島へと上陸しました。 なんともややこしい(笑) 神殿を目前に、お昼となってしまったので木陰でまずはお弁当となりました。 椅子には先客のネコが・・・。 ん〜日本のネコとの違いが分からない(笑) そして、いや〜な予感を感じつつ、弁当BOXを開けてみると・・・ パンにレタスと肉がサンドしてあって、朝より、い・け・て・る(笑) イシス神殿は文字どおりイシス女神に捧げられた神殿で、塔門にはイシス、ホルス、ハトホルに生贄を捧げるファラオが描かれています。 中に入ると壁一面にレリーフと古代エジプト象形文字(ヒエログリフ)が描かれていて、そこをいい感じにライトアップしています。 お〜、なんかエジプトっぽい! こりゃまた、アブ・シンベル神殿とは違った形の神殿なので楽しめます。 それにしてもこのヒエログリフは、なんとも魅力的な文字ですなー。 見ているだけでも面白い。 古代エジプトでは、この象形文字を覚えるのに12年もかかったとか。 それもそのはず、文字の種類は意外と多く6千種類もあるそうな。 この複雑な文字を浮き彫りにするなんて、大変な苦労だったでしょうね。 やっぱり絵がへたくそだと文字も書けなかったのかな〜(笑)
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エジプト旅行3日目の朝。 いや、まだ深夜と言ってもいい1時45分。 ホテルの部屋のモーニングコールが鳴る! 早過ぎるにもほどがあるって!(笑) こんなにも早起きしたのは、カイロ発5時の飛行機に乗るためだったんです。 明るくなり始めた空港で、朝食にと渡されたBOX弁当を抱えながら恐怖のエジプト航空機に乗りました。 離陸後BOX弁当を開けると、ポサポサのパンとゆで卵、まるごと洋梨、・・・ 早朝からこんなの食えね〜! 飛行機はアスワンを経由して約2時間30分でアブ・シンベル空港に到着しました。 アブ・シンベルはエジプトで最も南にある街でスーダンとの国境付近にあります。 南にある砂漠の街=ものすごーく暑いんです! 半端なく暑くて熱くて陽射しが痛いんですよ。 こんな場所に1日居たら干乾びたカエルのようになっちゃいますって。 こんな猛暑の南の地にも神殿を造っちゃったんですね〜ラムセスさんは。 このアブ・シンベル神殿は、アスワンハイダムの建設で水没してしまうためにユネスコが神殿ごと移築したことでも有名です。 元の場所から北へ64m、西へ110mの地点に5年の歳月をかけて移築したそうです。 TVでもよく目にする遺跡で、今回の旅行で一番楽しみにしていた遺跡です。 まずは小神殿から見学。 こちらはラムセス2世が第1王妃ネフェルタリのために築いた神殿です。 王妃のためとは言え、王妃の像が2体に対してラムセス2世は4体もあります。 どんだけ目立ちたがり屋なんでしょうか(笑) 因みに小神殿でも像の高さは10mもあります。 そして待ってましたの大御所、大神殿!
ラムセス2世の4体の像は、座っていても高さ21mあります。 ガンダムが18mでマジンガーZが20mだから、それよりも高い! こんな大きな神殿が19世紀まで砂に埋もれて忘れ去られていたとは驚きです。 あとから知ったのですが神殿後方の山は、実はコンクリート製のドームだそうです。 まんまと騙されました(笑) 神殿内部はオシリス神の姿をした9mのラムセス2世像が4体ずつ計8体が向かい合って並んでいます。 撮影禁止なので残念ながら写真はありません(^^;) 怖い顔したおじさんが目を光らせてました。 ただこのおじさん、出口で扉の大きなカギを差し出して何やらしゃべりかけて来るんです。 言葉は分かりませんが「これ持って記念撮影しなさいよ。」って事だと思います。 どうせお金でも取るんだろうと思いましたが、とっとと逃げりゃいいやって撮影したのがこの写真です! これが唯一内部が見える写真です(^^;) もちろんカギを置いてさっさと逃げました(笑) 大神殿のラムセスさんたちは、今じゃ溺れかけた湖を静かに見つめてましたよ。 |
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エジプト2日目の午後1時。 いよいよギザの三大ピラミッドを見学する時がやって来ました! ピラミッドは街からすぐの小高い丘に建っていました。 一番大きなクフ王のピラミッドは、1辺が230m、当時の高さが146m(今は9m崩壊)、傾斜角度は51.5°もあります。 近付くと1つ1つの石の巨大さが分かるのですが、1段目が特に大きくて高さが1.5m程ありました。 ピラミッドの内部は1日300人限定で入ることが出来ます。 引っ切り無しに列を成して入る観光客を見てると、ほんとに300人だけなの?ってちょっと疑問に思いますが、そこはエジプトなんで・・・(^^;) 内部は写真撮影禁止なのでカメラを添乗員さんに預け、石段の6段目程に開けられた盗掘の穴から入ります。 入口から盗掘が掘った通路を少し歩いて行くと本来の狭い通路に出ます。 ここからが結構つらい! 天井が低いので中腰のまましばらく傾斜路を上るんです。 幅も狭くって、前から欧米のでかい人なんて来ると、すれ違うのがやっとの状態。 なんとか斜路を上がりきると、今度は突然広い空間の大回廊に出ます。 大回廊は高さが8.7m、長さは46mもあります。 そして大回廊の先に「王の玄室」と呼ばれる10m×5m×高さ5mの花崗岩で出来た空間があります。 ここは照明が少ないので暗くて良く見えません。 おまけに湿気が多くて、もの凄く暑い! 不快指数100%って感じ(笑) しかもあろう事か、次々と欧米人の若者が石棺に入って記念撮影してやがる! 不快指数120%になったので、さっさと出て来ました(^^;) 次に向かうは、スフィンクス。 実際は結構離れていて、バスで移動します。 今までどれだけのスフィンクスのまがい物を見てきたでしょうか。 これぞ本物、全長57m、高さが20mあります。 やはり風化での痛みが気になりますね。 鼻はもげて、あごひげはイギリスの大英博物館にあるそうな。 なんで、あごひげだけ持ってっちゃったのよ〜!(笑)
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