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練り製品 すり身の価格上昇 欧米でタラの消費増加

 かまぼこ、さつま揚げなど練り製品の材料の「すり身」の価格が上昇している。すり身の原料はスケソウダラだが、欧米では健康ブームで肉より魚を食べる傾向が広がり、カニ風味かまぼこやフィッシュ&チップス(タラのフライ料理)の調理材料として大量に消費されるようになってきたためだ。紀文食品など加工メーカーは昨秋、練り製品の価格を上げた。値上げ率は紀文食品で平均10%だった。だが、国内消費が減る中で、何度も価格は上げられず、苦しい状況が続いている。
 すり身の国内卸売価格(上級品)は、04年1月は1キロあたり310円だったが、今年1月には430円に上がっている。漁船の燃料の原油高の影響もあるが、欧米でスケソウダラの消費が急増しているのが主因だ。
 天然ものしかないスケソウダラは、乱獲を防ぐため漁獲量が定められており、限られたパイを各国で奪い合っている。日本水産によると、スケソウダラの漁獲量が最大の米国は、日本向けの輸出が94年は81%だったが、04年には32%まで落ち込み、韓国やドイツ、カナダなどへの輸出が増えた。
 水産メーカーは、日本人の魚離れで苦戦が続くが「だまっていても日本に一番いい魚が来る時代は終わった。安さを追求すると、いい魚は入ってこなくなるかもしれない」(マルハグループ本社)と心配する。
 日本では食卓の魚離れが続く。総務省の家計調査では、04年の全国1世帯当たりの魚介類支出額は9万4809円だったが、05年は2・5%減少して、9万2450円と8年連続で前年割れが続いている。
 マルハは「日本では魚は安いと考えられているが、欧米では高くても買う。将来的に一級品の多くが欧米に行く状況がくるだろう」と語る。紀文も「海外の魚消費の拡大は今後も続くと思う。コストを抑えていくのは簡単ではない」と苦しい胸の内を漏らしている。【小原綾子】
(毎日新聞) - 2月21日

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